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昨日、ロスバーグの図書館でタルムードの超入門書を借りました。 その名も、The Complete IDIOT'S Guide to The Talmud。 まさにバカでも分かるタルムード。でも、図書館にはタルムード関連の英語の本は山ほどあるのですが・・・メチャクチャ難しい。。。Introductionって書かれてる本も数冊あったのですが、そのIntroductionが難しい。。。 という事で、僕はバカから始めてみる事にしました。 という事で今回は、タルムードとは何かと言うお話をしたいと思います。 タルムード(תלמוד)は多分世界中でも1・2を争うおかしな読み物。そして、ユダヤ教で最も重要なカナリ長い書物です。タナハ(旧約聖書)の24の書物、特にトーラー(律法、前の5冊)はもちろん特別ですが・・・ しかしタルムード抜きには、トーラーをどう解釈し、そしてどのように実際トーラーを行って(守って)いくかが正確に分かりません。ユダヤ人が宗教的生活を実践していくにはタルムードは欠かせないものなのです。 タルムードは一般的に「口伝律法」などと日本語に訳されています。タルムードは律法・倫理観・風習やならわし、それに歴史などについて行われたラビのディスカッション・レポートのようなものです。トーラーの注解書と考えてもらってもあまり問題はないかと。 で、なんでトーラーの注解書・トーラーの詳細な解説が重要なのか??それはトーラーだけでは「どのように行えばいいのか」が分からなくなる時が多々あるからです。 例えば申命記の12章21節には「わたしが命じるように、主が賜る牛、羊をほふり〜」と書かれています。しかし非常に重要な「わたしが命じるように」と言う箇所の詳細はトーラーに無いのです。なので、こん棒で撲殺するのか、刀で心臓を一突きして刺殺すのか。そこのところがトーラーだけでは分からないのです。 なのでタルムードにはこの詳細が書かれています。正しい「神が命じたほふり方」は、特別に訓練された儀式を行う人が刃こぼれが全く無い、よく切れるナイフで頚動脈と頚静脈をかき切るというものらしいです。 もう1つの例はシャバット、安息日です。タナハにも何度も言及されている、ユダヤ教の中でも非常に大事なものです。しかし、「仕事をしてはいけない」と言うこと以外、シャバットを実際どのように守るかという事については聖書ではほとんど書かれていません。出エジプト記31章の12節からに安息日について書かれてはいますが、具体的なことは何一つ書かれていません。 なので、タルムードをはじめ口承では「仕事」という単語の定義について長々と書かれています。そこから、自動車の運転や電気などのスイッチを入れる事なんかが、ユダヤ教の正統派にとっては「労働」になったりするのです。バカな事だと思われるかも知れませんが、出エジプトの31章15節に安息日に労働するものは殺されると書かれています。なので、僕らにとってはメッチャどぅでもいい事が、彼らにとっては必死に考えなければならない議題になってくるのです。
トーラーにいろんな事が全て書かれていたらどんなに楽だったろうか・・・ なんて僕は考えてしまいますが。。。このタルムードを抜きにユダヤ人の「秀才」というイメージはまず、成り立たなかったでしょう。 〜トーラーをどのように守るか〜 その1点の議題を2000年も考えうるありとあらゆる角度から精査・吟味し、タルムードをはじめさまざまな注解書を生み出した。 そんな僕らにとっては「どぅ〜でもぇぇ事を考えてる」事が、ノーベル賞を数多く輩出したり、世界がうらやむような「ユダヤ民族の秀才さ」を生んだのでしょう。 |

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