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目の前でドンパチやられた腹いせに過剰反応したのであろう。
だが、好き者同士でやっていればよいものを、無関係な民間人を巻き添えにした蛮行は糾弾されなければならない。
とは言え、頑固な゛隣人同士の揉め事に顔を突っ込み、一方の言い分ばかり聞いて、そうだそうだと煽るのも不見識で脳がない。
ここは大局的観点から知恵を寄せあい、問題の根源まで踏み込んで合理的な解決策を模索する必要がある。
一部に北朝鮮の暴走を主張する見方があるが、邪推の類いである。
北朝鮮にも無論、理屈がある。
目と鼻の先の大延坪島周辺海域での韓国軍事演習に対して以前から中止を求めていた。
日本で言えば、房総沖の海域で中国なりロシアの海軍が演習を強行するようなものである。
それを無視されたことに怒り、現場が過剰反応したとみられる。
しかも、同海域は尖閣諸島で日中が領有権を争っているように、南北が領海権を争っている。
北朝鮮軍最高司令部は「南が領海を攻撃したから反撃した」と声明を出したが、それなりに理屈は合っている。
北方限界線は休戦協定調印後に制海権を握っていた国連軍=米軍が北朝鮮側に深く食い込むように引いた実力ラインであり、いわば休戦協定のグレーゾーンに属する。
韓国が実効支配してきたのは事実であるが、紛争の海域であることは否定できない。
日本のメディアはその点を見逃しているが、他人事ではない。
仮に尖閣諸島、あるいは北方四島、竹島(独島)で自衛艦が演習をすれば、中ロ韓側から反撃に遭おう。
地域の心の安定と平和のために、個別国家の利害を超えた知恵を絞る時期に来ている。 |
南北砲撃戦
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