ミント・薄荷(Mentha属)に魅せられて

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Mentha属

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こちらでも急に涼しい日が増えてきて、夏の暑さに耐えていたMentha属も花を咲かせ始めました。

今回初登場のヒメハッカの花は、葉っぱだけでなく花もなかなかかわいいので見てやって下さい、ついでに和薄荷と洋種ミントの花の付き方を再度お見せします。

匍匐性(ほふくせい)というより、超小型の立性種が絡み合ってる感じのヒメハッカです。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188178

ボンボリ状に丸く花が付きます。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188179

このヒメハッカは、北海道で自生しているものの茎を採取して繁殖し、売られている方から購入した株で、「うっT」さんからいただいた株に比べて葉の色が若干薄いです。

個体差なのか、植え替えた時期が違うからなのかわかりませんが、数年育ててみて結論を出そうと思っています。



和薄荷の特徴的な花の付け方は、「段状咲き」と呼ばれる、葉の付け根の節の周囲に花が咲く咲き方です。

ちょうど良い見本がなかったので、「中国種」と呼ばれている品種の花を写真に撮って来ました。

段状咲きの見本のような咲き方です。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188180


和薄荷の開発が盛んだった頃輸入されたと思われる、「イタリーミッチャム」
https://album.yahoo.co.jp/image/4188181

https://album.yahoo.co.jp/image/4188182

こちらは典型的な洋種ミントの花の咲き方、「穂状咲き」です。


ついでに、我が家の入口にある石垣をほぼ占領下においた、アップルミントの群生とその花の写真を見て下さい。

数年間は撲滅を試みましたが、あきらめました。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188183

https://album.yahoo.co.jp/image/4188184


「穂状咲き」ミントの中でも特に綺麗なホースミントも見てやって下さい。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188185

https://album.yahoo.co.jp/image/4188186


この品種はラムズイヤーのような綿毛と全体的にグレーがかった色が特徴の品種です。

和薄荷の脱走種とみられる「馬はっか」とは、まったく別物なので、ご注意下さい。


例外的にペニーロイヤル系のミントや匍匐性のミントは段状咲きですし、最新の和薄荷JM23は穂状咲きするそうです。

まだ、JM23の花は確認していないのですが、洋種ミントの血統が花に出てしまったようです。



で、昨日は長男を迎えに岡山まで行って来まして、奥様のお母様が息子の部屋の掃除をしてくれている間、幅1mほどの水路を網で漁って来ました。

収穫〜〜、ヒメタニシ、カワニナ、アメリカザリガニ・・・。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188187


アメリカザリガニ君の雄姿!!。
https://album.yahoo.co.jp/image/4188188

https://album.yahoo.co.jp/image/4188289

こんなことしてたら、買い物から帰って来た奥様に、「コラー!!」ってしかられました、狭い部屋だから三人も掃除に入ると身動き取れないから遊んでたのに・・・、ブチブチ・・・。

まあ、無事に家まで持って帰れましたので、満足です。 (^_^)v
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バックアップ苗 その後

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8月12日にUPしたバックアップ苗達がみんな元気に成長していますので、写真で比較してみて下さい。


ほうよう4倍体 12日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3824291

ほうよう4倍体 19日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3889601

ランナーの植え付けをした子ですが、少し根が出た頃でしょうか? 葉がわずかに大きくなっています。



南アルプス 12日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3823770

南アルプス 19日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3889602

地下茎を植えつけた子ですが、細い根をいっぱいつけて植えたのが良かったようで、赤ちゃんミント状態まで成長してます。



山形あかまる 12日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3823772

山形あかまる 19日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3889650

挿し芽をした子です、エカキムシに葉の中を食べられてますが、元気に成長してます。



ハーツペニーロイヤル 12日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3824728

ハーツペニーロイヤル 19日現在
https://album.yahoo.co.jp/image/3889651

株分けをした子です、摘心していない若い茎が伸びてます。




「南アルプス」のところで書いた、「赤ちゃんミント」とはランナーや地下茎を植えつけて小さな葉が出始めた時の状態で、ほとんどのMentha属は、ほぼ丸っこい可愛らしい葉が出ます。


りょくび
https://album.yahoo.co.jp/image/3889657


クールミント
https://album.yahoo.co.jp/image/3889654


クールミントのアップを真上から
https://album.yahoo.co.jp/image/3889655


クールミントのアップをやや斜めから
https://album.yahoo.co.jp/image/3889656

メチャ可愛いと思うのは私だけ?? ← 親バカ???




