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「ずんぶんと自信がある言い方をするようだな。ハッタリでもかまして
いるのか?。」
「・・・知っているか?。お城に居る神様は誰がいつ、どこに隠れても 人の行いを観ていて、正しい行いをした者にはご褒美を。悪い行いをした
者には神の裁きを与えるそうなんだ。ここでお前と俺とで一つ勝負をして、どっちが正しいか決めようじゃないか。お前が正しければ俺はお前から
天罰とやらを受ける。そして俺が正しければお前には俺から神の裁きを
与えてやる。どうだ。」
「お前が神の裁きだと!!。」「そうだ。」 「頭がイカれているんじゃないか?。」「お互い様だろう。」 ユーリウスがワナギースカに近づこうとした。その時煙幕と催涙弾が 投げ込まれた。流石のユーリウスも避けきれず、まともに催涙弾を
食らってしまった。
「・・・んなもん持ってやがったのか・・・。」 煙が消えると、そこにはもう誰も居ない。パソコンが一台あるだけだ。 「逃げられたか。」
「逃げられちゃったの?。」陰に隠れていたチヘンネが近づいてきた。 「ああ、けど、頼むよ。」「任せて。」「急いでくれよ。」 チヘンネはパソコンのデータの内容を急いでメモリにコピーする。下の 階から何か音がする。どうやら警官隊が突入してきたらしい。ユーリウスは通信用の携帯端末機からメールを送った。
「ぎりぎり、何とか終わったわ。」「よし。オッケー。」
ユーリウスとチヘンネは光の帯に包まれた。 警官隊が突入した時には一台のパソコンが置いてあるだけで誰も 居なかった。仕方なくパソコンを証拠物件として押収したとニュースで
報道していた。
「お前も卑怯者だな。勝てると分かっている賭けを相手に仕掛ける なんて。」
チリカワはユーリウスに向かって言った。 「何言ってるんだよ。向こうはテロリストだぜ。情状酌量の余地なんて 無いだろう。」
「それはそうだが・・・。」 三回目の爆発は何とか不発に終わったようだ。 あとがき: 仙台出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさん、 富沢たけしさんが6日、岩手県庁を訪れ、「いわての学び希望基金」へ 約921万円を贈呈した。達増拓也岩手県知事は「学びを通じて子ども たちの復興となるよう活用します」と応じた。 間もなく8年目を迎える震災を前に、東北を応援し続ける二人の姿には いつも頭が下がる思いだ。自身もロケ中に気仙沼市で被災し、難を逃れた 経験がある事から未だに支援し続けられるのだろう。 テレビのインタビューでも「震災は大きな転機」とも言っていた二人。 目の前を大きな津波が町を飲み込んでいく有様は二人に計り知れない 衝撃を与えたに違いない。彼らの支援活動はそれが根底にあるから なのだろう。 明後日は11日。自身も被災地へ足を運び、8年後の現在の姿を、この場で 伝えられたら、と考えている。 |
サント・マルスと混沌の邪神〜アト
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ワナギースカはユーリウスから目を離さず銃を取ろうとした。しかし、
銃に一瞬目がいった時彼の、銃を取ったはずの手がナイフで大きく
傷つけられている。痛みの余り、銃は音を立てて落ちた。
「な・・・何を。」 「言うのを忘れていたが、ナイフ投げも得意でね。あと投げ縄と、ランス(槍)とアーチェリーと・・・後バズーカランチャーも照準を外した 事はないし、他に何があったかな。」
「そ、そんなにか・・・。」 「R-01クラスに最年少最短で入るにはそれくらいは必用だろう。当たり 前だ。」
「くそっ・・・。」 「やっと俺が言った言葉の意味が分かったか。お前とは格が違うんだよ。」 ワナギースカは言い返すことは出来なかった。「ちっ・・・畜生・・・。」 「R-01-VAU-HE-1D-0ユーリス・ヴォルフガング。その名を持つ人間は ここまでの力量を持つ事のできる人間だけが名乗れる名。お前みたいな
三流がやすやすと名乗れる名前じゃない。」
暫く睨み合いが続いた。 「・・・これで勝ったと思うなよ・・・。本当の勝者は切り札は最後 まで取って置くもんだ。」
「何だと・・・。」 「この場所は既にネット上で予告していた場所の近くだ。国家警察も 爆弾の爆発を操作する場所を特定しようと近辺をくまなく捜索している
はず。ここを見つけ警官隊が突入し手来るのはもう時間の問題だ。俺は
ここから出る最短ルートを知っているからこの建物から出るのにそう
時間は掛からない。だが、お前はどうかな。この建物は何に使われたかは
知らんが、かなり複雑な造りになっている。俺は予めお前が来る事を
予測して非常階段の全てを外しておいた。つまり逃げ場は無い。警官が 突入してきた時点でお前が逃げ切れているとは到底思えない。そうなれば
