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<マルサバ修道院 (Mar Saba Monastery)>
この修道院は聖サバスというカッパドキア出身の修道士が、5世紀の後半にベツレヘムから15キロほどの荒野の真ん中に建てたものです。こちらも生誕・降誕教会とともにビザンチン考古学の授業で軽く触ったので行ってみたいなと思っていたんです。
なのでベツレヘムでアラブ・タクシーを捕まえ、交渉の末往復(修道院での待ち時間1時間)85シケルでいくことに決めました(結局チップで100になったのですが)。あとからガイドブックで読んだんですが、往復で値切って160〜200シケルと書いてあったので、だいぶお買い得でした。
ベツレヘムから10分もするとホント荒野の中の1本道をひたすら走るという感じに。アラブの小さな集落を2・3個通り過ぎた後は、いよいよ荒野の中をただ走っている感じになってきました。
そしてベツレヘムを出て約30分後、ついにマルサバ修道院に到着しました。しかし・・・
今日は多数グループが来ているので個人旅行客は入場お断りとの事。
仕方ないので、崖(谷)の反対側を登って修道院の全体の写真を撮る事にしました。谷を下って川を降りて、10分ほど登ったら歩道の行き止まりに到着。そこから反対側の修道院を写真におさめたのがこちら。
銅色のドームが聖サバスの墓。聖サバスという名はヘブライ語の「サバ」、おじいさんという意味です。彼はもともと荒野の中の渓谷の洞窟の中で禁欲的な生活を送っていたのですが、彼の信奉者が多数集まって修道院というかたちになったようです。
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ヨルダン川西岸地区
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<生誕/降誕教会 (Church of Nativity)>
名前のとおり、イエスが生まれた場所だとされています(ユダヤ教の伝統によればベツレヘムでメシア・救世主が生まれるとされています)。また、聖墳墓教会などと並び世界一古い教会の1つとして知られています。今ではフランシスコ会やアルメニア教会、ギリシャ正教の教会や修道院などが隣接されこんな感じになっています。
しかし1番最初、4世紀前半のコンスタンティヌス1世(大帝)の治世に母親のヘレナの命令によって建設された時は真ん中のバジリカ式の建物だけの、シンプルなこんな感じでした。
横にいろいろと建てられ巨大化してしまいましたが、真ん中のバジリカはコンスタンティヌス時のビザンチン様式を色濃く残しています。その後、6世紀のユスティニアヌス帝時に少し改築されました。現在のバジリカの床は石畳なのですが、中央部に穴があってコンスタンティヌスの最初に建設された時の床を覗く事ができます。
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こちらに来て3年、イスラエル4年目になりました。
ただこちらに来て「いつか・・・」と思ってまだやれてなかった事が。それが「ヨルダン川西岸地区、アラブ側を旅行する」ということ。という事で、2週間ある大学のペサハ(過ぎ越しの祭)休暇を利用してベツレヘムにとうとう行ってきました。過ぎ越しの祭については過去に僕が書いた記事をご覧になれば、どのような祭なのかお分かりになると思います。
朝8時に家を出、エルサレム旧市街のダマスカス門前にあるアラブバスのバスターミナルへ。アラブ人(特にアラブ側にいる)はおちょくってくるのか、セールスなのか、向こうからがんがん「ハロー!!」と声を掛けてきます。なので、ベツレヘム行きのバスの番号をすぐに聞き出し、走り始めていたベツレヘム行きの21番に飛び乗る事ができました。そして30分弱もすると、ベツレヘム手前のベイト・ジャラに着きました。
するとバス停を降りた僕にすぐ、アラブのタクシー・ドライバーがセールス。「ベツレヘムの代表的スポット(4箇所)+ヘロディオンを4時間で200シケル」などと客引きしてきます、値段的にはカナリお買い得。しかも粘れば粘るほどどんどん値引きしてきます。なので急ぎの個人旅行者の方には、エルサレムのイスラエル側でアラブ人の(イスラエルナンバーの)タクシーを拾うよりか、アラブバスでベツレヘム手前まで行ってからアラブ・タクシー(緑のアラブナンバー)を利用する方が安上がりだと思います。ただ僕はこちらに住んでいるので、ベツレヘムも観光客のように要所を押さえるのではなく、歩き回って街並みを楽しんだりと自分のペースで行きたい。
なので結局80シケルまで向こうが負けたのですが、片道オンリー10シケルのタクシーで生誕教会へ。ただ、そう言っても教会につくまでの10分間、ずっとそのドライバーも前のしつこいドライバーと同じくセールスを繰り広げました。ただ、ナブルスやエリコなど他に行きたい西岸地区内の地名をポロッと話すといろいろと情報(主にタクシーのレート)を提供してくれました。
そしてタクシーの交渉や粘り強い交渉のため予定より30分ほど遅れましたが、ぶじ降臨・生誕教会に着きました。
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