匍匐性が強いミント達は、少々様子が変わってます。

ジンジャーミント
https://album.yahoo.co.jp/image/3889653


昨年まではクレソンを植えていた巨大な石臼にも、今年はミントを植えてみました。

どの程度まで水中で成長するかのテストです。 水に一番強いと思われる「ウォーターミント」で実験してます。

全体
https://album.yahoo.co.jp/image/3889658


ランナーの先端
https://album.yahoo.co.jp/image/3889659


水中の根
https://album.yahoo.co.jp/image/3889661


水草のように全体を沈めるのは無理がありますが、1週間たってみて確実に成長しています。

水中の土にもしっかり根をはっているようなので、今後の成長が楽しみです。

ただ、メダカでも入れないとボウフラが発生してましたので、近くの池ですくって来ようと思ってます。

ついでに小さなタニシやエビも入れて、アクアリウム風にしてみようかな?



オマケにこの石臼の先に植えている「レモングラス」を見てやって下さい。

https://album.yahoo.co.jp/image/3889662

しっかりと雑草化しています。この株で3年目ぐらいだったかな?


レモンつながりで、玄関先ではばをきかせている「レモンバーム」も。

https://album.yahoo.co.jp/image/3889663

こちらも雑草化しています。この株で10年目ぐらいです。

こいつらは年々根が成長し、他の雑草を駆逐してくれますが、レモンバームは周囲一帯に種を撒き散らし、かなりの確立で発芽するので、下手な雑草より手ごわいかも知れません。

少し大きな株をポリポットに移してプレゼント用にしています。


他にも紹介したいハーブがたくさんありますが、早朝にもかかわらず蚊の大襲来を受けたのでここまでで避難しました。

水遣りは大変ですが、ハーブ達にはいい季節になりました。
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バックアップ苗

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私のうちにあるMentha属達は、気難しい「コルシカミント」君以外、全部100均のプランターで育てていますが、9cmポリポットでバックアップ苗も作っています。

そろそろ真夏の日差しが差して、夕方しおれている子もいるので、水分の蒸発を防ぐため剪定をして、同時にバックアップ苗をもう一式作ることにしました。

https://album.yahoo.co.jp/image/3823768


手前の黒い容器のものが今回作った苗達です。

早朝思い立ち、土やタグを買い込んで来て、結局三日がかりで完成しました。

剪定した茎と葉は、おいおい陰干しにして、和薄荷ミックスとミントミックスにするつもりですが、あんまり大量なのでうまく乾かせないかもしれません。


で、バックアップ苗の作り方ですが、チョー簡単です。

丈夫で繁殖力の強いMentha属ですから、ほぼ失敗無しでできますが、一番楽で確実なのが ↓ です。

https://album.yahoo.co.jp/image/3824291

プランターからニョロニョロ出てきているランナー(走り茎)をちょんっと切ってポリポットに埋めるだけ。

ランナーは土に埋まったところからは根が生え、地上部はそのまま茎になり、節から葉が出ます。

モデルは品種改良途中種の「ほうよう4倍体」君でした。


ランナーを出しにくい品種や、まだ出てない子は ↓ の方法です。

https://album.yahoo.co.jp/image/3823770


プランターをひっくり返して、太くて元気そうな地下茎を適当な長さで切ってこれまた埋めるだけ。

根っこの先が茎に変化するので、ランナーの時より少し日数はかかりますが、これまた成功率の高い方法です。

モデルは涼しい南アルプスに自生していたという、「南アルプス」君でした。


ランナーを出しておらず、根もまだ十分にはっていないと思われる子は ↓ の方法です。

https://album.yahoo.co.jp/image/3823772


茎の途中で切り、切り口を斜めにカットし土に挿す、挿し芽です。

確実を目指すなら、水挿しして室内で根が出るまで待ってから植えるのが良いのですが、大抵のMentha属はそのまま土に挿して、数日水を切らさないようにすればOKです。

土も「挿し木」「挿し芽」用の無菌に近い土を使っていませんが、かなりの確立で成功します。

モデルは最近仲間入りした「山形あかまる」君でした。

この子は先々週株分けして、その時切り落とした茎を挿し芽しておいたので土のすぐ上に葉がありますが、本当は最小限の葉を残すだけにした方がいいです。


逆にプランターが込みすぎて根が絡まっている場合は ↓ の方法です。

https://album.yahoo.co.jp/image/3824728


プランターをひっくり返し、エイヤッと根っこごとむしり取り、根が傷んでいる分、茎を途中でカットしてポリポットに植える「株分け」です。

モデルはとてもMentha属に見えない「ハーツペニーロイヤル」君でした。


他に植物を増やす方法としては、種を植えたり、茎の途中に綿やミズゴケを巻いておき発根させる「取り木(芽)」がありますが、Mentha属を複数種植えている場合、種は雑種になっている確率が高いし、発芽まで日数がかかるのでお勧めではありません。

