小説 「欧州周遊旅日記」

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 鹿島田はなかなかつかまらなかった。自宅には前日戻っていないらしく、妻も諦めたような話しぶりだっ

た。黒瀬は知っているいくつかのダイアルを回した。案の定、紀尾井町のマンションにいた。そこは彼の仕事

部屋となっていた。

to be continued (休)

欧州周遊旅日記はしばらくお休みをいただきます。

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3月7日(木)まずはミラノ見学。ブレラ宮、ミラノ城、サンタ・マリア・テレ・グラッツェ寺院(無料)、

工事中のドウオモ、スカラ座と廻った。サンタ・マリア寺院ではクスぼけた最後の晩餐の壁画を見た。15時

TEEチザルピンでスイスに入る。16時43分ブリーグとスピエで2度電車を乗り換え、インターラケンオ

ストで下車した。 ホテル・デュ・ラック(86.6スイスフラン)に宿をとる。



3月8日(金)朝8時5分の電車でユングフラウヨッホに向かう。クライネシャイデックで乗り換え、9時

35分のユングレイルで10時36分にヨッホに着いた。日本からスイスに留学中という女性と一緒だった。

ユーレイルパスが効かないので66.6フラン(1スイスフラン=約80円)もかかった。フィンガーワンド

ではアイガー北壁が、アイスメアでは氷河がよく見られた。ヨッホでは展望台、氷の宮殿、スフィンクステラ

スを廻る。13時に下った。16時2分ケルン発の電車で16時57分ベルン着。17時4分発TEEでジュ

ネーブに向かう。ジュネーブでとった夕食は19.1スイスフラン。

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 人物往来の特ダネ記事は黒瀬を震撼させた。心配したことが現実になったと思った。会社に着くや、すぐに

黒瀬は民自党の鹿島田に電話を入れた。



3月6日(水)早起きをした。ドウオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ)、ジョバンニ礼拝堂、サンタ

クローチェ寺院、シュヨール広部、ベッキオ宮(16Cのメジナ家の宮殿。250リラ)、ベッキオ橋と見学し

た。ドウオモは世界一のゴシック寺院で頂に登った。300リラ。14時4分発の電車でスイスに向かう。

boroniaからの電車が休みのためミラノに宿泊することにした。ミラノ駅近くのトラットリア、アヴィオ・

エ・アンジェロで3700リラの夕食をとる。

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 しかし、この密約は大きな問題をはらんでいる。先ずは北羅新国の体制維持である。これは拉致問題の解決

との引き替えとはしてはいるが、同国の状況をみればこれは単なる国内問題だというのには余りにも深刻な状

況である。同国内の人権が無視された状況を国連が許容できるものでないことは明らかであり、民自党の提案

には明らかな矛盾が含まれている。拉致問題は北羅新国が平城宣言には盛り込まれていないが、それに先立ち

認めた同国の犯罪であり、日本の主権侵害である。これを無条件で元に戻す権利を日本が有するのは自明の理

である。日本と北新との国交正常化に反対するものではないがこの会談内容ではその為の条件が余りにも北新

側に有利であることに変わりはない。拉致問題は何にもまして北羅新国側が解決すべきであり、国交正常化の

前提であるべきである。これまでの日本政府が腫れ物のようにしてきた北新問題は野党の一部にあった同

国への過大評価によることが大きかった。我が国の政治が揃って見誤ってきた同国との複雑な関係はここ

で全て清算し、新たな進展を目指す必要があろう。民自党の提案は自公党の進める経済的支援と変わらな

い。こうした支援が結局は体制維持に使われるのみで、北羅新国の本当に困窮している人々にまで至らな

いことが明らかになっている。軍隊と一部の幹部が潤うだけの経済支援は結果的に体制の延命に役立つだ

けなのである。同国との平和条約を結ぶと云うことはすなわち同国体制の民主的転換なくしてはあり得な

い。民自党と中華新国との会談内容はつまりは人気取りの北羅新国の体制維持にしか過ぎないのである。

ここに...。》

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 経済的に破綻状態にある同国が、瀬戸際外交とも恫喝外交とも言われる方針でこれまでも日本や他国の譲歩

と援助を引き出してきたが、ここにきてイラク戦争を経験した同国は次は自国の番だということを最も恐れて

いる。恫喝の最たるものは隣国を火の海にするだの何だのとミサイル攻撃を仄めかすものだがそれに核問題が

からみ一層複雑な様相を呈している。それが根拠のないものでもないらしいところに瀬戸際外交の神髄があ

る。関係各国の情報合戦もどれが真実なのか分からず、日本独自の情報収集が不十分であることから独自外

交を行えない悪循環に陥っている。


 こうした状況の中、民自党は北羅民国に影響力のある中華新国との会談で北羅民国との外交に影響力を

持つことを狙ったことは明白である。先ず、北羅新国の体制の維持を保証し、引き替えに拉致問題の解決

を図る。拉致問題の解決を行うのと併せて経済支援を行うというものである。ここまでは関係各国との思

惑と表だってはほとんど変わらない。民自党は更に踏み込んで、その後の政治日程を提示した。それは日

北平和条約を結び、併せて北羅新国の国連加盟を支援するとしている。ここまで民自党が踏み込んだ提案

を行い、おそらくは中華新国の仲介を依頼した背景には何があるのだろうか。それは国内政治状況のに詰


つまりがあった。戦後長らく続いた自公政権が一度は変わりつつも、再び政権を獲得し、野党の一部と組

むことにより政権を維持してきたが、ここに至って、のっぴきならぬ日本の経済状況が政権交代を望む方

向へと世論を傾けつつあった。従って民自党にとっては北羅新国との政治的状況の進展が国民の支持者を

増やす格好の目標であった。

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