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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「私に力がないと・・・。だが、そんな事よりもっと重要な事があるので
はないか?。三年後に起こる日食。あれによって私は邪神ヴァルタ
ヴルカンが復活するのではないかと思っている。力を失ったとか、滅びを
迎えるとか言われている大陸神に邪神ヴァルタヴルカンを封じ込める力は
あるのかどうか?。」
「ならばそなたにその策はあるのか?。」
「まず、私に質問に答えてもらおう。私の『道』はともかく邪神が復活
するのは避けられないのではないか。ロナウハイド、とかいったか。
貴様が神の代弁者なら答えてみろ。邪神は復活するのか。復活したら
それを押さえ込む事はできるのか。」
「イタいトコ付いてきやがったな・・・。」
ユーリウスは教祖に気付かれないように呟いた。
「どうした?。答えられぬのか?。」
「そいつは邪神ヴァルタヴルカンに聞いてみないと解からねえな。」
「何だと!!。」
「復活する要素はあるかもしれないが、復活するとは限らない。今までも『日食』はあった。けど、その度に邪神は現れていたか、というとそんな
記録は無い。」
「今まで復活しなかったから今回も復活しないだろう、という事には
ならんかもしれん。
復活したらどうするつもりだ?。」
「だったら、教祖さんよ。あんたはどうするつもりだ?。」
「だから私の『道』がある・・・。」
「根拠も無いのにかよ。そんなインチキで人を惑わしてよく言うよな。」
 そこへ、国家警察部隊が現れた。
「宗教団体ナバホ=ダコタ、教祖カレタカ。今回の連続爆破事件の重要
参考人として一緒に来てもらおう。」
捜査令状を見せた警察部隊によって教祖は取り押さえられた。

       あとがき: 岩手県沿岸を走る三陸鉄道リアス線が、久慈駅から大船渡市の
         盛(さかり)駅まで開通した。総延長163キロに及ぶこの区間内の
         宮古―釜石間は8年前の東日本大震災で被災し、運休となっていた。
          23日は開通の記念を祝う人々で沿線は賑わい、復興の大きな
         一歩となるであろうと語る人もいて、皆喜びに満ち溢れていた
         ようだ。8年ぶりに鉄道を走る列車の姿を誰もが待ちわびていたに
         違いない。
          しかし、8年はあまりにも長かったのではないかと思う。沿線の
         人々は、列車の走らない線路を気軽に横断し、震災と列車が通る
         姿を見た事がない子供達は、線路や構内が危険である事を知らない。
         故に、踏切などが危険である事を改めて教えなければならないと
         語っていた。
          8年の歳月で震災を知らない人々が増えてくる。この8年間の空白は
         長すぎたようにも感じる。8年掛かってやっとここまで来た、逆に言えば
         8年も掛かってしまった事に関し、複雑な思いは隠せない。

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Duke Friedrich Ronniele
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