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サント・マルスと混沌の邪神
逆らえない運命なら、その運命を受け容れ、自分らしく生きる

書庫サント・マルスと混沌の邪神〜名も

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「そうだ。我々は計画を遂行する為、月を破壊し、影を消す事も考えたが、
我々の力では到底叶うはずも無い。仮にそれが可能だったとしても、
せっかく誕生した六つの大陸は月が消えた事によって再び現れるであろう
闇に飲み込まれてしまう。アトラテックの文明の大きさは惑星エーアデの
生命エネルギーを支える大きな力だ。言い換えれば惑星エーアデの
生命エネルギーはその殆どをアトラテック文明が支えていたといっても
過言ではない。アトラテックの消滅は我々にとって苦渋の決断だった。
だが大きな犠牲を払っても残る六つの大陸を死守しなければならなかった。そして未だ予想がつかないのが闇の神である混沌。それが唯一実体化
したのが邪神ヴァルタヴルカン。その闇がこの日食によってどれだけの
大きさになるのか・・・。」
「・・・残る六つの大陸に、影響は無いのか?。」
「それも分からん。ただ一つ。二十数年前にアトラテックにやってきた
不思議な者達によると、アトラテックの存在と、その他様々な犠牲を払って
なんとか六つの大陸を死守する事に成功はしたらしい。」
「未来人って事か・・・。確かその一人が俺と同じ遺伝子を持っていたって
ティマイオスが言っていた。その未来人って何者なのか考えたけど、アトラ
テックから見て異大陸の者という事は分かっているそうなんだ。」
「そうなのか。そこまでは分かっていたのか・・・。」
「その人物が異大陸の者だったんで、ティマイオスはアトラテックが滅びる
事に気づいたと言っていた。」
「その者達はどこ来たかは、分かっていたのか?。」

    あとがき: 「ルパン三世」でお馴染みの漫画家、モンキー・パンチ氏が、
         11日亡くなっていた事が分かった。享年81歳。
          北海道で生まれ、手塚治虫の漫画の影響を受けて漫画家を志し、
         同人誌を製作するなどの活動を行っていた。そんな中、1965年に
         プロの漫画家としてデビューした。
          「ルパン三世」は1967年8月に創刊された「漫画アクション」で
         連載。当時としては珍しい作風で、アメリカの雑誌の漫画からの
         影響もあったらしい。当時の画をみると、ペンネームが片仮名で
         しかも作風が日本離れしている事から、外国の漫画が原作だと
         ばかり思っていた事を思い出す。
          アニメや映画、パチンコにまで進出しているまさに”神出鬼没”な
         キャラクターである「ルパン三世」を生み出したモンキー・パンチ氏。
         心からご冥福をお祈りする。
神の一体がユーリウスに手を翳した。
「そうか・・・ティマイオスの記憶を持っているのだな。」
大陸神ユーラントは少し考えた。そして掌を上に向けユーリウスの目の
前に突き出した。すると光とともに不思議な宝玉が現れた。
「これ・・・エーアデ儀?。」
「模造品だがな。だがよく見てみるがいい。」
ユーリウスはエーアデ儀をじっと見つめた。確か学校の資料室の中に
エーアデ儀はあったが、それとは少し違う。「他の大陸が、あるんだ。」
「そう、これが本来の惑星エーアデの姿。七つの大陸と五つの海が
存在する。」
「七つの大陸と五つの海・・・。アトラテックはこんなに小さい
大陸だったんだ。」
今まで自分が見てきたエーアデ儀には巨大な海にぽつんと浮かぶ
アトラテック大陸が存在するだけだった。そして誰もが他の大陸の存在
など知る事もなかった。
「確かティマイオスはアトラテックが惑星エーアデの意思によって結界に
守られた大陸だと言っていた。闇の力に引きずり込まれないようにと・・・。」
「その通りだ。そして惑星エーアデは僕である『月』を使って間接的に
光を取り込んだ。そして誕生したのが残る六つの大陸だ。そしてその大陸に
文明が興り、生命エネルギー溢れる世界が完成した暁には結界を解き放ち、
惑星全てが生命で満ち溢れる星にする計画だった。」
「・・・けど、『日食』によってその計画は変更せざるを得なかった、
って事か。」

    あとがき: 千葉県船橋市で13日、京成電鉄の踏切が開くのを待って
         いた男が待ちきれず、遮断機を持っていたのこぎりで切断、
         悠然と車で立ち去る姿が目撃された。船橋署は板金業・中野
         勝徳容疑者(53)を器物損壊の疑いで逮捕した。
          供述によると「仕事があるのに車が動かなくなった事に腹が
         立ち、やってしまった」と容疑を認めているという。
          一見、列車が来るかもしれない中での危険で身勝手とも
         いえる行為。だが、この時人身事故の影響で列車は止まって
         おり、その影響で遮断機が30分も降りたままになっていたと
         いう。
          行為自体は明らかに身勝手な行為だ。しかし、事故の影響
         とは言え列車が走らないのに遮断機を下げたままにして車が
         通れない状態にして置くのも問題ではなかったのか。どちらの
         モラルが問われるか課題は大きい。

