|
ワナギースカはユーリウスから目を離さず銃を取ろうとした。しかし、
銃に一瞬目がいった時彼の、銃を取ったはずの手がナイフで大きく
傷つけられている。痛みの余り、銃は音を立てて落ちた。
「な・・・何を。」 「言うのを忘れていたが、ナイフ投げも得意でね。あと投げ縄と、ランス(槍)とアーチェリーと・・・後バズーカランチャーも照準を外した 事はないし、他に何があったかな。」
「そ、そんなにか・・・。」 「R-01クラスに最年少最短で入るにはそれくらいは必用だろう。当たり 前だ。」
「くそっ・・・。」 「やっと俺が言った言葉の意味が分かったか。お前とは格が違うんだよ。」 ワナギースカは言い返すことは出来なかった。「ちっ・・・畜生・・・。」 「R-01-VAU-HE-1D-0ユーリス・ヴォルフガング。その名を持つ人間は ここまでの力量を持つ事のできる人間だけが名乗れる名。お前みたいな
三流がやすやすと名乗れる名前じゃない。」
暫く睨み合いが続いた。 「・・・これで勝ったと思うなよ・・・。本当の勝者は切り札は最後 まで取って置くもんだ。」
「何だと・・・。」 「この場所は既にネット上で予告していた場所の近くだ。国家警察も 爆弾の爆発を操作する場所を特定しようと近辺をくまなく捜索している
はず。ここを見つけ警官隊が突入し手来るのはもう時間の問題だ。俺は
ここから出る最短ルートを知っているからこの建物から出るのにそう
時間は掛からない。だが、お前はどうかな。この建物は何に使われたかは
知らんが、かなり複雑な造りになっている。俺は予めお前が来る事を
予測して非常階段の全てを外しておいた。つまり逃げ場は無い。警官が 突入してきた時点でお前が逃げ切れているとは到底思えない。そうなれば
この状況からいってこの爆破事件の犯人がやっぱりお前だったって事には
なるだろう。」
「それはどうかな・・・?。」「何っ!!。」 「試してみるか?。」 あとがき: 昨年11月、有価証券取引法違反などの疑いで逮捕された日産 自動車の前会長だったカルロス・ゴーン被告(64)が保釈された。 保釈の条件として、保釈保証金の納付、住居は日本国内で 監視カメラなど設置した上での生活、インターネットなど外部、 特に事件関係者との接触を極力避ける、海外渡航は禁止など、 かなり厳しい条件付きだったという。 保釈保障金10億円を納付し、108日振りに公の前に見せた姿は 驚愕なものだった。一見工事関係者と見間違うような「変装」で 出てきたゴーン被告。車もトヨタやスズキなどを使い偽装工作を したであろうその姿にスクープを狙っていた記者らを煙に巻く つもりだったのだろうか。しかし、彼特有の眼光の鋭さまでは 隠しきれなかったようだ。 個人として思う事は、この「変装」はともかく、車に関して だけ言うと、「意図的に日産の車にしなかった。使用する車が 日産の車だった場合、事件関係者である可能性が高いから」と 思ったりもした。 カリスマ経営者として、日本や本国フランスだけでなく、 世界中にもその実力が知られるカルロス・ゴーン被告。今後 記者会見や裁判などでどのような発言をするのか、目が離せない。 |
過去の投稿日別表示
-
詳細
全1ページ
[1]
コメント(0)
全1ページ
[1]



