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. このところメダカの記事が続いていましたが、グリーンウィッチの活動も頑張っております。 ↑ 仕事も頑張れとの声が若干聞こえます。 (^^ゞ 先日2ちゃんねるに、60年以上前から田んぼに自生している薄荷の品種名が、上記の写真でわからないでしょうか?との書き込みがありました。 お応えしていた方がかなり古い品種に詳しい方でしたので、北海道のE木さんと判断し、写真だけではわからないと思いスルーしていました。 そしたら、その方から私のブログに書き込みがあり、ご相談を受けました。 私も60年前の薄荷ということで興味がありましたので、さっそく地下茎を送っていただき、類似品種と思われるものと同じ条件で育ててみることになりました。 できれば何年前から自生していたかがわかるれば、それ以降の新しい品種が候補から外せるので、年代の再確認をお願いすると、なんと最低90年前には自生していたとのこと。 (゚_゚;) これは、大発見です。 主要街道にほど近いとはいえ、薄荷栽培で知られた地域ではなく、しかも90年以上前に日本にあったとなると、中国から持ち込まれた品種か、日本で名付けられた品種にしても変異を起こしてオリジナルになっている可能性が大です。 早速、ミントの師匠に連絡し、二人で育ててみることになりました。 E木さん、そちらへは暖かくなったらお送りしますので、お待ち下さいね〜 私の好きな「あかまる」や「まんよう」のような柔らかな香りなのか、中国種の爽やかな香りなのか、どちらにしても90年以上も人の手が加わっていない薄荷の発見に大興奮しています。 春まで待ちきれないので、簡易ビニールハウスを作ろうかしらん?? .
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和薄荷
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. 今日はいかにも開発途中の品種名、「岡交7号」(おかこう7ごう)です。 ジーンバンクから入手したもので、株分け配布可能です。 農林水産省岡山県農業試験場倉敷分場は、農林省認定品種3品種の開発に成功しており、岡交3号は「はくび」、岡交5号は「りょくび」、岡交6号は「しゅうび」となっており、この次の認定品種を目指して開発されていたと思われる品種です。 最後の暖地系和薄荷といえる品種で、そう思っているせいか、「しゅうび」を洗練したような香りがします。 ジーンバンクの資料を載せておきます。 JP番号 176269 植物名 日本はっか 学名 Mentha arvensis L. var.piperascens Malinv. 品種名 OKAKOU 7 品種和名 岡交7号 原産地 岡山 来歴区分 育成 取得区分 育成 保存番号 95009119 (種苗管理セ八岳農場) 配布可否 可 配布形態 栄養体 特性データ 草型 開張 (長野, 2000) 草丈 38cm (長野, 2000) 茎の毛じの多少 微 (長野, 2000) 茎の色 暗赤紫 (長野, 2000) 葉の形 楕円形 (長野, 2000) 葉のしわ 少 (長野, 2000) 葉の色 中 (長野, 2000) 根茎の型 やや匍匐枝型 (長野, 2000) 花序 輪生状 (長野, 2000) 雄ずいの形 退化 (長野, 2000) 開花始期 08/31 (長野, 2000) 花色 極淡紫 (長野, 2000) 茎の太さ 3mm (長野, 2005) 茎の断面の形 四角形 (長野, 2004) 分枝数 4本/個体 (長野, 2005) 節数 13節 (長野, 2005) 葉の大きさ 9.4cm**2 (長野, 2005) 葉の厚さ 中 (長野, 2004) 葉縁の形 中 (長野, 2004) 葉の毛じの多少 無 (長野, 2004) 葉の基部の形 やや円形 (長野, 2004) 葉柄の長さ 短 (長野, 2005) 耐倒伏性 中 (長野, 2003) 種子稔性 無 (長野, 2003) . |
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. 今日はちょっと古風な名前、「青茎」(あおくき)です。 ジーンバンクから入手したもので、株分け配布可能です。 現在の和薄荷の祖先は、地中海沿岸ユーラシア地方が原産地とされ、シルクロード、中国を経て奈良時代に日本に伝わったものとされています。 対して、同じものがインド、エジプトを経由してヨーロッパに伝わったと考えられています。 ヨーロッパに伝わったものは、葉が小さく香りの良い穂状咲きのミントになり、中国・日本に伝わったものは、薬草として使用するため香りよりもメントール分が重視され、栽培用に選抜されてきたと思われます。 天平宝字6年(762年)には日本で薄荷が薬草として使われたことが記されており、 享保7年(1722年)には和薬改会所が設けられ、各地の薬種問屋の代表を集め、市場に流通する和薬の品種とその品質についての統一見解を求めていますが、その中に和薄荷が見られることから、かなりの栽培が行われていたものと考えられます。 この当時栽培された薄荷は、「赤圓」(あかまる)(岡山、広島、山形、北海道)・「青柳」(あおやなぎ)・「赤茎」(あかくき)(岡山、広島)・「青茎」(あおくき)(岡山)・「白茎」(しろくき)・「白花」(しろはな)(岡山)・「柳葉」(やなぎば)(愛知)等と伝えられますが、現在保存されているのは、わずかに「青茎」「赤圓」(2種)のみです。 もし、どなたか私が発見していない品種の所在をご存知の方がいらしたら、私かジーンバンクにご連絡下さい。 日本薄荷史の空白のページが一つ消えることになります。 今回ご紹介の「青茎」は農林水産省岡山県農業試験場倉敷分場において「岡交2号」と名付けて選抜を繰り返され、その品種が確定した後は「はっか農林3号」として認定され、「はくび」(博美)(Mentha arvensis L. var.piperascens Malinv. HAKUBI)の登録名を付けられた、優れた品種です。 