シュレディンガー猫の天球儀探索

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鉄板を曲げてみた

ニュートン再入門計画、発動中です。

前回あらためて振り返ってみて、一番の基本的な問題は、鏡筒の剛性が足りない事だ!と、脳内で誰かが囁いています。うーん、この問題を解決しないと「ニュートン再入門計画」も門前払い状態じゃないのかな?

SE150Nに拘るわけではないので、ちゃんと入門できる?しっかりした鏡筒を購入してしまうのも一つの方法です。しばらく中古物件とかを物色してました・・でも、どうせならBKPとかを買ってしまう方法も有効かな?色々と迷走して考えがまとまりません。中古でも鏡筒を買うとなると金がかかるので、最終的に「大口径化」を目指したい私としては、費用的には厳しいな。

方向が定まりませんが、ぼんやり考えてる時間がもったい。とりあえずお金をかけずに、手間をかけてみようかと思います。(見切り発車とも言う)


お題その1:鏡筒の剛性を何とかしてみる。

まず安直に思いつくのは、鏡筒の”筒だけ”をもっと剛性の高いパイプに交換してしまうこと。
適当なパイプを探してみたりしましたが適合するものが有りません。ドイツTSではセレストロンの”筒だけ”なんて売ってるのですね。しかしながら輸入していてはとてもコストが合わず。 色々と調べまくりましたが、筒そのものを交換してしまう作戦は断念となりました・・ orz

代案として「今の筒を強化する」 ・・・
これしかありません・・他の代案は思いつきません。日曜大工で加工できるのか全く自信がありません。

とりあえず、補強材にする鉄板を買ってきました。板厚1.6mmです。
イメージ 1

アルミの1.6mmと違って、ガチ「鉄板」です。アルミに慣れてるとめっちゃ硬いです。
この鉄板を何とか曲げてみようという作戦。こんなの上手く曲げられるか??と自分でかなり不安になりました。
何故アルミ板じゃないのかって?SE150Nの筒は鉄管ですぜ!熱膨張率はアルミよりもずっと少なくて、ケーブルとか磁石付きのクリップで止められるので便利なんですよ。

まず、曲げるための冶具を木工で作りました。
イメージ 2

上側のローラー(鉄パイプ)に突っ込んだ角材を手で回して、曲げたい鉄板を左から右方向に送り出します。

基本的にはロール曲げ加工で使う「3本ロールベンダー」と同じ構造です。4隅の長ボルトでローラーの間隔を狭めて送りながら曲げてゆく方式です。ホンモノはおそらくガチガチにしっかりしたものだと思いますが、ここは逆転の発想で逆に剛性を落として、板が曲がってくぼんでゆくところに、上ローラーも習ってゆくという発想です。
「3本ロールベンダー」の本物なんて見たことも食べたことも無いので妄想を元にアレンジしてます。オイ('_')。

イメージ 3

もちろん最初から上手くゆかなくて、少し曲げてみては冶具を作り直し、また少し曲げてみて・・を繰り返しました。
それだけでなくて、鉄板1.6mmは相当の荷重をかけなければ曲がらず、強度不足の部分はどんどん壊れてゆきます。それを改善してまた作り直すという作業を何度も繰り返しました。

お!ちょっと曲がってきた(嬉)
イメージ 4

しかし、この後もローラーを支えるキャスターが荷重に耐えきれず潰れたりとトラブル続発。ホームセンターと自宅を何往復もしながらトライアル&エラーを繰り返します。

そしてついに・・・筒っぽくなってきた!(超嬉)
イメージ 5

この頃には曲げ冶具「自作3本ロールベンダー」は、初期からかなり形状が変わってます。この後も冶具全体が捻じれて歪むなんてトラブルがあり、さらにアチコチ改造しました。長ボルトの先に引っ掛けてあるハタガネは、歪みで生じる斜送りを矯正してるつもりです。

さらに曲げてゆきます。
イメージ 6

できるだけキレイな円筒になるように、4隅のボルトでかけるテンションを調整しながら曲げてゆきます。

そして!ついに・・・円筒になりました〜☆彡
イメージ 7

円筒の端の部分ですが、綺麗にRになっていないのが分かりますか〜?
3本のローラーで曲げてるので、どうしても端の方は曲げ残ってしまうのです。曲げきれなかった部分はグラインダーに切断砥石を付けて切り落とします。
イメージ 8

