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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「夜になったら長老がお前を皆に紹介したいそうだ。夕方には家に
戻っているようにな。」「家って・・・?。」
「あ、すまんすまん。まだ家を紹介していなかった。そうか、
オルケルタは分かるはずだから案内してもらってくれ。・・・いいかな、
オルケルタ。」
「はい。」
再び集落を見て回った。やがて一軒の布でできた大きなテントのような
建物の前に来た。
「・・・これが俺の家・・・?。」
「というか、ゲルマン様が住んでいらした幕舎です。」
入り口の扉の代わりについている部分の布を捲るとそこはもうきちんと
した生活の場になっていた。
「思ったより広いな。」ユーリウスが中に入るとオルケルタは
一歩下がった。
「・・・じゃ、私は、これで・・・。」
「あ・・・。色々ありがとう、な。また、案内してくれよ。」
「私でよければ。」「うん。」
オルケルタは手を振って去っていった。「・・・いい娘だな・・・。」
思わず口に出して言った。「何が?。」「げっ・・・。」
振り向くとチヘンネがそこにいた。
「かっ、かっ、母さん、い、居たのかよ。」
「ふーん。ああいう娘が好みなの?。」
「い、いや、その、き、きたっ・・・ばっかりで、その、色々案内して
もらっただけだ。べ、別になにも・・・。」「そうなの!?。」
「母さんこそ、何してるんだよ。」
「他にやる事無いのよ。お父さんについてきたのはいいけど、ここの
人達とは言葉が通じなくて。」
「えっ・・・俺は普通に話してたけど・・・。」
「そうなの!!。何で?。やっぱり『血』のせい?。」「かもなあ。」


  あとがき: 本日より新たな時代「令和」がスタートする。個人的に「昭和」「平成」
       に続き三代目の元号を実感する事になる。
        「平成」への改元の際、は天皇の崩御での改元だった為、喪に服す中での
       執り行われた元号発表だった。それ故に「大喪の礼」など、慌ただしさや
       悲しみの真っただ中で行われ、あっという間に改元と祭事が行われた
       印象が強かった。
        今回の「令和」への改元は天皇(上皇)の生前に執り行われている
       せいか、あの時のような慌ただしさはない。
        「令和元年」のスタートは徳仁親王が天皇に即位されることから始まる。
       新元号が発表された際、安倍首相が「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が
       生まれ育つ」という意味と説明したような時代を過ごせるようにと
       希望する。

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Duke Friedrich Ronniele
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