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しかし、この密約は大きな問題をはらんでいる。先ずは北羅新国の体制維持である。これは拉致問題の解決
との引き替えとはしてはいるが、同国の状況をみればこれは単なる国内問題だというのには余りにも深刻な状
況である。同国内の人権が無視された状況を国連が許容できるものでないことは明らかであり、民自党の提案
には明らかな矛盾が含まれている。拉致問題は北羅新国が平城宣言には盛り込まれていないが、それに先立ち
認めた同国の犯罪であり、日本の主権侵害である。これを無条件で元に戻す権利を日本が有するのは自明の理
である。日本と北新との国交正常化に反対するものではないがこの会談内容ではその為の条件が余りにも北新
側に有利であることに変わりはない。拉致問題は何にもまして北羅新国側が解決すべきであり、国交正常化の
前提であるべきである。これまでの日本政府が腫れ物のようにしてきた北新問題は野党の一部にあった同
国への過大評価によることが大きかった。我が国の政治が揃って見誤ってきた同国との複雑な関係はここ
で全て清算し、新たな進展を目指す必要があろう。民自党の提案は自公党の進める経済的支援と変わらな
い。こうした支援が結局は体制維持に使われるのみで、北羅新国の本当に困窮している人々にまで至らな
いことが明らかになっている。軍隊と一部の幹部が潤うだけの経済支援は結果的に体制の延命に役立つだ
けなのである。同国との平和条約を結ぶと云うことはすなわち同国体制の民主的転換なくしてはあり得な
い。民自党と中華新国との会談内容はつまりは人気取りの北羅新国の体制維持にしか過ぎないのである。
ここに...。》
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