「ところでさ、ここって何?。」
「デルシャの、勇者オリエンタポリスの神殿だ。この神殿での祭祀を司る
教皇は勇者オリエンタポリスの直系の子孫でな。神殿と言っても教皇の
居宅でもある。」
「へーえ・・・。不思議なトコなんだな。」
 神殿の石造りの階段を登っていくと、三人の人物が待っていた。
「よく来たな。使徒ゲルマン、そして勇者ロナウハイド。」
ユーリウスは直感で三人のうち二人が神である事に気づいた。たぶん
どちらかが大陸神、もう片方がいわゆる『守護神』なのだろう。神が
二体という状況に不思議な感覚を覚える。今までいたアトラテックには
ティマイオス一体しかいなかったから、神というものが複数存在すると
いう事に少し戸惑う。
「守護神セルデゥス。お借りしていた魔法をお返しする。お陰で
助かった。」
「そうか・・・それはよかった。」
「まず、長旅でお疲れであろう。ゆっくりしていって下され。」
デルシャ神殿のテラスに案内され、席に着いた。教皇がユーリウス
たちをもてなす。
「・・・やれやれ、これでやっと普通の人間の戻れるな。」
背伸びをしながらゲルマンが呟くとユーリウスがそれを返した。
「だよなあ。今までずっと人間離れしてたもんな。」
「じゃ、お前は人間離れした者の息子ってことになるな。」
「・・・ううっ・・・そうだった・・・。」
 文明が興って間もない地だというので、どんな原始的な暮らしを
していたのだろうかとばかり思っていたが、きちんとした生活の
基盤は出来ているんだと関心した。
「勇者ロナウハイドよ。」「・・・あ、は、はい!?。」
ユーリウスはいきなり話しかけられたので驚いた。今声を掛けたのが
この大陸の大陸神ユーラントだろう。
「そんなに緊張しなくても良い。・・・ただ、今回の事は随分と
歯がゆい思いをしたであろう。気に病んでも仕方が無い、とも
言えぬしな。ただ・・・。」

    あとがき: フランス・パリの世界遺産「ノートルダム寺院」で
         大規模な火災が発生し、教会のシンボルともいえる
         尖塔が燃え落ちるなど大きな被害を受けた。
          火災は現地時間の15日午後7時頃。一般公開の時間が
         終わったすぐ後で、現在行われている改修工事が要因の
         火災の可能性があるという。
          火災の規模は広まり、現地時間の午後11時でも鎮火
         には至らず、成り行きを見守るパリ市民も「アヴェ
         ・マリア」を歌い、祈りを捧げていたという。
          ノートルダム寺院は1330年頃に完成し、以後フランスの
         キリスト教の中心的役割を担っていた場所。1991年には
         ユネスコ世界遺産にも指定され、フランス内外からも年間
         1200万人が訪れる観光地でもある。
          パリっ子が愛してやまないこの「ノートルダム寺院」。
         一刻も早い再建を望む。
          
〜名もなき集落編〜
 「ここは・・・?。」
巨大な石の建造物に囲まれた不思議な空間に来ていた。アトラテックとは
違う、不思議な文化と見たこともないような景色が目の前に広がっている。その景色にユーリウスは驚きを隠しきれない。今まで見てきたコンク
リートではなく、自然石とも思える建築物に目を奪われる。そして
見たこともない衣装に身を包んだ人々が行き交う姿にさらに驚く。
「・・・これが、異世界。ユーラントとかいう大陸なのか。」
「そうか・・・デルシャについたか。」
チリカワ・・・いや、ゲルマン・ヴォルフガングは空を見上げた。
「デ、デル、シャ?。」
「デルシャ、という国の名前だ。」「・・・国、なのか。」
「と、言ってもまだこの大陸に国と呼べる場所は殆ど無い。文明が未だ
興っていない場所も沢山ある。その中でこのデルシャは勇者オリエンタ
ポリスの活躍で文明が興り、国と神話が完成した場所だ。」
「・・・神話?。大陸神の他に神様がいるって事か?。」
「そうだ、それが『守護神』。国一つを守る神だ。」
「ふうん・・・、でこれからどうするんだ?。」
「デルシャの守護神セルデゥスに挨拶しておく。」
「挨拶?。一家で引っ越してきました、ってか。」
「まあ、それもあるが、借りていた魔法を返さねばならんしな。」
ゲルマンについて一段高くなった建物を目指し、歩く。
「なんかすごいトコだな。」
 ユーリウスは辺りを見回す。
「お・・・ゲルマン様!!。」「ゲルマン様が・・・。」
「お帰りになっていたのか!!。」「ゲルマン様。よくご無事で。」
人々が集まって来る。「・・・人気者、なのか?。親父って・・・。」
「あ、あんた、ゲルマン様の連れか?。」「あ・・・ん、ま、まあ。」
「知っているかとは思うが、ゲルマン様はなあ、人の身でありながら
五穀豊穣の神ともいえるお方。我らが文明を築き上げるのに力を尽くした
お方だ。」
「・・・そ、そうなのか?。」ユーリウスは驚きを隠せない。
「皆、通してくれ。大陸神ユーラントと守護神セルデゥスがお待ち
かねだ。」
「あ、ああ、すまない。」
人々が道を開け、ゲルマン達を通した。歩きながらも人々は彼らに手を
振っている。
 やがて、建物の入り口と思われる場所に着いた。


   あとがき: 天皇陛下の即位30年を記念した式典で、祝辞を述べたのは
        タレントで映画監督の「ビートたけし」こと北野武氏(72)。
         その中で北野氏は、自身の両陛下の御成婚パレードでの出来事や、
        お茶会に招かれた際、バイク事故や映画作品の事で声を掛けられた
        時の事を、自身の持ち前のギャグで笑いを誘うなど、持ち前の
        「たけし節」で周囲を湧かせた。
         ただ、ギャグばかりでなく、陛下がバイク事故の事についてお声を
        掛けられた事を、「両陛下が私の映画や身体の事まで知って
        いたんだと驚き、不思議な感動に包まれました。」と率直な感想も
        話している。
         流石は世界の「キタノ」だなと感じた方も多いだろう。一見、ネットが
        騒ぎそうな出来事なのに、「北野武」だと思うと誰もが納得する。
        ぶれない人間像を持つ北野氏。令和の時代に入っても「たけし節」は
        健在である事を望む。

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