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この本の解説は 事故直後の3月29日から5か月と5日間、内閣官房参与を務めて原子力工学の専門家が、緊急事態において直面した現実と、極限状況で求められた判断とは?緊急出版! とある。
4年半ほど経た今日からこの内容を読むと、全体としての甘さ、分かっていたことへの無自覚、甘い自己責任、専門家らしくない程の内容の薄さである。
著者は当事者意識が、それがどの程度原発事故にかかわれる立場だったかはともかく、薄い。客観的すぎる。そのように感じてしまう。
原子力村のあきれるほどの村意識はすでに皆さんもご存じの通り。東京都民が全員避難するような状況にあったほどの危機状況が今日まで十分に語られていないこと。行政の縦割りによるSPEEDI予測の非開示。放射性物質の廃棄方法さえ確立されていないのに原発を再開している現実。トイレなきマンション状態。利益優先の電力会社と誰のための政府か。レベル7の原発事故が引き起こすであろう今後の健康被害。
お薦めできない1冊でした。
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