イスラエル、バラガン日記

イスラエルに留学している大学生のブログです。

イスラエルと言う国

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かつてキブツでの生活は理想主義に基づいた社会のあり方でした。キブツ内の全員が同じものを同じだけ受け取っていたからです。また個人のお金というものはなく、誰も個人的なお金を持っていませんでしたし、受け取ってもいませんでした。

しかし生活の状況は厳しいものでした。仕事は山のようにありましたが、食事は少なく非常に質素なものでした。時々、キブツに家族や友人などから小包が送られてきました。そういう小包の中には、チョコレート・タバコやラジオなどの高価なものが入っていました。家にそのような高価なものを置いておく事はキブツでは禁止されていました。みなに分け与えるのが義務だったのです。子供達を両親の家で育てる事はできず、子供の家に子供達を預けていました。

今日のキブツ生活は変わっています。キブツの社会の中で共有するものは今となってはほとんどありません。土地と家ぐらいなものです。今のキブツは食堂ではなくレストランのような形になっています。また衣服も自分たちで街に行って買ってきているので、みなが同じ服というシステムではありません。なので今のキブツでは「自分のものは自分で守る」という考えをみなが持っています。

現代では「完全なキブツ」というのは続けられません。全員が銀行にここの口座を持ち、キブツからはもう誰も何も受け取っていません。服も食料も本も家具も、個人個人で買っています。

ではこれからのキブツはどうなるでしょうか??これからのキブツはキブツの外で働く事を許可するようになるだろうと言われています。それをなくしてはキブツを続けてはいけません。魅力的な職、休暇などをなくして、若者をキブツに引き止める事は不可能だからです。

アモス・オズというイスラエルの著名な作家はキブツに長年住んでいました。彼の著書に彼はこう記しています。キブツは門戸を開くこと抜きに存続は不可能だ、と。キブツがもっと個々の意見に耳を傾け、人とはそれぞれに違っている事を認める必要があると彼は考えています。
それ抜きにはキブツの存続はあり得ないと彼をはじめたいていの著名な学者などは言っています。

イメージ 1

(初期のデガニア)

〜デガニアで暮らしてた人の話〜

夏、日が昇る頃には起きて仕事に向かいました。冬は夜中、ヨルダン川のせせらぎやユーカリの葉の音で目を覚まし、仕事に向かいました。道路工事をする者もいれば、畑で働き農業に精を出す人たちもいました。また調理場で食事を作る人や、子供達の世話をする人たちなど、いくつかのグループがありました。

毎日同じ服を着ていました。週に1度洗った服を渡される、それだけでした。服は全て共有で全員のものでした。靴も同じように全員のもので共有していました。誰かが履き古して靴がだめになった時は、その人は裸足で畑に出ていました。キブツにも靴を毎回買う余裕が経済的になかったからです。昼食は畑で食べていました。昼食の時間はみんなと会話を楽しんだりして、平和なひとときでした。

夜になると全員が食堂に集まり、キブツの問題などを話し合っていました。シャバットの夜にはタナハ(旧約聖書)の一説を読み、物語を読んだり歌ったりしました。食事の後は夜中まで踊っていました。また、ガリラヤ湖の湖畔へ小グループやペアーで小さなピクニックに出かけました。

キブツでは子供達は、全員の子供達でした。キブツで一番大切にされていたのは子供達だったので、全員が彼らを気にかけて守っていました。子供の名前でさえも親が決めるのではなく、全員で考えて決めていました。子供達は学校で勉強していましたが、暇な時間がたくさんありました。彼らは言うなれば、自然の子供でした。野原を探検したり、森に隠れ家を作って底に隠れたり。彼らはプールかガリラヤ湖をお風呂として使っていました。夜はご飯を食べて、キブツのメンバーの語りに耳を傾けました。

今回はある意味イスラエルの象徴でもある、キブツについて紹介したいと思います。

キブツ(קיבוץ)とは財産を共有し、自給自足して生活している共同体の事です。難しく言えば、集産主義的共同体。社会主義とシオニズム(イスラエルの地に国家を再建しようとするユダヤ人の運動)が1つとなってキブツと言う形になりました。
キブツはイスラエルの人口比率からすると考えづらいほど多くの軍指導者、知識人、政治家を輩出しています。キブツの人口はイスラエル全体の7%を超えたことがありませんが、イスラエル人にとっても、外国人にとっても、キブツはイスラエルを象徴するものとなっています。

[wikipwdiaより抜粋]

