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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「ロナウハイド様。王が御足路を願っております。至急執務室までお願い
いたします。」
「分かった。」
ユーリウスは執務室へ向かった。
「ロナウハイドです。」「入りたまえ。」
王の声を認識したドアが自動で開く。「何か。」
「出張命令だ。自衛軍第八駐屯地へ行ってくれ。今すぐ来て欲しい
そうだ。」「分かりました。」
「オートメーションカーを使いたまえ。ステーション・コードはBA‐HNH‐OF=0‐08だ。」
「分かりました。行ってきます。」
「これで何か進展があるといいが。」「ええ。」
ユーリウスは城を出ると、近づいてきたオートメーションカーに乗り、
パネルを操作した。

 オートメーションカーは幾つもの分岐を経てステーションBA‐HNH‐
OF0‐08に到着した。バイクなら一時間以上掛かる道のりをものの僅かな
時間に短縮する。
 新しく上書きした個人カードで中に入る。途中何箇所かある個人
認識装置に「RONAUHEIDO」とパスワードを打ち込む。指定された通路はごく限られた者だけが通れる通路の為、誰かと顔を合わせる事はない。
故に誰に会うこともなく一気に執務室へ辿り着いた。
「お呼びでしょうか。」
部屋に入ると、アルゴンキン長官とI-KUB-AYA202上佐が待っていた。
「元気そうで何よりだな。VAU-H・・・じゃなかった、ロナウ、ハイド
だったか。」
先に声を掛けたのはI-KUB-AYA202上佐だった。

     あとがき: 鹿児島県の奄美大島で、2人の中学生が迷い込んだマグロを素手で
        捕獲し、話題となった。この中学生の武勇伝を称える一方、漁業権や
        密漁に当たらないのか、といった論議を醸し出している。
         ニュースの記事によると、法的には当たらないとの事だが、魚の種類や
        地域によっては制限されている場合があるので注意が必要だそうだ。
        今回捕獲されたマグロについては規制の対象外なので問題はないとの事。
         マグロは今や高級食材として珍重される魚。ブランド化される種類も
        あるなど、高値が付く食材の一つとなっている。
         それだけに、このマグロの捕獲のニュースの話題性は大きい。マグロを
        専門に扱う漁師でさえなかなか難しいと聞く。そんな中でのこの武勇伝は
        この2人の中学生にとっていい経験だったのではないか。個人的にも、法に
        触れないと聞いてほっとしている。

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Duke Friedrich Ronniele
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