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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

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 密林地帯を抜けると果てしなく広がる草原地帯へと出た。
「ここはチェルノーゼムといわれる地帯。平らで乾燥した地が
広がる。」
オルケルタは少し不安になった。山も川も無い、こんな所で迷子に
でもなったらユーラントへ戻る事はできるのか?。
しかし、チャリオットは慣れているのか躊躇うことなく進む。
「・・・あ。」「何だ!!。」王と側近の者達が叫びだす。
オルケルタが空を見上げると大きな黒い影が浮かんでいる。
「・・・鳥・・・?。」
鳥らしきものは何度も急降下し、こちらを狙っているかのようだ。
シュメールも近づけまいと掌を翳している。その様子から、
友好的な関係ではない事を悟ったオルケルタ。眠っている
ユーリウスを必死で庇う。やがて、こちらに近づいてきたかと
思うとあっという間に巨木のような脚でユーリウス達が乗っている
チャリオットを掴んで上昇した。
「あ!!。」
鳥のようなものは勢いよく急旋回した為、オルケルタは振り
飛ばされた。「あああっ。」
が、何かに腕を掴まれ、チャリオットに引き上げられた。
「・・・ロナウハイド様!!。」「・・・危なかったな。」
ユーリウスは笑顔で答えた。するとオルケルタはユーリウスに
抱きついた。
「やれやれ、見てられねえぜ・・・。」
すると、ジルカメスもなんとか掴まってチャリオットに這い
上がってきた。
「あ、・・・居たの?。」「悪かったな、おじゃま虫で。」
「そうだな。」
「・・・いや、そこは否定するトコなのでは・・・。」
「ロナウハイド様・・・。お身体はどうなったのですか?。」
「実はな。塔を出た瞬間、あんなに痛かった頭がすっと軽く
なった。その時急に物凄い眠気に襲われて・・・、目が覚めたら
すっきりしてたって訳だ。」
「・・・と、いう事は・・・。」
オルケルタとジルカメスはお互い顔を見合わせた。
「・・・塔にある何かが作用してロナウハイド様の体調を
狂わせた、という事なのでしょうか?。」
「そう考えれば俺の仮説に辻褄が合う。ただ、あの塔に何が
隠されているのか。そして何故勇者ロナウハイドがそれに反応
したか。」
皆考え込んでしまった。
「・・・ただ、感謝してやれよ。彼女、ずっとあんたの事心配で
付き添ってたんだから。」
「そうか。ありがとう。オルケルタ。」
「・・・結構、素直だな。」「大人ですから。」
ふとユーリウスはある事に気づいた。
「・・・そっ、そ、その前に。こいつ・・・何処へ向かって
いる?。」
そう言いながらユーリウスはエーアデ儀を出した。       
         

 あとがき: 台風8、9号に続き10号がマリアナ諸島で発生したという。8日の時点で
      中心気圧が975ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル。
      時速約15キロのスピードで北西へ進んでいるという。
       ウエザーマップの記事によると発達しながらゆっくりと北上を続け、
      9日頃から翌日にかけて非常にに強い勢力となり11日には小笠原諸島に
      最接近する見込み。場合によっては来週半ばに本州へ近づく可能性もある為、
      今後の情報に注意が必要だという。
       大きな被害をもたらす可能性の高い台風が近づく。最新の情報を確認し、
      被害を最小限に食い止められるよう心掛けて頂きたい。

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Duke Friedrich Ronniele
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