1本目を曲げ切るまでに散々苦労しましたが、1本出来てしまうと、2本目は2時間ぐらいで曲げることができました。2本目の途中で冶具が壊れないかと心配でしたが、1本目の時に壊れ尽くしていたようで、2本目は拍子抜けするほど順調でした。
ここまで曲げるのにメッチャ苦労したのですよ〜 実はGW+土日も突っ込んでます・・ 鉄板曲げでGW終了だったのです。(涙)

曲げた鉄板はこんな感じに使います。
イメージ 9

SE150Nの鋼管は内側にリブが出てますので、その部分を避ける形で鏡筒内側に押し込みます。位置を決めたら接着剤で張り付けてしまうつもり。一体になってしまえば剛性もUPする・・・はずです。

鉄板を2枚曲げたのは、主鏡付近と接眼部+斜鏡付近を強化するためです。
鏡筒内で2枚の曲げ鉄板の間隔が15センチぐらい開いてしまうのですが、その部分は鏡筒バンドとレールによる”外骨格”で強度を保持するつもり。本当は一体型の方が良いのですが、これ以上の幅の鉄板を曲げ加工するなんて本物のロールベンダーが無いと無理。

一応、これで鏡筒の補強の目途が立ったつもり・・実際には組んで、撮ってみないとわからいですが。すくなくても元のノーマル状態より硬くなるのは間違いないと思います。

さて・・・次は接眼部と斜鏡スパイダーが問題ですなぁ。

閉じる コメント(8)

自宅で鉄板を曲げてしまうなんて凄いですね。それも、寸法がピッタリじゃないですか!
ニュートン反射鏡がどうなって行くか、たのしみです。

2018/5/18(金) 午前 6:56 [ たっくん ]

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スゴい!!
ここまでやりましたか!
驚いて思わずコメントさせて頂きました^^
フニャフニャ筒を使っている方は一度はこんな究極の強化を妄想した事があるのではないでしょうか。
しかし実際されるとは・・やはり何事もやる気と根性ですね!
仕上がりもお見事です!

2018/5/18(金) 午前 9:29 nam_world

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これまたきれいに丸めましたねー(◎-◎;)!!
自分がR200SSの補強した時は手で曲げたっけ・・。

40cmGotoDobもファインダーを下に取り付けるのに裏打ちせねば・・です。

2018/5/18(金) 午後 10:56 [ UTO ]

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たっくんさん
少し曲がり始めてから先は、荷重をかけても冶具が壊れるばかりで、何度も挫けそうでした。色々作り直して何とかなりましたが、とっても苦労しました。これが結果に結びつくと良いのですが・・

2018/5/18(金) 午後 11:00 [ kaien ]

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nam_worldさん
フニャ筒の人は誰でも考える方法で・・・まず敬遠する工作だと思います。そこにあえて手を付けてみました(笑)
GWの連休があったので最終的に何とか曲げました。この補強で実用に耐えうる剛性が出ると良いのですが・・まだスパイダーや接眼部もありますので、まだまだ改造が続く予定です。

2018/5/18(金) 午後 11:14 [ kaien ]

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UTOさん
金属板を曲げるって加工は専用の道具が無いと、ほんとに苦労しますね。なんとか曲げ終わった時にはそれなりの達成感がありました。
この冶具もう出番はないかもしれませんが、しばらくは倉庫に保管しておこうと思ってます。

2018/5/18(金) 午後 11:34 [ kaien ]

こんにちは!

1.6mmもある鉄板をロール加工するなんて凄すぎます!治具の工夫も感心するばかりです。
ドローチューブの差し込み部の穴は後加工なんでしょうか?鉄板は鏡筒とどの様に固定するのか、色々気になってしまい次の更新が楽しみです^_^

2018/5/19(土) 午前 8:32 [ やまぎり ]

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やまぎりさん
鉄板は鏡筒管の内面側に、無収縮接着剤で張り付けてしまうつもりです。板厚が1.6mmもあるので、接眼部の穴あけは鏡筒内面に張り付け後でも大丈夫かなと思ってます。
今はスパイダーと接眼部をどうしようか悩み中です。また色々とアドバイスやご指摘をお願いします。(^^)

2018/5/19(土) 午後 1:27 [ kaien ]


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