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おにーちゃんが東京に去っていってた後に気づいたのだが、
どうも私、感情の高ぶりに一定のリズムがあるらしく、
毎月給料日直後に
おにーちゃんに対する
怒りがわくようになった。
なんでお金入って機嫌悪くなるのかしら、と自分で自分が謎だったのだが、
要はバイオリズムとかホルモンバランスの関係で、給料は無関係なのであろう。
毎回2〜3日イライラすると治まるのだが、どうにも感情をもて余してしまう時がある。
しかし、おにーちゃんや周囲に当たるわけにはいかないので、
心の中の毒を吐き出すメールを打って、気を静めていた。
まあ、聞くに堪えない暴言をメールで入力し、ホルダー保存。
落ち着いたら読み返して「あら、嫌だ私ったら」と反省して消去するのが大体のパターン。
ちなみに注意点としては「送信先を指定しない」ことが重要。
指定してると、間違えて送信ボタンを押して送っちゃうことがあるからね。
そしていつものように毒を吐き出して、ホルダー保存をしていたのだが、
ある日、完璧なまでに凶悪な文章が出来上がってしまい、
「コレを送ったら、どんな反応するんだろう」
と言う気持ちが抑えきれなくなってしまった(結局根にもってるってコトなんだよな)。
時期はヤツと完璧に会わなくなってからほぼ3ヶ月後。
文句を言うには、タイムラグがありすぎる。
しかし申し訳ないのだが、
私、この位の時間がたたないと、
怒りがハッキリとしたカタチに
ならないのだ。
言われた方はたまったモンじゃねぇよな〜。
ここで、このメールを送るかどうかで、内省的ライライと享楽的ライライ、ディスカッション。
内省的ライライ、お茶をすすりながら
「ホント、ケツの穴、小さいよね〜。
今から送ってどうなるわけ?
おにーちゃんの中でのアンタの印象が悪くなるだけだよ。
やめときな〜」
享楽的ライライ、クッキーを頬張って
「でも送れば気が済むんでしょ?だったら送れば?
男の中の記憶なんかより、自分の感情優先でしょ〜」
内省的ライライもうなずいて
「それもそうだな」
私、内省的ライライ、享楽的ライライ握手。
内省的ライライ、もーちょっと頑張ってくれ。
で、ドキドキしながら送付。
ちなみに内容は以下の文章を5倍ほどえげつなくしたと思っといて下さい。
「あなたにとって私は、単に性欲の捌け口のトイレと一緒だったろうけど、
私にも感情はちゃんとあるからね。きちんと人として扱えないんだったら、
最初っから風俗行きなね。私が立ち直ることに関しては、あなたは何にもしてないんだから、
私の幸福を願う権利なんてないから。別に私に償えとか気に病めとかじゃなくて
人を傷つけたってことを、きちんと自覚して生きてって」
♪さかウ〜ラミするわけじゃ無いけれど
ホントにあなたはヒドイ人だ〜わ〜
(長渕剛 「巡恋歌」より)
内省的・享楽的ライライ
「ヒドイのは、おめぇだろ」
おっしゃる通りです〜。頭では、どっちかだけが悪いわけじゃないって分かってるのよ。
でも、ごめんなさい!言わせて。
あ〜、スッキリした。
そして冷えた頭で考えてみたら、こんなメールを3ヶ月ぶりにもらったら、
おにーちゃんは間違いなく切れるな。
「誰がてめぇなんて本気で相手するかよっ。勘違い女!」位の返事は来るかもしれない。
ま、でも自分がそれだけの発言をしたんだからな〜、と思っていると
2時間位して、おにーちゃんから返信。
内省・享楽的ライライと3人でビビリながら覗き込む。
するとそこには
「わかった。ごめんね」
とだけ。
内省的ライライ、ささくれを切りながら
「おにーちゃんって、ロクでもないけどさ、
器のデカサだけはアンタより上ねぇ」
享楽的ライライ、リップクリームを塗って
「自分がこれだけの事言われたら、
絶対逆切れするでしょ?」
確かに、おにーちゃんのこの返事は、私を頭を深く垂れさせる言葉であった。
キーキーわめくよりも、何倍も心に滲みるな〜、と
自分の大人気無さにつくづくあきれ返った夜であった。
でも、言ってイイ?
あ〜スッキリした〜。
全然こりてねぇな、この女。もーちっと続きます。
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