シュレディンガー猫の天球儀探索

♪ Let it go Let it go 星が点に写らなくても〜♪

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

帰宅したときは、小雨が降っていたのに、薄雲越しに月が見えている不思議な天気でした。
さきほど改めて外に出てみたら、天頂付近だけ良く晴れていて、幻想的な白銀の月が煌々と輝き地上を照らしていました。ちょっと望遠鏡を出してお月見したい気分ですが、また疲れて眠くなってしまいそうなので、昨日の続きを始めたと思います。

では、「誰でもできる、カンタン光軸調整」行きます。

4.組み立てと光軸調整(室内)
昨日の記事の通り、GS-200RCは主鏡の向きと接眼部の向きを個別に調整できない構造です。主鏡セルに主鏡を取り付けただけで、主鏡の光学的な軸と接眼部の物理的な中心線が一致すれば良いのですが、現実はピタリと一致しないものと思われます。

この問題点を解決するために、ドイツTeleskop-Serviceより購入したGSRCJ90と言う部品を装着しています。この部品を接眼部の延長筒に取り付けることで、主鏡の光学的な軸と接眼部の物理的な中心線を一致させるための調整ができるようにしています。
これが、GSRCJ90 この押引きネジで接眼部の傾きを調整します。
イメージ 1

取り付けるとこんな感じ
イメージ 2
こちらはしっかり固定してさえいれば問題無いと思いますが、一応自作パーツで対応しています。接眼部を脱着した時の光軸再現性が得られるようになるので、おすすめではあります。
いきなり横道から始めてしまいましたが、私なりの光軸調整手順を紹介します。

我流であり正しい手順ではないと思いますが、結果的にそこそこに調整できていると思います。なにより難しくないのがポイントです。(^^♪

(1)接眼部と主鏡の調整
まず初めに、接眼部と主鏡の光軸を合わせてしまいます。手順は次の通りです。

①接眼部にレーザーコリメータを取り付けて、適当な距離に置いたアルミ板に照射します。
②アルミ板で乱反射したレーザー光が、主鏡で反射して集められて、再びアルミ板を照らします。主鏡とアルミ板の間隔を適当に前後させて、主鏡からの反射光が調整しやすい大きさの円になるようにします。
③レーザが照射された点と、主鏡からの反射光でできる円の中心が一致するように、接眼部の傾きを調整します。(GSRCJ90)

調整してる様子はこちら。
イメージ 3

こちらは、アルミ板に照射されたレーザ光と、乱反射して主鏡で集められて光が、円盤状になっている様子。
調整後のの状況です。

ここまで来たら、GSRCJ90の接眼部の傾きはOKと解釈して、今後一切触りません。
このまま、そっと鏡筒を組み立てます。

(2)主鏡の向きの調整
次は主鏡の向きを調整して副鏡の中心へ合わせます。前工程で主鏡の軸と接眼部の軸がすでに一致しているので、レーザーコリメータの光点が、副鏡のセンターに一致すればOKです。ここは副鏡のセンターマークを信用して、中心に合わせます。

注意点: この調整は、鏡筒の主鏡の傾き調整機構のみで行います。
くれぐれも前記GSRCJ90の接眼部の傾きの部分は触らないよう気を付けてください。

GS-200RCは、主鏡の傾きを変えると接眼部も一緒に動いてしまう構造です。
主鏡の向きを変えるとレーザーの光点も一緒に動きます。

調整中の状況です。ボケててすみません。
イメージ 4

私の鏡筒は、どうやらバッフルが延長されているらしく、筒先からどうやっても(主鏡に反射した)副鏡のセンターマークを見ることができません。そのため、鏡筒内に手鏡を置いて、その鏡に映して副鏡のセンターマークを確認しています。

手前(下側)は、お手製のセンタリングスコープです。これでセンターマークとレーザ光を確認します。
あんまりじっくりとレーザー光を見ないように気を付けましょう。デジカメのライブビューなどを使うべきかと・・

副鏡のセンターマークに合わせても、光軸合わないなんて記事を時々目にしますが、私の鏡筒では大丈夫そうです。それよりも・・前記の主鏡の軸と接眼部の軸の調整が不十分だったり、接眼部を緩めてしまったりして、接眼部と主鏡の軸が再現しなかったりする方が、影響があるのでとはないかと思います。理論的なことは理解していないので、確信は無いのですが・・詳しい方、いかがでしょうか?

(3)副鏡の向き調整:室内でのおよその調整

次に副鏡の向きの調整ですが、最終的には星を使って調整を仕上げたほうが良さそうです。室内での調整は、「およそ近い位置に合わせとく」程度と思っています。

以前は、フラットを撮影して、周辺減光の中心を画面の中心に一致させる。
にて調整していましたが、今は便利なレーザーコリメータを買ったのでそちらを使っています。
イメージ 5
またまたボケててすみません・・
このレーザーコリメータ、オプションのフィルタを取り付けると、レーザ光が同心円状になります。
下の円盤が、レーザーがドットになるフィルターです。付け替えてレーザ照射パターンを変更できます。

調整方法は、レーザコリメータをこの同心円パターンにして接眼部にセットします。
副鏡から主鏡へと反射して、鏡筒から出てきたレーザー光を壁に映して・・このパターンがきれいな同心円になるように、副鏡の向きを調整します。
イメージ 6

こんな感じです。
ここまで来たら、室内での調整はおしまい。あとは実際の星を使って、最後の調整を行います。

(4)副鏡の向き調整:星像での調整
最後は実際の星で調整します。焦点内外像を見て調整すれば良いのですが、ヘタレ目の私にはどこがちょうど中心なのかわかりにくくて・・そこで、こんな方法で調整しています。
イメージ 7

あーこのマスクを作るときに、思い付きで急造してしまったため、形を間違えてますね。(^^)これでもまあ、実用になるからヨシと言う」ことで・・・
副鏡の調整ネジに合わせてマスクをセットして、内外像で綺麗に三角になるように、副鏡を調整します。

もちろん視野中心で調整しましょう。(副鏡を動かすと星が逃げるので、都度視野中心に・・)
イメージ 8
左がまだちょっと・・と思いましたが、適当に妥協します。(^-^;

さっそく試写!はたして結果は・・・APC-Cサイズ・中央と四隅:虫眼鏡でピクセル等倍です
イメージ 9
TSRCFlat2フラットナー)カメラJPG ISO1250 220s×1枚

妥協したのは不味かったかな??等倍でこのぐらいなら許容範囲かな?戻り工程(繰り返し工程)無して、一発でここまで調整できれば調整手順として有効なのではないかと思います。

今まで何度かRCの光軸調整を記事にしてきましたが、現在はこの手順に落ち着いていています。
主鏡と接眼部の軸出しのために、副鏡か主鏡セルを外す必要があるのか欠点ですが・・GS-200RCは、一度光軸を合わせてしまえばまず狂うことがありません。鏡洗いの時ぐらいしか光軸調整しませしないので、この手順で大丈夫かと思っています。

開く コメント(2)

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事