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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「今日午前九時頃に送られてきた、ユーリウス・ヴォルフガング容疑者
からの犯行声明分によると、今度は警察庁の建物がある付近に爆弾を
仕掛けたといった内容である事が分かり、付近の住民の避難が急がれて
います。また、この件につきましては先日押収された容疑者のものと
思われるパソコンからも犯人の割り出しに余念が無い模様です。これ
以上の被害を出さない為、一刻も早い犯人逮捕を祈るばかりです。」
「警察庁か・・・待てよ・・・なんで警察庁なんだ?。」
一緒にテレビを観ていた王が話し掛けてくる。
「・・・警察庁か・・・何か関係あるのかね。」「いいえ、全く。」
「だとするとこれは一体どういう事だ?。」
ユーリウスにも全く心当たりが無い。だが、何か引っかかる。
「どうかしたかな。」
「今までの真犯人の行動パターンと自分の足跡を照らし合わせて
みてるんです。まず最初に、食事をしたホテルのレストラン、
次が自宅、そして軍の駐屯地。だが何故今度は全く縁も無い場所
なのか?。」
「犯人が別人、という事は考えられないか?。」
「つまり便乗犯という事ですか?。」「多分な。」
ユーリウスは考えた。けど、ヒントになるものは思いつかない。
「何か引っかかるが・・・。」そう言って背伸びをした。
「引っかかるって、何がだ?。」
「分かりません・・・、ただなんとなく附に落ちなくて・・・。」
「うーん。・・・ところで、その真犯人、なんて名前だったかな。」
「ワナギースカ、だったかと。」
「その人物は君の事をどれくらい知っているのかね。」
「・・・いや、多分それ程の事は知らないかと。軍にいた時は、顔は
知っていたが、話もした事もなかったですから。だから私の事を
知っているっていっても、例の私の友人からの情報しかないはず。
と言っても軍内では自分の事なんてそんなに
話さないですから。」「そうか・・・。」
二人は再び黙ってしまった。

       あとがき: 宮城県気仙沼市にある県立気仙沼向洋高校の旧校舎が
         震災遺構並びに「伝承館」として開館したという。
          同校は震災時に4階建ての4階建て部分まで津波が
         押し寄せ、大きな被害を受けた。写真で見る限りでは
         津波の際に割れた窓や机、椅子などが散乱しており、
         津波の破壊力の大きさ、悲惨さを物語っているように
         見えた。
          実際に旧南校舎の1階と、3、4階の一部分など内部に
         入って見学できるという。また敷地内にある「伝承館」
         では、津波が到達した際の映像や、震災直後の写真なども
         展示してあるという。
          震災の歴史を後世に残す「震災遺構」の一つに加わった
         この場所へ、近いうちに足を運びたい。因みに震災遺構
         及び伝承館は10日より開館されるという。一人でも多くの
         人に足を運んでいただき、決して風化される事の無いように
         願いたい。

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Duke Friedrich Ronniele
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