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さて世界中の注目を集めてきたアメリカの大統領選。現職のオバマ氏再選というフィナーレを迎えた訳ですが、それまでに世界各国で「オバマかロムニー、どちらが大統領になった方が我が国としてはいいのか」という議論がなされてきたと思います。
中東問題の中心に位置するイスラエル。今回の大統領選への関心は世界的に見てもカナリ高かった国だと思います。それは「イラン攻撃か否か」というのが1番の理由なのですが、もう1つの理由として共和党のロムニー候補とネタニヤフ首相の良好な関係というのがあります。
ロムニー候補とネタニヤフ首相の2人は、ネタニヤフ首相がアメリカに留学中に知り合い35年以上も親交がある個人的な親友であるとともに、イランに対する強硬・好戦的な姿勢という意味で両者は政治的にも非常に近い立場に立っています。
なので、イランへの先制攻撃に強い意欲を示す政府を報道し続けてきたイスラエルでは、ロムニー候補が当選すれば「いよいよイランと即開戦もありうる」という雰囲気がありました。
そんな事情があっての、現職のオバマ大統領の再選。
イスラエル各メディアでは、ネタニヤフと側近たちの失望ぶり、そしてイランとの早期開戦の可能性はほぼ無くなったと報じています。
さてそんな中、さすがはジュイッシュ・ジョークの国イスラエル。
オバマ当選、と言うよりロムニー落選のニュースが報じされてからすぐに、ロムニーと彼を強く支持していたネタニヤフを揶揄するジョークが数多くインターネットに溢れ始めました。
全てを見た訳ではありませんが、気に入ったのがあったのでここで紹介します。
この写真はイスラエルの人気お笑い番組のFacebookのページにオバマ再選の後アップされたものです。
ネタニヤフ:「もしもし?どちら様ですか?」
オバマ:「(笑って)また私だよ!」
ネタニヤフ:「・・・・・・」
もう1つはこちら。
選挙明けの8日のイェディオット・アハロノットという大手紙の1面の風刺画です。 選挙事務所の後片付け中、ロムニー氏が
「可哀想なビービー(ネタニヤフ首相の愛称)、慰めの電話を彼にしてみよう」
とつぶやく、と言う1コマです。
これらはほんの一握り。
やはりイスラエル、国家を大きく動かすこのような大ニュースにも笑いは欠かせません笑″
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たんなる日記
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久し振りの投稿もイスラエルからの新鮮なネタをお届けしたいと思います。
同性愛などのセクシャル・マイノリティーという分野においては(それが良いか悪いかという議論はひとまず置いておいて)、日本は世界的に見て後進国なのでそれほど知られていませんが、6月は「プライド・マンス」と呼ばれるセクシャルマイノリティーの人権月間なのです。世界中で、同性愛者などがパレードなどで「愛の自由」やセクシャルマイノリティーの人権を叫ぶイベントが数々行われます。 ここイスラエルでも、主な大きな街ではパレードが行われる(または行われた)ようです。
そんな中、IDF(イスラエル国防軍)のフェイスブックでの公式ページにアップされた写真がこれ。
2人の男性兵士が手を取り合って歩いている写真。 「今月はプライドマンス。みなさん、IDFは全ての兵士を平等に扱っている事をご存知でしたか?どれだけの人がこの写真をシェアするか見てみましょう。」
たった1日足らずでシェアが5000件、Like(いいね)が7000人以上という驚異的な数に達しています。 少数の反対意見を述べる声もありますが、大半はこの写真に対して好意的なコメント。「IDFが同性愛への賛成の意をこんなに公然と公表するとは」という驚きを隠せない声も多いです。
こういうのを見ると、イスラエルという国が保守的な国なのか、それともリベラルな国なのか・・・分からなくなってきます。。。 |

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もう10日ほど前の話になりますが、イスラエルでは9月に解散・総選挙が行われる事がほぼ決まっていたのですが、その決定の直前に第1党で最大野党のカディマ(קדימה)が連立政権に参加し今までの国会120議席中66議席だったのが、カディマの28議席を加え94議席という大連立政権が誕生しました。
イスラエルの各大手紙では大々的に報じられ、シェア第3位で格式があると言われているハ・アレツ紙(הארץ)でも「夜に起きたドラマ」と大きく報じていました。
ネタニヤフ首相(リクード-第2党)とカディマのモファズ党首が9月4日に予定されていた総選挙を中止する事で合意に達しました。カディマが与党になる事で、モファズ党首は副首相と無任所大臣なることが発表されました。