また、「取り芽」をするほど手間をかけなくても、大概他の方法で成功しますので、Mentha属ではやったことがありません。


結局まだ「挿し芽」もできない赤ちゃんミントを含めて、ちょうど我が家に121種があることが確認できました。

リストを整理しているつもりなんですが、時々間違ってチェックしたりしてますし、同じ品種でも入手方法が別だと別々のプランターに入れてますから、プランターを数えてるとわからなくなるので久々に整理ができました。

しかし、両足は蚊の大攻撃でブツブツだらけ・・・、痒いのなんの。

携帯蚊取り線香をぶら下げてたのに〜 (T_T) 
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【ハーブ魔女club】 第2回活動日(8月2日(ハーブの日))♪ のための記事ですので、お読み飛ばし下さい。
m(_ _)m


エゾハッカ (蝦夷薄荷) 学名 Mentha arvensis L. EZOHAKKA

北見ハッカ通商のホームページでは、「ヒメハッカ」と同じと記載されていますが、どうみても別種です。

ジーンバンクの学名も野生種である arvensis と書かれており、「ヒメハッカ」とは異なる学名が付いています。

その他、研究がほとんど行われていないようで、資料がありません。

私のうちにある、「朝鮮産和種」「欧州産和種」に極めて似ておりMenth属発祥の地と言われる、地中海沿岸ユーラシア地方での品種はこのような容姿だったのかも知れません。

ジーンバンクにはもう一種「米国産和種」があるのですが、5,800円出して他の和種達と同じ容姿だと悲しいので、まだ手を出していません。
ジーンバンクには是非データベースに写真も加えて欲しいものです。

メントール分は「ヒメハッカ」同様非常に多いようですが、いかんせん「ヒメハッカ」より少し大きいだけで生産性は非常に低いと思われますので、生産されていたという記録は見つかりません。

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【ハーブ魔女club】 第2回活動日(8月2日(ハーブの日))♪ のための記事ですので、お読み飛ばし下さい。
m(_ _)m


ヒメハッカ (姫薄荷) 学名 Mentha japonica Makino

特徴:
 草丈20〜40cmの多年草。
 茎は直立し、節だけに軟毛がある。
 葉は対生し、卵状長楕円形で長さ1〜2cm、幅3〜8mm。先は鈍く全縁。
 花は枝先に集まってつき、花冠は淡紅紫色で長さ約3.5mm。
 萼は5裂し、腺点はあるが毛はない。裂片の先は尖らない。
 絶滅危惧種 (Vu) に指定されている

分布・生育地:
 北海道、本州 湿地(やや稀)

北海道レッドデータブック
 => http://rdb.hokkaido-ies.go.jp/page/detail1.asp?spc=000000000000000000142


私がMenth属を集め始めてすぐにその存在を知り探し回った品種です。
理由の一番はこの品種は確実に人の手で持ち込まれたものではなく、太古の昔から日本列島に自生してたものだからです。

残念ながら関東以西では絶滅しているとみられ、私が現在保有している株はミントの師匠から分けていただいたものと、北海道で自生していたものを分けていただいた2株です。

写真はミントの師匠からの株ですが、2株とも相違が見られませんので、ほぼ同じ遺伝子を持っているものと考えます。

板坂亜希子氏のレポートによると、同一地でも「しべ」の長さで3種に分かれたそうです。
ただでさえ小さな花・・・、今度職場から大きな虫メガネを持って帰って見てみます。

パソコンで見ると大きく見えますが、実際はとても小さな品種で、葉は「ペニーロイヤルミント」程度の大きさしくなく、やや匍匐性に近い独特な容姿をしています。

他の薄荷達は繁殖力も旺盛で力強く感じますが、この子は本当に可愛いお姫様のようです。

この「ヒメハッカ」は、植物学の大家、牧野富太郎博士が命名したため、博士の苗字が学名に入っています。
また、博士は「ヒメハッカ」の亜種「ハイヒメハッカ」(1mを超える)も命名しており、こちらは、Mentha japonica Makino f. prostrata といいます。

「ハイヒメハッカ」は、その存在がどうしても確認できず、野草の大家にお伺いしても見たことがないとのことです。

もしかして他の草に囲まれて光を求めて異常に伸びてしまった株だったのかも・・・、牧野博士がそんなミスをおかすとは考えにくいので、人間の踏み入らない小さな沼地にひっそりと生き残っている事を期待しています。

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