香りは原種系の青臭さが残りますが、最新品種のようなツンっとした刺激臭は少なく、落ち着いた香りがします。 前置きが長かったですが、写真をご覧下さい。 ジーンバンクの資料を載せておきます。 JP番号 176271 植物名 日本はっか 学名 Mentha arvensis L. var.piperascens Malinv. 品種名 AOGUKI 品種和名 青茎 原産地 日本国内(不明) 来歴区分 在来 取得区分 育成 保存番号 95009121 (種苗管理セ八岳農場) 配布可否 可 配布形態 栄養体 特性データ 草型 開張 (長野, 2000) 草丈 78cm (長野, 2000) 茎の毛じの多少 多 (長野, 2000) 茎の色 赤紫 (長野, 2000) 葉の形 長楕円形 (長野, 2000) 葉のしわ やや少 (長野, 2000) 葉の色 やや淡 (長野, 2000) 根茎の型 やや地下茎型 (長野, 2000) 花序 輪生状 (長野, 2000) 雄ずいの形 退化 (長野, 2000) 開花始期 09/08 (長野, 2000) 花色 淡紫 (長野, 2000) 茎の太さ 3mm (長野, 2005) 茎の断面の形 四角形 (長野, 2004) 分枝数 3本/個体 (長野, 2005) 節数 10節 (長野, 2005) 葉の大きさ 9.1cm**2 (長野, 2005) 葉の厚さ 中 (長野, 2004) 葉縁の形 浅 (長野, 2004) 葉の毛じの多少 無 (長野, 2004) 葉の基部の形 やや円形 (長野, 2004) 葉柄の長さ 短 (長野, 2005) 耐倒伏性 弱 (長野, 2003) 種子稔性 無 (長野, 2003) ※ ジーンバンクのローマ字では「AOGUKI」になっていますが、古来の日本語はにごらない発音の方が好まれたようですので、私は「あおくき」説をとっています。
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. これから当分今年我が家に仲間入りした新人達を50音順で紹介します。 Mentha属に興味の無い方はスルーして下さい。 最初はなんとも味気ない名前、「9」です。 ジーンバンクから入手したもので、株分け配布可能です。 こんな味気ない名前に何故惹かれたか、理由はこの子の学名です。 植物学の大家、牧野富太郎博士の名前がついてるじゃありませんか。 「Mentha japonica Makino」は博士が学会に発表した、日本古来から自生していたと思われる「ヒメハッカ」(姫薄荷)の学名です。 西日本ではほぼ絶滅しているはずの品種であり、多くの道府県で絶滅危惧種に指定されています。 私はミントの師匠と、日本一の野草の大家から一株ずつ分けていただいたものを増やしていますが、ジーンバンクの物は資料の特徴が違いすぎるので、大枚5,800円を支払い取り寄せてみました。 結果・・・、どうみても栽培用和薄荷の脱走種。 ジーバンクでの大失敗第2号、すぐに担当者に連絡を入れましたが、今回はまだ訂正していません。 前回の「アワモリハッカ」は、知らないうちに私の指摘した「ホソバハッカ」(シソ科泡盛アワモリハッカ属)に変えていたのに、今回はいつまで変えないか?、ちょっと興味があります。 良くみると備考欄に私の注意したことの一部が書いてあります。 花なんか見ないでも、茎と葉っぱがぜんぜん違うのに、けっこうしぶとい担当です。 役に立ちませんが、ジーンバンクの資料を載せておきます。 JP番号 176382 植物名 ひめはっか 学名 Mentha japonica Makino 品種名 9
M.JAPONICA
原産地 岡山 来歴区分 野生 取得区分 不明 備考 ひめはっかとされているが、形態は日本はっかに似る。現在花の形態を確認するため、開花待ち。配布時要注意。以上の備考は、花の形態確認後に消去する。20091008 保存番号 95009232 (種苗管理セ八岳農場) 配布可否 可 配布形態 栄養体 特性データ 草型 直立 (長野, 2000) 草丈 38cm (長野, 2000) 茎の毛じの多少 少 (長野, 2000) 茎の色 暗赤紫 (長野, 2000) 葉の形 卵形 (長野, 2000) 葉のしわ やや少 (長野, 2000) 葉の色 やや濃 (長野, 2000) 根茎の型 やや地下茎型 (長野, 2000) 茎の太さ 3mm (長野, 2005) 茎の断面の形 四角形 (長野, 2004) 分枝数 0本/個体 (長野, 2005) 節数 8節 (長野, 2005) 葉の大きさ 14.1cm**2 (長野, 2005) 葉の厚さ やや薄 (長野, 2004) 葉縁の形 極浅 (長野, 2004) 葉の毛じの多少 中 (長野, 2004) 葉の基部の形 やや円形 (長野, 2004) 葉柄の長さ 中 (長野, 2005) 耐倒伏性 弱 (長野, 2004) 種子稔性 無 (長野, 2004) これで、ジーンバンクに11,600円の借りを作りました。 2品種ただでくれないかな〜!!
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まりさん主催の【ハーブ魔女club】第2回用の記事を書こうとしたのですが、だらだらと長文になってしまい、 Yhooブログの文字数上限を超えてしまいましたので、私のハーブ用ホームページの一部として作り直しました。 時間と興味のある方は下記のアドレスに飛んで下さい。 m(_ _)m 和薄荷に興味の無い方には全く面白みの無い記事ですし、本当に長いので飛ぶのは止めといた方がいいです。 また、私はホームページを作るのに一切専用ソフトを使わず、メモ帳・ワード・エクセルのみで作っています。 専用ソフトで作ったページに比べかなり見劣りしますので、その辺ご了承下さい。 m(_ _)m .
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