シュレディンガー猫の天球儀探索

♪ Let it go Let it go 星が点に写らなくても〜♪
さて今年もエイプリルフールがやってきました。
当BLOG恒例の「今年度の方針」(ウソになるかも?)を設定したいと思います。

1.前年度の方針に対する評価と反省

前年度の方針はこちら「ニュートン反射・再入門」振り返ってみるとエイプリルフールを過ぎてから記事にしてました・・これはヤバい「うっそぴょ〜ん」と言って誤魔化せないぞ。

まず、新たな練習用鏡筒を購入するか、一度は投げ出したSE150Nに再度挑戦するか迷っていましたが、財政健全化計画実施中だったことと、ペルペルさんがコメントでF4とF5の使用感の違いを教えてくれたことで、とりあえず難易度の低そうなF値の長いSE150Nに手を付けることにしました。

過去の失敗の蓄積から、おそらく最大の元凶は鏡筒の剛性不足だと思っていましたので、まずは鏡筒の補強から。「鉄板を曲げてみた」この時はホンドめちゃめちゃ苦労しました。今から思うと我ながら良くやったなと思います。その後接眼部の選定悩んだりしながら改造を進めて、3か月ほどかかってようやく形になりました

改造後のファーストライトは「原村星まつり会場で行いました。
酷い周辺星像に泣きそうになっているところに、のんたさんがコマコレ付け忘れてるのを見つけてくださったことを思い出すと、今でもついおかしくて笑ってしまいます。よい思い出になりました。

去年の後半はBLOGも更新できない(しないような)状況だったのですが、試写や望遠鏡いじりは断続的に続けていました。振り返るような記事も無いのですが、改造後ファーストライトの頃の写真と、最近の写真を見比べると、スパイダーの回折割れ?が目立たなくなったりしているのが分かると思います。まだまだ課題も多いですし、今後もSE150Nで技術習得を進めてゆくつもりです。

前年度方針「ニュートン反射・再入門」に対する評価・・可(優良可不可の可)

そもそも、設定した目標が具体的でなかった上、チャレンジ分が少なくヘタレでしたね。
”可”以外の評価を下しようがない感じですが、自分の中で去年の今頃に根強く持っていた、ニュートン反射への苦手意識は、ほぼ完全になくなったと感じています。その部分だけでも良かったなと思います。


今年度の目標
取捨選択と決意する。

文章的に前年度よりさらに具体性が薄れますが、自分の中ではある程度の方向性を決めています。
・・・それとも、いったい何をやらかしてしまうのでしょうね、私は。

今年度もよろしくお願いいたします。

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鉄板を根性曲げして鏡筒補強したSE150N、その後のお話です。

SE150Nの補強計画ではじめの構想段階から、かなり気になっていたのは鏡筒の真円度について。やっぱり真円になっていないと、星像に影響したりするのでないかな。しかし交換できそうなちょうど良い径のパイプ材も当然のごとく見当たりません。半年ほど悩んだ末に、思い切って手曲げ鉄板で補強することにしました。

で・・・1.6mmの鉄板を曲げるのに、あんなに苦労するとは・・想定外でしたね。(遠い目w)

筒の補強が完成後、真円度をノギスで測れる限り計ってみましたが、意外と精度よく円になっていたので喜んでいたのですが・・接眼部のベースをねじ止めしたところ・・筒が少し歪みました。(涙)
とっても丈夫な接眼部ベースなのですが、筒側の曲率と実際の鏡筒のRが完全に一致していないのですから、そりゃ歪みもしますよね。

仕方なくスパイダーの中心を鏡筒の中心(と思われる)に一致させるように、スパイダーの長さを調整してみましたが、結果的に光条が割れてしまうようになりました。そりゃ鏡筒が真円じゃないのに、無理にスパイダーで調整したらスパイダー自身が曲がって光条も割れるのも当然ですね。
こんな感じ(涙)
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やはり割れた光条が激しく目立つので、スパイダーが直角になる事を優先してスパイダーの張りを調整しました。斜鏡の中心が鏡筒の中心(と思われる場所)からは外れるので、あわせて接眼部の向きも斜鏡センターに向けて調整したりしています。

接眼部を傾けたり、スパイダーの交点が鏡筒の中心(付近w)からズレてたり・・鏡筒の真円度が確保できないと、星像にも影響するんじゃないかと思います。接眼部から見ると鏡筒の先端のフチとスパイダーの交点が一致していないのが分かります。


長い前振りでしたが、ようやくここからが本題です。(^^;

今回は♪スパイダーマスク&口径絞り♪を作りま〜す。お約束の3DCAD図がこちら。
イメージ 2

ギュイーンと3Dプリンタで実体化したのがこちら。3Dプリンタ、ホント便利です。
イメージ 3

スパイダーマスクと口径絞りが一体となっているところがミソです。

SE150Nのスパイダーに・・
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4か所のツメを使って、こんな感じで差し込んで取り付けます。
(斜鏡のすぐ横、4か所で保持しているところがポイントです)
イメージ 5

この状態でスパイダーを鏡筒中心に合わせるために多少曲げても、曲がった部分はこの一体型スパイダーマスクの影に隠れます。同時にこの部品は常に斜鏡の中心と一致しています。(外径は鏡筒内径よりも、少し小さめに作っています)鏡筒内径とこの一体型マスクの外径の間に、隙間ができることになりますが・・
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その隙間は、前回作製した「樹脂製トップリング」で隠されるようになっています。(露出オーバー・・)
多少口径を犠牲にしていますが、これで鏡筒の真円度をリカバーすることができるはずです。