まぁ、これだけをみると普通に大連立政権が樹立されたというだけでさほど驚きはないのですが、イスラエルのほとんどの国民が驚き、なかなか議論というより反論を生んでいるのです。
というのも、モファズ党首は3月末の党首選の前からネタニヤフ政権に対して強硬に反対していました。3月3日にはFacebookでこのように述べています。
「よく聞いてくれ:私はビービー(ネタニヤフ)の政府には入らない。それは今日でも明日でも、そして3月28日に党首になってからでもだ。政府は悪く、出来損ないで、愚鈍。私が党首となるカディマがこれからの選挙でそんな政府と取り替わるのだ。明白ではないだろうか??」
また、その後のハ・アレツ紙のインタビューでも「私が党首である限りカディマは野党で居続ける。私の眼には現政府はイスラエルを悪化しかさせていない、なのになぜ政権に参画する必要があるのか。私は責任を持った行動を取るからだ。」と答えていました。 このカディマも含めた大連立発表の前日にも、モファズ党首はネタニヤフ首相を激しく非難していました。国会で行われた記者会見です。 「首相はイスラエル国民の現実からは離れている事を自ら証明した。本当のイスラエルでは多くの国民が毎月を終えるのにやっとなのだ。本当のイスラエルでは、多くの国民が抵当の重荷を背負っている、そして医療も崩壊しようとしている。ネタニヤフ首相よ―あなたは真のイスラエルでは生きていないようだ。」
これだけネタニヤフ首相並びに彼の政権に対し、強硬に対決姿勢を見せてきたモファズ党首。そんな彼が手のひらを返したように手を結び連立政権を結成した事に国民の多くは驚き、失望している国民も多くいます。 ヤイル・ラピッドというテレビの人気司会者で今年政界に転向する事を表明した彼は自身のFacebookで声明を発表しています。 「君たちが今日みたもの、それはまさしく昔の政治。腐敗しきった、醜い、公益のためではなく自分たちの椅子のため、国全体のではなく自分たちの正統の関心のための政治だ。彼らは時間を稼いだら我々がこれを忘れると考えているが…彼らは間違っている。」
多くの政治に関心のない若者は「政治なんてそんなもんさ」と達観しているというか無関心ですが、政治に関心がある国民はまたしても政治というものに失望しています。
政治家に失望しているのは、悲しいかな日本人だけではないようですね。。。 |

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という事で今回は表題のようにミスチルことMr.childrenについて思ったので書こうかなと。「イスラエリーな事は??」というイスラエルの硬派なファンの方たちには、普通のブログのような内容なので先にお詫びを。近いうちにイスラエルの歴史的大連立政権について書きますので・・・
イスラエルに来てこれだけ時間が経っているので、もちろん僕の身の回りにも変化があるのですが、なかなか面白い変化がiPodに入っている曲のバリエーション。
こっちに来る前は邦楽と洋楽(英語)が6:4ぐらい。ただ4年後の今では2:8と逆転してしまいました。そしてもう1つより大きい変化が。それは僕の中で「洋楽=英語」という考えから「洋楽=ヘブライ語」という頭になった事です。もちろん英語の曲は残してありますし、増えてもいます。ただiPodの中の全曲のなかでのヘブライ語の曲の割合が7割を超えています。また邦楽の方も半年以上聴いてないと「聴きたなったらYoutubeがあるし、要らんか」と大方を削除してしまったというのもあります。
そんななか1曲も消さずに残っている邦楽が、高校3年間聴き続けたミスチル。高校の時はホンマ自分で「お前どんだけ聴いてんねんっ!!」とツッコむぐらい聴いてましたから。 ただ、僕がこっちに来てからは新しい曲を入れる訳でもなく2008年で止まったような状態になっていました。
そんななかでこんなニュース。 【オリコン】ミスチル、ベスト2作で144.7万枚 旧作もTOP10返り咲き
このニュースはもちろん嬉しいのですが、1番驚いたのが・・・ 新作ベスト2作のヒットに伴い、旧作『Mr.Children 1992-1995』(累積売上236.3万枚)が前週55位→9位へ急上昇。2001年10/1付で10位を記録して以来、10年7ヶ月ぶりにTOP10に返り咲き、『〜1996-2000』(同179.8万枚)も前週59位→12位へと大幅にランクアップした。
10年以上前のアルバムが2枚、まだ50位台に入ってるんや!!と驚いてしまいました。
こちらイスラエルに来てからは、あえてヘブライ語の曲ばかりを聴くように心がけてミスチルだって数カ月ぶりに聞いたのですが・・・やはり日本語とヘブライ語では心への響きが違いますね。ヘブライ語の曲ではたとえ歌詞を100%文法的に理解できても、感情移入というか自分を重ね合わせられるような曲はホント数曲。
