|
「今それを持っている者はいない。実はティマイオスは二十数年前例の
『未来人』が現れた時にその者たちに渡していたようだ。」 「何故!!。・・・」 「恐らく、巨大惑星の接近から、このエーアデを回避する為だろう。」 「待てよ・・・本物には物凄いエネルギーがあるんだろう。そいつが なくて大丈夫なのかよ。闇と戦えるのか?。」 「私もそれは不安に感じていた。だが、ティマイオスにしてみれば、 アトラテックの滅亡よりも惑星エーアデが宇宙の藻屑となる方が重大だと 思ったのだろうな。実際に歴史は大きな犠牲を払いながらも動いていたと いう。」 「歴史に沿って俺がそれをやり遂げなければならないって事だな。」 「おっ・・・来たか・・・。」 光の筋が現れた。「この者達か。大陸神ユーラント。」 「ああ、紹介しよう。デヴギリの守護神サガルマータ。サガルマータよ。 この者が我がユーラント大陸の勇者ロナウハイド、そしてその妻の オルケルタ。」 「確かに・・・ユーラントの者とは少し顔立ちが違うな。アトラテック との混血とは聞いていたが・・・実はアトラテックの者を見るのは 初めてなものでな。それよりも大丈夫なのか?。デヴギリ山の頂上は 万年雪を抱き空気も薄い。普通の人間が登れる山ではないぞ。」 「解かっている。二人共、こちらへ。」 ユーリウスとオルケルタはユーラントの側に近づいた。ユーラントが手を 翳すと二人は赤く光るオーラに包まれた。 「では、宜しく頼むぞ。」「はっ!!。」 サガルマータは周囲に金色の輪を描き、印を結んだ。一瞬にして辺りが 見えなくなったかと思うと、辺りの風景はすっかり変わっていた。 「凄いところだな。ここは一体?。」 「ここはデヴギリ山の頂上を目指す為の入り口だ。」 「あの砂漠ってのは何処に?。」 あとがき: 今年もいよいよ後半に入った。上半期には大きな事件、事故などが 相次いで心が痛む思いがした。また、平成から令和への改元、それに 伴う史上最大の大型連休もあり、例年とは違った年を迎えている方も いるだろう。 今年の下半期には、9月20日より「ラグビーワールドカップ2019」が アジア初である日本で開催されるほか、10月には新天皇の 「即位礼正殿の議」が執り行われるなどの出来事が予定されている。 果たして、今年の下半期はどういう年になるのか。特にこれからの 季節、台風シーズンでもある為、水害などの被害が大きくならない事を 祈りたいところだ。同時に、上半期で起こったような痛ましい事件も、 起きないようにとも祈ってやまない。 |
サント・マルスと混沌の邪神〜エイ
-
詳細
コメント(0)
|
〜エイジャン編その1〜
「ここが・・・。」「・・・砂だらけ・・・ですね。」「うん。」
「ここがユーラント大陸の東の端だ。そしてそこに見えるのが ウドヒ砂漠だ。」 「サ、バク?。・・・こんな辺ぴな所にも神様はいるんだ。」 「そうだ、だが、私の転送魔法が使える範囲はここまで。ここからは 異大陸エイジャン。ユーラント世界とは全く別の大陸だ。」 「でも・・・陸で繋がっているんだろう。」 「そうではあるが、この砂漠の更に東にある天巖山脈より向こうは大陸神 エイジャンがいる世界。天巖山脈のその高さゆえお互いの大陸間を行き来 できない。」 「て・・・てん、がん山脈?。」 「そうだ、エーアデの屋根と呼ばれしこの天巖山脈の最高峰デヴギリ山は 惑星エーアデ上最も高い山だ。ここから恐らくユーラント大陸も エイジャン大陸も見渡せるだろう。・・・掌を広げてくれ。」 「こうか?。」 ユーリウスが掌を上に向けると、以前ユーラントが見せてくれた エーアデ儀の模造品が現れた。 「そこに赤く光る部分が現在地だ。そして、今これから向かおうと する地がそこだ。」 ユーラントが手を翳すと、別の場所が光り始めた。 「GPSが付いてるのか?。まるでナビだな。・・・。ここか・・・。」 ユーリウスは少し考えた。 「そう言えば・・・これは模造品って言っていたが、本物は 無いのか?。」 「本物のエーアデ儀は別名『エーアデの宝玉』と呼ばれし物。強大な エネルギーを持っているといわれている。そして本物はこの七つの 大陸で唯一惑星エーアデと繋がりを持っていたといわれるティマイオスが 持っている。」 「・・・けど、ティマイオスはもう既に・・・。」 「今はどこにあるか。記憶を辿ってみよう。よいか。」 ユーリウスはユーラントに近づき、目を閉じた。ユーラントはユーリウスの 頭に手を翳した。「なんと・・・『エーアデの宝玉』この世には無い、 という事か。」 「ええっ・・・どういう事?。」 あとがき: 明日で6月も終わる。振り返れば今年もすでに半分が過ぎ、 折り返し地点に差し掛かったと言う訳だ。と、同時に元号も 令和に改元してから2ヶ月が経過した。 この半年間皆様にとってどんな日々だっただろうか。振り 帰れば様々な事故や事件が起こっていたと記憶している。 親の虐待で命を失った子供や、高齢者ドライバーによる 事故が相次ぎ、多くの人が死傷した事など、特に子供が犠牲に なる事故、事件が多かった気がする。 これからの半年間はそういった痛ましい事故が起きない 事を祈りたい。 |





