河信基の深読み

読者各位様:本「河信基の深読み」は順次、北朝鮮投資開発戦略研究所(2019年4月〜所長・河信基)の公式HPへ移行して参ります。

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 北朝鮮ではアニメ映画は児童映画とかクリム(絵)映画と呼ばれ、多くの子供たちが夢中になっている。
 有名校を目指す学習熱の高さは韓国、日本に引けを取らないが、アニメ人気には負ける。テレビでアニメ放映の時間になると、子供たちが息せき切って学校から駆け戻ってくる。この日だけは課外授業も早々に切り上げる。

 アニメ映画制作は、朝鮮4・26児童映画撮影所が中心になっている。
 北朝鮮は児童教育の見地から、早くからこの分野に力を入れている。1952年に「奇妙な桃」「楽しい野原」が人気となり、1958年に漫画映画制作団が立ちあげられた。
 1985年に朝鮮科学教育映画撮影所といかめしく衣替えし、1996年に現在の名称となった。子供たちに人気の作家、監督、演出家など80余人と、500余人の職員を擁するが、いずれも大学で専門教育を受けたエリートたちである。
 
 最近の特徴は、20代、30代が気鋭が「コンピューター創作団」「3D画像処理室」などのチームを編成し、三次元立体映画制作に意欲的に取り組んでいる。
 技術力は世界でもトップクラスで、アニメは1秒に12カットと、日本、韓国の7カットより多く、それだけ画面はスピーディーで、躍動感がある。
 1年に10本ほど制作し、朝鮮中央テレビが毎日10〜20分放映する。

 伝説的なヒット作は高句麗の少年将軍を主人公にした全50部の大作「少年将軍」で、1982年から97年まで放映された。
 ピョンヤン情報センターはそれをもとに携帯電話用のゲームを作成している。

 現在の一番人気は、腹が膨らんだ可愛いタヌキが主人公の「抜け目のないタヌキ」。親友の熊などと日常生活の悩みを解決するストーリだが、大気圧や光が鏡に反射する原理などの科学知識をそれとなく織り込んでいる。

 北朝鮮のアニメ制作は技術力が高く、人件費が高いため外国のアニメの下請けなどを行い、外貨獲得にも寄与している。
 韓国は特に3Dアニメに注目し、2005年には南北合作の「皇后シムチョン」が制作され好評を博した。

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