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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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「・・・あらあ、確かにいい体してるわね。ケイテとゾフィが噂
してたわよ。女の子達が興奮して話していただけの事はあるわねえ。」
そう言いつつユーリウスの胸板を軽く叩く。
「えっ・・・。」
もうそんなに目撃情報が広まっていたのか。ユーリウスは何かまずい
事のように思えておばさんからの会話を適当に交わし、幕舎へ向かった。
 その夜、夕食の時にその話をすると、母は何故か意味ありげに答えた。
「ふうん・・・。オルケルタちゃんがねえ。で、洗濯して貰ったの?。」
「うん・・・。夕方には乾いたって、持って来て貰った。」
ユーリウスは少し考えた。
「そういえば・・・オルケルタ、なんか機嫌悪かったみたいなんだ。
で、さあ。俺、何か悪いことしたのかなあって思って、不可抗力とは
いえ、上半身裸で歩く事が不機嫌になった理由なのかなあって。」
「・・・そうかしら。けどそんな理由でそう思うのかな?。」
「違う理由があるって事?。」
「そんな風に思えるのよね。だって・・・魚取りする時、男の人達は
みんな裸じゃない。あんたにだけそんな風に言うのには何か理由が
あるんじゃないかって。」
「あ・・・そうか、そうだよな。じゃ、何で?。」
「他の女の子もいたわけでしょ。それでその姿に色々噂して
いたんでしょ。」
「そうみたいだけど・・・。」
「ほかの女の子にも見られた、って事が気に食わないとか・・・。」
「何だよ、それ?。」
「あんたのその姿は、誰にも見せたくなかったって事・・・かな。
その姿を『独占』したい、とか・・・?。」
「え・・・どういう意味?。」
「ま、そこから先は、自分で考える事ね。」
そう言うと母は食べ終わった食器を片付ける為に流し場へと
向かった。
「ふん、ふんふーん・・・。」
「なんで鼻歌なんか歌ってるんだよ・・・。」ユーリウスは小声で
独り言を呟いた。
 その夜、ベッドに入ってから色々な事を考えた。

   あとがき: 皆様は「5月病」について見聞きしたことがあるだろうか。
        今年の5月ももうそろそろ終わりだが、今年は史上稀にみる
        10連休だった事もあり、連休明け元の生活リズムに戻すのに
        苦労された方も多かったのではないだろうか。
         そもそも5月病とは、年度と共に新しい生活をスタートさせ、
        その環境に必死で合わせようとしているが為に肉体的、
        精神的にそのしわ寄せが起こるのではないかと思う。例えば
        新しい仕事を覚える為に必要以上に無理をしたりし、連休中の
        気のゆるみで体に影響が出るのではないか、と思っている。
         皆様は如何だっただろうか。この時期、体調も悪くならずに
        うまく乗り切れただろうか。まだ何となくだるさが続いている
        方は無理をせず、すこしの間横になったり、休憩を挟むなど
        してこの時期を乗り切って頂きたい。
         これから梅雨入りや夏の暑さなど、普段の状態でも体調を崩し
        がちな季節に入る。今のうちに生活リズムを元通りに整えて
        おくことをお勧めする。

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Duke Friedrich Ronniele
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