この状況からいってこの爆破事件の犯人がやっぱりお前だったって事には
なるだろう。」
「それはどうかな・・・?。」「何っ!!。」 「試してみるか?。」 あとがき: 昨年11月、有価証券取引法違反などの疑いで逮捕された日産 自動車の前会長だったカルロス・ゴーン被告(64)が保釈された。 保釈の条件として、保釈保証金の納付、住居は日本国内で 監視カメラなど設置した上での生活、インターネットなど外部、 特に事件関係者との接触を極力避ける、海外渡航は禁止など、 かなり厳しい条件付きだったという。 保釈保障金10億円を納付し、108日振りに公の前に見せた姿は 驚愕なものだった。一見工事関係者と見間違うような「変装」で 出てきたゴーン被告。車もトヨタやスズキなどを使い偽装工作を したであろうその姿にスクープを狙っていた記者らを煙に巻く つもりだったのだろうか。しかし、彼特有の眼光の鋭さまでは 隠しきれなかったようだ。 個人として思う事は、この「変装」はともかく、車に関して だけ言うと、「意図的に日産の車にしなかった。使用する車が 日産の車だった場合、事件関係者である可能性が高いから」と 思ったりもした。 カリスマ経営者として、日本や本国フランスだけでなく、 世界中にもその実力が知られるカルロス・ゴーン被告。今後 記者会見や裁判などでどのような発言をするのか、目が離せない。 |
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「おっと。」ユーリウスは上から振り下ろされたパイプを両手で挟んで
止めた。
「くそっ・・・離せ!!。」ワナギースカは何とか振り払った。そして 再び攻撃する。ユーリウスは余裕で交わしながら、側にあった鉄パイプを
構えて体制を整えた。
ワナギースカは鉄パイプでユーリウスのあちこちを攻撃するが、 ユーリウスはパイプをまるで剣でも扱うように攻撃を交わす。
「・・・そう言えば、剣術も得意分野だったな。」
「何だと!!。」そこに隙が出来た。いとも簡単に鉄パイプを弾き 飛ばすと、ワナギースカは今度はパイプ椅子を叩きつけてきた。椅子の
攻撃を鉄パイプで交わす。
「こんな重いもの良く振り回せるなあ。褒めてやるよ。」 「何だと・・・馬鹿にしてるのか!!。」「そういう事だ。」 「そんな口叩けなくしてやる!!。」ワナギースカは椅子の重さの勢いで 上から椅子を振り下ろした。ユーリウスが交わしたので、椅子は大きな
音を立てて床にぶつかった。
「ちょこまかと動きやがって・・・。」ワナギースカは横から椅子を 叩きつけた。
ユーリウスは鉄パイプを椅子に引っ掛け椅子を放り上げた。椅子は 大きな音を立てて落ちた。「さあ・・・どうする?。」
ワナギースカは腰を床に落としながら後ずさりする。ふと偶然にも スーツケースに手が触れた。ユーリウスは左手に鉄パイプ、右手に銃を
構えている。
ワナギースカはユーリウスを睨みつけたままスーツケースを開けた。 「動くな!!。」
彼が構えていたのは一丁の改造銃。 「手を頭の後ろに回して、銃とパイプを捨てろ。」
「撃ったら、音が響くんじゃなかったのか?。」
「こいつは消音銃。ここで撃っても音は響かない。万事休すだな。」 ユーリウスは言われたとおりに銃とパイプを彼の目の前に放り投げた。 「そのままにしていろ。・・・動くなよ・・・。」 あとがき: THE ALFEEの高見沢俊彦氏(64)がサンマリノ共和国から「騎士 (ナイト」の称号を授与される事になった。
この称号はサンマリノ共和国に協力した人や人道・化学・芸術の分野で 広く貢献した人に贈られる名誉ある称号だそう。記念品として「聖アガタ 騎士団ナイトの勲章」を贈られた。 都内で行われた式典で「緊張しています。こういう場に慣れてる はずですが、心拍数がMAXです」と挨拶したという。
THE ALFEEは1974年にレコードデビュー。以来不変のメンバーで 活動を続けてきたアーティストだ。個人的に贔屓にしていたミュージシャン
で、 私小説に出てくる「Schwarze Flugel 」のモデルという設定に する程好きなアーティストでもある。
今では、コンサートやファンクラブから遠のいてはいるが、贔屓の アーティストの快挙は自身も嬉しいものがある。勝手に「教祖様」と
呼んでいたが、これからは「騎士(ナイト)」と呼ばせて頂けばよいもの
かと思ったりもする。日本人アーティストの授与第一号という事もあり、
心から祝福を送りたい。
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「何だと!!。」
