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アヒルの小屋が壊れかかっている。ユーリウスを始め、集落の者達が
集まって小屋の修理に掛かる。空いているスペースに急ごしらえの柵を建て、 その中に一時的にアヒルを一羽ずつ移す。「逃げられんようにな。」 何とか全羽を柵の方に移した。「お前ら、ちゃんと見張ってろよ。」 「分かってるって。」 集落に居る子供達三人、トーマス、ヨシュア、バーチェに声を掛ける。 ユーリウスは丁寧に小屋の枠を外し、新しい物に取り替えようと奮闘して いる。枠の部分が曲がって居ないかを何度も確認し、削るという作業を 繰り返す。「こんなもんか。」 組み立ててみるとぴったりと嵌った。「凄いな。上出来じゃないか。」 「まあな。」 「ガキの頃からこういう事は得意だったからな。朝メシ前だ。」 「へえっ、頼もしいな。」 小屋を地面に固定し、柵の中に居たアヒルを小屋に戻す。 「おーい誰か、こっちも誰か見張っててくれ。」 女の子一人、カスターニェンが返事をして来てくれた。「後は頼むぞ。」 「出来るかなあ・・・。」「やって頂戴。」「う・・・うん。」 そう言ってユーリウスは柵のアヒルを両脇に一羽ずつ抱え、小屋へ 連れて来た。 「ほい。」 小屋に連れてこられたアヒルはばさばさと羽音を立て、餌をつつき始めた。 「よしっ・・・次っと。」 それを繰り返し、柵の中のアヒルはかなり少なくなった。 「あと三、四羽、位か?。」 カスターニェンが扉を閉めたのを確認し、柵へ戻って次のアヒルを 持ってこようとした時「大変だ!!。兄ちゃん、あ、アヒルが・・・!!。」 「何だ!?。」 アヒルの何羽かが柵を飛び越え逃げ出していた。 「おいっ!!。見てないで捕まえろ!!。」 「ったく・・・、柵がしょぼかったんじゃないの?。」 「うっせーな。俺の仕事に文句つけるな!!。」 「・・・何かあったの?。」そこへ、豆の殻を畑に持っていこうとしていた オルケルタが通りかかった。 「姉ちゃん、アヒルが逃げ出したんだ。捕まえて。」 「うん。」オルケルタは豆殻を入れたざるを井戸の脇に置き、捕まえるのを 手伝おうとした。「きゃっ・・・。」 あとがき: ハリウッド俳優で元カルフォルニア州知事のアーノルド・ シュワルツェネッガー氏(71)が南アフリカのスポーツイベントに 参加中、背中を蹴られるなどの暴行を受けた。男はその場で取り 押さえられ、シュワルツェネッガー氏に怪我はなかった。 シュワルツェネッガー氏は暴行を受けた直後、蹴られた事には 気づかず「誰かに押された」と思っていたようだが、その後動画を見て 蹴られた事が分かったという。 映画などでシュワルツェネッガー氏を知っている方は「まさに ターミネーター。蹴られても動じないパワフルな肉体の持ち主!!。」 等のコメントを寄せている。 自分のこの記事を知った時、ターミネーターに喧嘩を売るとは 命知らずだと思ったし、70歳を過ぎても尚その強靭な肉体は衰えて ない事を実感した。 とは言え、やはり70代を越えており、肉体的にも変化は訪れて くるだろう。あまり無理をせず、いつまでもスクリーンの中での 活躍を見せて欲しいものだ。 |
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2019年05月21日
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