では効果の確認。ピクセル等倍です。
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なんで星像四角やねん。もはや安定のピンボケか(´▽`)
ちゃんと調整を詰めてゆけば、星像が良くなるものと思いたい。現状でもかなり改善されましたが・・・


おまけ。
今回の「口径絞り一体型スパイダーマスク」を作っているとき、無駄に大量に試作品を発生させてしまいました。だって時間はかかるけど、放置しとけば出来上がってるのですもの。おかげさまで図面書くときに慎重さが無くなってしまいましたとさ。作り直しも放置プレイなので。
イメージ 8

(^o^)丿

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昨年買った、Quad BPフィルター、全然使えてないのです。

ちゃんと晴れたのはお正月だけで、その後はどうにもすっきりしない空模様の日が多かったです。それに銀河シーズンなので、条件の良い日はもちろん銀河撮りたいです。

と言うことで、銀河が撮れない月明りのなかで、はたしてQuad BPフィルターの効果が得られるのか?それとも常識的に考えて、やっぱりダメなのか・・・で遊んでみようと思ってました。月夜は晴れるってジンクスもありますしね。

ところが、月夜でも晴れない・・・そのうち春霞がでてきて、常に薄曇り状態の日が多くなりました。
そこで何にも撮れずに溜め込んでいたストレスが炸裂☆ドッカン

Quad BPフィルター vs 月明り ではなく、
Quad BPフィルター vs うす曇り でもイイや、とにかく撮ってやれ。

今考えると、気がふれていたとしか思えない暴挙に乗り出しました。

こちらが一枚もの
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このぐらいまで元ネタがあれば、何とかなるかもと思えましたが・・
こちらが、コンポジット後になります。
イメージ 2

コンポジットして、ガリガリあぶり出しを頑張ってみても、全然ダメ。ダメダメでした。

え〜この写真は、あくまでクリスマスツリー星団のお写真です。
背景が少し赤かったり、コーンなんちゃらが見える気がする人、それは気のせいです。
ざらざらに見えるのは、あなたの液晶画面が・・・(爆)

全然諧調が出てきません。
色々と弄りましたが、全く歯が立たず撤退です。

結論:春霞の日には、おとなしく寝るべし。

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私の使っているデジカメFUJIFILM X-M1は、ノイズが少なくて良いカメラなのですが、ちょこちょこと天体に向かない部分があります。なかでも「ライブビュー」(背面液晶画面)の明るさも、倍率も低くて・・・背面液晶画面でピントを合わせようとすると、なかなか苦労します。バーティノフマスクの光条が見難いのですよ。

昨年買った、Quad BPフィルターなどを挿入して透過率が下がると、シリウスとか超明るい星が無いとピントが非常に合わせ難くなります。

そこで光条が良く出るバーティノフマスクを作ってみることにしました。

「透明バーティノフマスク」は全体の透過率が高くて、全体的に明るいんじゃないかな?光条をハッキリ出すためには、網目を細かくすれば良いはず。そんなことを考えながら・・

3DCADで書いた図面(細かく・細く)
イメージ 1

図面が出来てしまえば、後は3Dプリンタにお任せです。
イメージ 2

完成した「改良型バーティノフマスク」(左)と、 普通のバーティノフマスク(右)

実際に光条の出方を比較してみました。
イメージ 3

撮影条件が悪かったので、少ししか違いが無いように見えますが、実際にX-M1のライブビュー拡大画面で見てみると、光条の見え方が全然違います。(同じ条件で撮影:改良型の方は、背景も少し明るい)

SE150NにQuad BPを入れると、普通の1等星でもちょっと見にくいですが、この改良型バーティノフマスクなら、3等星ぐらいでもなんとかなりそうです。

おまけ。
悪乗りして、更に別形状のマスクも作図しました。
まだ作ってはいません。3Dプリンタが開いたときに印刷してみるつもり。
へへへ。
イメージ 4

こちらは、眼視で合わせる専用のパターンです。光条がうるさくなりすぎてダメかな??

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またまた「習作」でございます。
様々な事情により本来なら廃棄物のボツ物を、練習作としてネタ化するシリーズ第2回目でございます。

【習作】マルカリアンの銀河鎖【誤魔化した】
2019/1/13撮影 では晒します。
イメージ 1

SE150N(改)練習機 + MPCC3
X-M1 ISO1600 180s×27枚 81m (1h21m)
SE2BD改赤道義

撮影時の良かった点
晴れたこと。
撮影時の悪かった点
寒かった・・・おそらく斜鏡凍結
撮れたのは最初の1時間半だけ。あとは朝までモヤモヤのぐちゃぐちゃを撮り続けてた。

画像処理の良かった点
カブリ除去をがんばった。
画像処理の悪かった点
全体の輝度とか、ノイズ感とか・・かなり色々と誤魔化せた。(・・やっちゃった、てへ。)

今回も敗因は露出不足です。途中でおそらく斜鏡が凍結してしまったため、72枚中50枚を涙を呑んで捨てました。やってらんね〜ぜ!まあ、自分がダメなのですが・・斜鏡の凍結対策は難しいですね。斜鏡にヒーターは付けたくないし、どうしようかな?次シーズンへ課題を残しました。

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