「確かに俺はR-01クラスに配属された。だが全て自分の実力だ。優遇されて いるとか贔屓されているとか言われているが、全てこの実力があってこその 結果だ。そんな事も分からず口先だけで言うなんて、そっちが間違って いるんじゃないいか?。実力があってこそ俺は皆の信頼を得てきた。」 「何だと!!。俺だって努力してきた。苦しい思いも何度もしてきた。 それなのに!。」 「笑わせるな。俺は苦しいとかそんな生ぬるい事を経験してきたわけ ではない。どん底から這い上がって来た。お前とは覚悟の決め方が根本的に 違うんだよ!!。 自分の力量を棚に上げて自業自得だなんてよく言えるよな。」 「覚悟だと・・・。そうさ何とでも言えばいい。今までだっていつも そうだ。俺が必死に掴もうとして来たものはいつも手が届きそうになると いつも消えてしまう。本来なら俺がR-01クラスに配属されるはずだった。 それが何故、俺より年下のお前が、経験も価値観もまだ未熟なお前が俺を 飛び越してR-01クラスに配属されるんだ。おかしいじゃないか。実力とか 何とか言ってるが、本当にそうなのか怪しいものだ。」 「・・・ならば、今ここで勝負してみるか?。俺の実力がどれだけの ものか。そこまで言うなら余程自信はあるんだろうな。」 ユーリウスは銃を突きつけた。「銃を取れ。持ってるんだろう。」 するとワナギースカは不気味な笑を浮かべる。 「この建物の中はかなり空洞が多くて、銃声などすぐに聞きつけて 警察とか集まってくるぞ。」 「自慢じゃねえが俺に使える武器は銃だけじゃない。残念だがこの銃は フェイクだ。お前の動きを一瞬だけ止める為の、な。」「何!!。」 次の瞬間、ワナギースカは壁の方まで蹴り飛ばされた。「・・・くそっ。」 「格闘技は得意でね・・・。」 ユーリウスは腰を少し落として構えた。 するとワナギースカは側に転がっていた鉄パイプを手にし、襲い 掛かってきた。 あとがき: 自衛隊滋賀地方協力本部が掲示していた自衛官募集の ポスターに描かれているキャラクターに不適切な個所が あると指摘、批判を受けている。 ポスターはアニメ「ストライクウィッチーズ」との コラボしたポスターで、アニメとして描かれている キャラクターの衣装が「下着に見える」との批判が 上がっているという。 広報担当者によれば「キャラクターが身に着けているのは ズボンであり、下着ではないとの認識」だったという。 だが、問題のポスターを見ると、どう見ても下着にしか 見えない。これをズボンだとしても、脚が生足に見えるし、 従って下着に見えても仕方がないように思う。 結局は批判を受けた為に撤去されたようだが、掲示する 前に確かめなかったのだろうか。以前、テニスの大坂なおみの アニメが白人として映っていて「人種差別」と批判された事が あったがそれも確認してなかったことが原因だったかと思う。 今回の事も「確認」が出来なかったことが原因なのかも しれない。 |
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「今その名はお前が名乗ってんじゃねえの。お陰で跳んだとばっちりだ。」
「その胸に手を当てて考えてみろ。それこそ自業自得じゃないのか?。」 「何!?。」 「R-01クラスに配属されていい気になっているようだが、だからこんな目に 逢うんじゃないか。」 「そうさせたのはお前の方だろう。」 「そうだ、だから天罰を与えてやった。ちやほやされていい気になって いるお前に。」 ワナギースカはそれ以上の事は言わなかった。「だから・・・何だ?。」 「俺はお前と同じように父親を失い、母だけが生活を支えていた。母を 助ける為、学校を中退し、軍に入隊した。境遇はお前と一緒だ。だが、 母親は日雇いで僅かな賃金しかもらえなかった。俺の下には弟と妹が 二人いて家計はいつも火の車だった。そいつらも食わしていかなければ ならない為、軍に入った。そんなときにお前の身の上を知り、苦しいのは 自分だけじゃない。そう思えてきた。それを支えに俺は頑張って来た。 ところが、どういう訳かお前だけがR-01クラスに配属された。同じ 境遇だったはずのお前が・・・ライバルだと思っていたお前がどうして R-01になれたのか。世の中間違っている。不条理な世の中なのか?。 何でお前だけが優遇されるのか。」 「だからどうした。そんな事の為だけに俺を陥れようとしたのか。 滑稽だな。」 あとがき: Yahooブログを利用しているブロガーにとって大変な ニュースが入った。大袈裟な表現かもしれないが、 ブログに小説を連載している身としては、大変 ショックが大きい。 趣味の域を出ない小説だが、今後発信の場がなくなる 事はかなり困惑を極める。ここで知り合った仲間もいる 事だし、Yahooブログサービス終了は非常に残念で仕方が ない。 とは言え、何とかなるものではないので、いずれ何か 発信の手立てを考えねばならないだろう。今連載中の 小説も終了日の2019年12月15日まで終了できるか どうかも分からない。 ただ、あと9か月半の猶予はあるので、何か手だけは 考えておきたい。その際には、また御贔屓にして頂ければ 嬉しく思う。 |