"音楽は国境を越える―" よくこんな言葉を耳にしますし、そういう事は言えると思います。ただ歌詞へどれだけ共感できるかどうかというレベルでは、「音楽は国境を越えない」とも言えると思います。それはイスラエル人にはイスラエル人への、日本人には日本人へのそれぞれの音楽があるし、それはそれで素晴らしいからです。
今年の秋に多分日本に休暇で戻る時までは入手できないので、ニュースでこの2枚のミスチルのベストアルバムの曲目を見つけて、今Youtubeでずっと聴いています。 ヘブライ語・ヘブライ語の毎日なので、なかなか気付きにくいのですが・・・
日本語って素敵ですね。
ヘブライ語の曲も、もちろん聴き続けるけど。間にちょくちょくミスチルも聴かなあかんな。 あと勉強や課題に取り掛かってる間にヘブライ語の曲を聴くと、歌詞の意味を理解する事に集中力が流れてしまうので、そういう意味でも高校時代のようにミスチルに原点回帰を少ししようかなって思ってます。
そんな最近です。
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先週の水曜の日没から木曜の日没まで、イスラエルでは「יום השואה(ヨム・ハ ショア- Day of Holocaust)」というホロコースト追悼日でした。
ヘブライ大学では水曜の夜8時から、Student Union/生徒協会/学生自治会主催の追悼式典があり、そこではゲットーから収容所に連れて行かれる/収容所で男・女・子供に選別され引き裂かれる家族を描いた寸劇や、犠牲者や生存者の手記の朗読などが、ホロコースト学習の奨学金プログラムに選ばれた学生によって行われました。
そして木曜の朝10時、イスラエル中にサイレンが1分間鳴りイスラエル中が起立・黙祷をしました。僕は例年通り、家から大学に向かうバスの中でした。バスの運転手が車を1分間停め、僕ら乗客は全て座席から立って黙祷しました。
その2時間後の正午。大学の2コマ目が終わった時間に、大学で1番大きな広場でヘブライ大学主催の公式追悼式典がありました。学長・生徒代表(生徒協会長)のあいさつ、手記の朗読、ミュージシャンのホロコーストに関する楽曲の演奏があり、最後に全員でイスラエル国家「ハ ティクバ」を斉唱し、20分ほどのセレモニーが終了しました。
水曜の夜にはテレビではホロコーストに関連する番組や「シンドラーのリスト」などに代表されるホロコースト・ムービーが放映されていました。映画好きの僕の大家さんは家にテレビが無いのでどうしているかなと思っていたら、電話が掛かってきて「ライフ・イズ・ビューティフルを観ないか??」と誘われました。話は脱線しますが、この映画は絶対に見る事をお勧めします、ホロコースト特有のドーンとした重さが無くコメディーあり感動ありの泣き笑いの傑作です。
さて、なぜそんなに感動的なホロコース追悼日に「怒り」なのでしょうか。
それは水曜の夕方の事・・・
僕はFacebookのチャットで正統派ラビの娘の友人と話していました。そして、軽い感じで「夜の追悼式典、一緒に行かへん??」と誘っていました。僕としては、二つ返事を期待・待っていたのですが・・・
「今夜もミドラシャ(トーラーやタルムードなどを学ぶ女性版イェシバ)の授業があるから〜」と言われ、行けないとの事。聞いてみると、ホロコースト追悼日の晩の授業もホロコーストには何の関係もない通常授業との事。
そして木曜正午の追悼式典では・・・
この追悼式典では数百人の生徒が集まったのですが、式典の最中でも何事もないように横を通り過ぎていく学生たちが。それは、過激派左派のユダヤ人生徒、ホロコーストはユダヤ人のでっちあげだという教育を受けてきたアラブ人、そしてなんと正統派・超正統派の学生です。
水曜の夕方と言い、木曜の式典と言い・・・
ユダヤ人としての正統性を主張する、正統派・超正統派ならなんで追悼に参加せぇへんねん!!という事です。ユダヤ教ももちろんそうですが、現代のユダヤ人としてのアイデンティティで全てのユダヤ人に共通するのは今やユダヤ教ではなくホロコーストです。
宗教的でユダヤ人の自負があるならばあるほど、そういう式典には参加せぇよ!!毎日のコシャー(食物規定)やシャバット(安息日・土曜)や祭りをどう守るかにそこまで血道をあげる心があるなら、そういう追悼式典には参加しろ!!
と怒りがぐつぐつと煮えたぎっていました。
やっぱり、ラビ・ユダヤ教はおかしいし、どうかしてる。
数百万人のユダヤ人犠牲者に心からの追悼を、そして妙なプライドだけでホロコースト(そして犠牲者となった同胞)さえきちんと追悼できないユダヤ教徒に対する心からの怒りを、覚える事となった1日でした。
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