ここから本文です
サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

「ロニー・・・後ろ!!。」「何だって!!。」
振り向いた瞬間、後ろにあった建物が爆発した。「危なかった・・・。」
「動くな。」
一人の民間人らしき男がライフル銃を突きつけている。
「軍の奴ら・・・じゃなさそうだが。」「見りゃ分かるだろ!!。」
ユーリウスは男に気付かれないように辺りを見回した。どうやら暴動に
乗じて略奪を行っているようだ。
「道理でこんな住宅街にいる訳だ。」
この状況でいつまでもこんな所にはいられない。ヘタをすれば自分達も
巻き込まれてしまう。かといって何処へ逃げればいいんだ?。
「引き上げるぞ!!。」
そんな声が何処からか聞こえた。その言葉に目の前の男が反応した。
男が振り向いたその瞬間、ユーリウスは男の横腹に蹴りを入れ、
ライフル銃を奪った。
「これで攻撃は出来まい。」ユーリウスは右手に銃、左腕はエルを
負ぶったまま走り出した。「エル、人のいない道を見つけてくれ。」
「分かった。」
こうなったら徒歩でも城に行かなければならない。さっきの大通りに
出ればあとは何とか安全かもしれない。
「あ・・・人・・・。」「じゃ、こっちか。」
流石のユーリウスもエルを負ぶったままでの移動は体力をかなり消耗する。
「悪りぃ・・・休んでいいか?。」「うん。」
人がいなさそうな場所で少し休憩をする。はぁはぁと呼吸も荒い。地面に
降りたエルは、いきなり走り出した。
「・・・え、エル・・・何処へ行く?。」「待ってて!!。」
「おい・・・大丈夫か?。」
ユーリウスは後を追いかけようとした。が、エルはすぐに戻って来た。
持っていたハンカチを水で濡らして、それをユーリウスの頭に載せた。
「・・・ロニー・・・疲れが取れる?。」
「ああ、ありがとう。だが危険な事すんなよ。」
「だって、ここ知ってる場所だもん。」「そうなのか?。でもな・・・。」
見上げると「ハナチワ託児所」の看板がある。
「そうか・・・じゃあ、大きい道路に出る道、分かるか?。」

    あとがき: 宮城県気仙沼市にある離島大島に本土を島を繋ぐ「大橋」が
         開通した。全長356メートルで東北では初めての離島に架かる橋に
         なるという。
          本土と島との間にある交通機関はこれまで船しかなく、橋の
         開通はは50年に亘る島民の悲願だったという。8年前の東日本
         大震災の際、島は津波の影響で真っ二つに分かれ、孤島と化した。
         その為、県は橋の建設を「復興のシンボル」として位置づけ、建設、
         開通を実現させた。
          気仙沼大島は過去何回か訪れてはいるが、いずれも船でしか行った
         事がなく、「橋」で繋がっている本土と島との感覚を体感してみたいと
         思っている。そして自分達のような観光客が一人でも多くこの島を訪れ
         観光に一役買って欲しいと願う。

全1ページ

[1]

Duke Friedrich Ronniele
Duke Friedrich Ronniele
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(9)
  • マニマニ
  • corona
  • Kawakatu
  • Lilith(りりす)
  • アンゴラうさぎのアン
友だち一覧

過去の記事一覧

1
2
3
4
5
6
7 8
9
10
11
12
13
14 15
16
17
18
19
20
21 22
23
24
25
26
27
28 29
30

Yahoo!からのお知らせ

最新のコメント最新のコメント

すべて表示

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事