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光が消えると、どこかの庭園のような場所に来ていた。
「これが、アトラテック城内なのか。」 「案内する。王が直接逢いたいそうだ。」「王が・・・?。」 ユーリウスはティマイオスの後に着いて歩いた。長い廊下と幾つもの階段を 上ったり降りたりを繰り返した。ときおり、赤く光る光線が身体を包む。 赤外線のセキュリティなのだろう。 豪華な扉の前に来た。ティマイオスは目を閉じ、また開いた。すると扉が 自動で開いた。 「ここが・・・『謁見の間』というやつか・・・。」 しかし内装はいたってシンプルで、倹約家であるという王のイメージが協調 されている造りになっていた。 「おお、よく来られた。」 最初に声を掛けたのは王の方だった。ふと見ると、一段下がったところに 居る人物に目が留まった。「親父が、何でここに・・・!!。」 危うく口を突いて言葉が飛び出しそうになった。 「早速だが、時間が無い。話を進めていいかね。」 王はリモコンのスイッチを押すと、電動で床からソファが上がってきた。 「掛けたまえ。」その言葉に従い、ユーリウスは遠慮なく座った。 「君がチリカワ、いや、ゲルマン・ヴォルフガングの子、ユーリウス 君か。」
「はい。」 あとがき: 2019年もスタートを切った。特に今年は「平成」最後の年という事で 過去30年を振り返る事が多い。1998年の1月7日に、当時官房長官だった 故小渕恵三氏が掲げる「平成」の二文字から247番目の元号が始まった。 あれから30年。みなあまはこの「平成」にどんな思い出を蘇らせる のだろうか。自身もそれを思いつつ、残り5カ月間を過ごしたいと思う。 |
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