イスラエル、バラガン日記

イスラエルに留学している大学生のブログです。

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日本はワールドカップ、総理辞任・新内閣と盛り上がっていますが。
世界的にはワールドカップルと共に、「ガザ支援船」の一件がホットなニュースになっています。
そんな全世界の批判を受けているイスラエルのニュースサイトで興味深い記事を見つけたので訳してみました。


国連はトルコを調査するべき
 
一連の「ガザ支援船」の問題は数多くの疑問を呼んでいるが、一番疑問視されるべきなのはトルコ政府がどのように関与していたかだ。地中海上で行われたイスラエル(軍)の行動は世界中のメディアによりすぐ明るみに出た。しかし、トルコで何が起こったのか。どのように今回の支援船の計画が行われ、トルコ政府がどのように関与していたのか。それについては、(イスラエル軍の行動と比べると)闇の中だ。
 
イスラエル側のガザ地区に関する見解は明確だ。封鎖は、ミサイルなどの武器のガザへの密輸、そしてガザ地区でのハマスの政権掌握により長年イスラエル南部の街には何千発というロケット弾が打ち込まれてきた、そのことの結果である。そして封鎖の目的はあくまで、今でも「イスラエル壊滅」を基本としているハマスへの軍事的な供給を防ぐ事である。
 
国際法により、海上封鎖は合法なものと認められている。そして封鎖を実施している国には、武器輸送を行っていないかのを接近する船舶に対してチェックする事ができる。その船舶が明らかに封鎖を突破しようとする思われる場合、公海の上でも(船舶を検査する)その権利は認められている。
 
今回の一連の事件の発端は数ヶ月前にさかのぼる。IHHというトルコの組織がいくつかのイスラム教組織とヨーロッパの極左団体「free Gaza movement」と共に、海上封鎖を突破し「人道的供給」をガザに対して行うという計画を発表したのだ。
 
そこでイスラエル政府はすぐにトルコ政府に連絡を取り、船舶をアシュドドに寄港させそこで荷を降ろしそこからガザへと地上を使っての輸送ができる旨を伝えた。また日に何十台、時には百台単位のトラックがイスラエル側からガザへと必要な供給を行っている事もトルコ政府に説明し、ガザに人を送り供給している事を自らの目で確かめてもらってもいいとトルコ側に説明した。しかしトルコ側はそのイスラエルからの申し出を拒絶した。
 
計画が進んでいく中でイスラエルは「イスラエルの政策にのっとって行動する」というコメントを出した。計画を行ったIHHなどのイスラム組織やヨーロッパの団体も海上封鎖の存在とその意味、そして接近すればイスラエル軍によって止められ、アシュドドの方に進路をとらされるであろう事はよく分かっていた。そして月曜日にイスラエルの海軍部隊がガザ支援船と遭遇した時に、アシュドドに進路を取るように警告をしていた。
 
そして支援船の中で最大、600人近くの乗員を乗せた「マルマラ」にイスラエル軍はヘリを使って接近し兵士がヘリからロープでマルマラのデッキへ降りていった。その時の船員の対応は「平和的抵抗」と呼ばれるものからは程遠かった。兵士達がデッキに降り立つと、かれらはナイフ・鉄の棒や銃などを使いイスラエル兵士に襲い掛かった。これは多くのカメラに収められており、疑いの余地はない。(http://www.youtube.com/watch?v=yMUuBPmR4ks)そこで兵士達は自己防衛のために発砲を余儀なくされ、死者が出る結果となった。
 
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世界的には「イスラエル軍の襲撃」のような書かれ方をされ、イスラエルが批判を浴びているが、他の軍隊ならばもっと強硬な手段に出ていてもおかしくはない。また何人かのイスラム教の船員がイスラエル軍が船に入る前に「殉教者になろう」と宣言していた事もキチンと世界に報道されるべきだ。
 
こういうことを踏まえ、調査委員会はイスラエルだけを調査するのではなく事件の背景(誰が・どのように関与したのか)をキチンと調査するべきである。イスラエルよりも調査の対象となるべきものがあるはずだ。
 
<答えられていない数多くの疑問>
では話をトルコに戻したいと思う。国際的な調査委員会を立ち上げ、トルコ政府の関与について早急に調査しなければならない。今回中心となったIHHは1992年に設立されたイスラム教過激派の組織。CIAによれば、IHHはアルカイーダやハマスとリンクがあり、いくつかのテロ事件に関与している「テロ組織」である。このCIAの見解はEUや国際連合薬物犯罪事務所(UNODC)の反テロ専門家にも支持されている。
 
IHHは1997年にトルコにある本部の調査が行われ、軍需品や(罪の証拠となるような)書類が発見され、近年のIHHはハマスとのリンクを強化している。ハマスへの資金援助もしており、ガザの港の建築や今回のマルマラを含め2隻の船舶をハマスに購入していた。IHHの真の目的が「人道的支援」ではなくただ単に封鎖を強行突破する事だったのは彼らの背景などからも明らかである。
 
国際的な調査委員会はすぐさま、なぜトルコ政府がこのような団体を野放しにしていたかを調査するべきだ。トルコ政府とIHHの関係、特にハマスとの関係を含めトルコ側を精査するべきである。そして、トルコ政府がIHHの今回の計画・実行に対しどのようにこの数ヶ月間協力していたかが明らかにされなければならない。
 
精査により、IHHの資金源も明らかにされるべきだ。トルコ政府はIHHの支援者の1つなのか?そしてもう1つの質問は、トルコ政府がどのようにしてテロリストも乗船した船に対してトルコ国内からの出国を許可したのか。彼らが出国しイスラエルまでやってきたと言う事が、トルコ政府が今回のIHHの事件に関与・協力していたということを示している。これらを国連を中心にきちんと解明していかなければならない。
 
これらがきちんと行われて初めて、世界が今回のトルコ政府の役割について知る事になるだろう。ただこれだけではまだ十分ではない。6隻の船団には何カ国もから多くの「平和活動家」がいた。「フリー・ガザ・ムーブメント」とIHHなどのイスラム教組織との関係も解明されなければならない。今回の彼らの行動の中で国際法が破られている可能性があるからだ。またイスラエル国会のアラブ人議員も乗船していた他、数人の各国の政治活動家が乗船していた。彼らとテロ組織との関係の有無、関係していたのならばどの程度の関係であったのかも解明されるべきポイントの一つだろう。

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