ではここからは僕がウルパンでキブツについて学んだ時の事を書いていきたいと思います。興味深い話もありますよ。
と言いつつも、テキストを和訳する僕のヘブライ語の勉強ってのが本音です。。。
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1.キブツとは
キブツはイスラエル特有のライフスタイルです。キブツでの生活や労働は共通・共同性を基本としています。キブツのメンバーは各々の働ける量に応じて働き、必要なものはキブツから各々必要な分だけ受け取る仕組みになっています。

デガニアというのが最初のキブツで、1909年に10人のメンバーによって始まりました。

最初の頃、キブツでの労働は農業でしたが時間と共に他の分野になっていきました。同じ部屋で同じ食事をし、同じ小さく質素な家で暮らしていました。初期の頃はみんな同じ服を着、同じ食事を食べていました。そしてほとんどのキブツでは、子供達は両親と一緒には暮らしていませんでした。子供達は「子供の家」に住んでいました。

今日のキブツでの生活は初期の頃とはだいぶ違うものになっています。例えば、1970年代の終わり頃には子供達はもう子供の家に住まなくなっています。子供の家に朝やって来て、午後には両親の家に戻るようになっています。

今日からはヨム・キプール、大贖罪日です。
せっかくイスラエルにいるので、ヨム・キプールの説明を少ししたいと思います。

■基本情報
ヨム・キプール=יום כפורとはレビ記16章に規定されているユダヤ教の祭日で、ユダヤ教(=イスラエル)における最大の休日の一つです。
今日のイスラエルでは世俗的(⇔宗教的)なユダヤ人が大多数。しかし、このヨム・キプールの日は90%のユダヤ人がシナゴグに行き、断食をします。90%には驚きです。

ヨム=יוםとは日、キプール=כפורとは贖いを意味します。
ヨム・キプールは贖いと悔い改めの日。ユダヤ人は日没から日没までの丸1日のあいだ断食をし、1日のほとんどをシナゴグでのサービスや祈りですごします。またヨム・キプールはロシュ・ハシャナ(新年)から始まる、「悔い改めの10日」の最後の日に当たります。

■ヨム・キプールの過ごし方
ヨム・キプールをどのように過ごすかのルーツはもちろん聖書にあります。ヨム・キプールについて書かれている箇所を引用します。
 主はまたモーセに言われた、

 「特にその七月の十日は贖罪の日である。あなたがたは聖会を開き、身を悩まし、主に火祭をささげなければならない。

 その日には、どのような仕事もしてはならない。これはあなたがたのために、あなたがたの神、主の前にあがないをなすべき贖罪の日だからである。

 すべてその日に身を悩まさない者は、民のうちから断たれるであろう。

 またすべてその日にどのような仕事をしても、その人をわたしは民のうちから滅ぼし去るであろう。

 あなたがたはどのような仕事もしてはならない。これはあなたがたのすべてのすまいにおいて、代々ながく守るべき定めである。

 これはあなたがたの全き休みの安息日である。あなたがたは身を悩まさなければならない。またその月の九日の夕には、その夕から次の夕まで安息を守らなければならない」。

(レビ記23章26〜32節)

ここにも「全き休みの安息日」と書かれているように、ヨム・キプールは安息日の中の安息日のようなものなので、ミシュナ(ユダヤ教の口伝)によって細かくその1日の過ごし方が指示されています。
その中の5つの大きな禁止事項は・・・
1.飲食
2.革靴を履くこと
3.入浴と洗う事(体・物)
4.香水や化粧品を使うこと
5.セックス

■イスラエルでのヨム・キプール
イスラエルではヨム・キプールは休日に指定されています。ラジオやテレビの放送もなく、空港も閉鎖されます。公共交通も動かず全てのお店・企業は休業日に入ります。しかし1973年の第四次中東戦争はこのヨム・キプールの奇襲により開戦したので、緊急に警報が鳴りラジオとテレビで報道がなされました。なのでこの戦争はヨム・キプール戦争と一般的に言われています。
またこの日に自動車を運転するのは非常によくない事とされています。パトカーや消防車、救急車などの緊急の車だけしかこの日は町を走りません。



このようにヨム・キプールの丸1日の間は国家全体が機能をほぼ停止します。きっと日本じゃこんな日はないだろうなぁ〜。
僕にとってこれが初めてのヨム・キプールなのですごくある意味わくわくしています。僕は寄留者でユダヤ人ではありませんが、ネティブヤに参加しているのでヨム・キプールは断食して、ネティブヤで1日を過ごします。
またその報告をしたいと思います。

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