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「遠慮するな。全ての世界の救世主として旅立つ君への餞だと思って
くれればいい。」 「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて。」「よし、決まりだな。」 王は壁のスイッチを入れた。床が割れ、椅子とテーブルがせり上がって きた。更に部屋の一角にはスクリーンが降りてくる。恐らくこの場は
パーティ会場兼会議室なのだろう。かなり合理的な造りになっていると
感心する。
王は秘書官が持ってきたノートパソコンを立ち上げ、インターネット ニュースの動画サイトを開いた。画像がスクリーンに映し出される。 「例のテロ活動をしていた犯罪者のニュースだ。二個目の爆弾を仕掛けたと 犯行声明がネットに掲載されて大騒ぎだ。聞くところによるとロナウハイド君の自宅の近くの施設のようだな。・・・場所は、確か病院だったはず。」 王が説明するとおり、ニュースのアナウンサーはそれを克明に報道して いる。
「・・・警察は付近の住民を非難させ、爆発物の捜索に余念が無い 模様です。・・・ 現場からお伝えしました。 続いて、次のニュースですが・・・宗教団体ナバホ=ダコタは、 過激な布教活動を行っていると住民からの苦情が相次いでおり・・・。」
王は動画を停止し、閉じようとした。「あ、今の・・・!!。」 ユーリウスは叫んだ。 「今のニュース・・・。もう一度・・・。」 王は動画を再生した。「・・・間違いない・・・。こいつ。」 あとがき: 27日に大阪ヤンマースタジアム長居で行われた「第38回大阪 国際女子マラソン」。優勝はエチオピアのファツマ・サド (2時間25分39秒)で、日本人としては天満屋の小原怜(2時間 25分46秒)が2位でゴールした。 この大会は9月に開催されるMGC(グランドチャンピオンシップ) への出場権が懸かる大会でもあった。その出場資格はゴール タイムが2時間28分0秒以内4 - 6位で完走した場合には2時間27分 0秒以内といわれていたが、結果的には2時間27分39秒で4位だった 中野円花(ノーリツ)ただ一人だった。 日本陸連の瀬古利彦氏は「このコンディションなら3人ぐらいと 思っていた。」、と肩を落としていたという。 しかし、レースが過酷だったのは言うまでもないだろう。この 大会で優勝経験のあった福士佳代子(ワコール)が12キロ過ぎで 転倒、35キロ過ぎで棄権せざるを得なかった。 毎年波乱を見せる大会だけに、様々な思いで見ていた方々も多い だろう。今後の大会にも期待を寄せると共に、沢山のエールを 送りたいと思う。 |
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2019年01月30日
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