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お勧めのミステリ ジョン・ダニング著 ハヤカワ・ミステリ文庫 元刑事で今は古書店主のクリフ・ジェーンウェイ・シリーズ 全体の雰囲気は“文系ハード・ボイルド”とでもいいましょうか、本をこよなく愛し、自宅の壁は本でいっぱいという刑事だったクリフが、ある事件をきっかけに刑事を辞めることとなり、その後古書店主となります。 シリーズ第一作『死の蔵書』1992年度ネロ・ウルフ賞受賞 はじめはまだクリフは刑事です。正義感が強い分犯罪や暴力に対しては強い嫌悪感を抱いているのです。 刑事という仕事をやめて、古書・稀覯本の世界に飛び込むクリフの古書の薀蓄たっぷりの作品。特に英米小説の取引の様子が細かく描かれているので、知っている作品が多いほど楽しめるのではないかなぁ。 事件ももちろん古本にかかわるものだが、犯人は意外と早くわかってしまうかも。でも、読み応えはあります。 私としてはミステリよりも古本の話に引き込まれ、印象にも残っています。 『幻の特装本』 今回は存在するはずのないエドガー・アラン・ポー作『大鴉』の1969年限定版 が主役。まさに『幻の特装本』でもし見つかれば。。。所有欲も金銭欲も満たす1冊なのです。 その本を持って逃亡中という女性の捜索に乗り出すのだが、過去の事件との関係が浮上し・・・。 2冊目を読んで気づいたのですが、古書・稀覯本の世界の魅力もさることながら、クリフ・ジェーン・ウェイにかなり惹かれていました。 『失われし書庫』
この作品も強く引き込まれました。 今回は古書に絡んだ歴史ミステリと現代の殺人事件とが関係しています。 前回の『幻の特装本』で得た報酬で購入したバートンの本により有名人になってしまうことから事件に巻き込まれていきます。 この作品は古書の薀蓄は減っていますが、リチャード・バートンの空白の3ヶ月が中盤を支えます。私はバートンのことは詳しく知りませんでしたが、彼に関する記述が素晴らしくて作中作品(?)のおかげでまるで違う種類の2冊の本を読んだ感じでした。 ますますジェーンウェイがかっこよくなってます。 |
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おおっ!ジョン・ダニングですね〜。。私もそろそろ・・・と思いつつ後回しになったりしてます^^;
2005/10/28(金) 午後 9:44 [ - ]
主人公が魅力的っていいですよね〜。作中人物に夢中になりたい!「幻の装丁本」っていうのが、私達の幻シリーズ(!?って勝手にダナエとショパン作品を幻に^^;)を連想させます^^/昔、友人に正義感が強いのだから婦人警官になったら?なんて言われたことを久々思い出しちゃいました☆あー、刑事と書いてデカと読む(笑、そんな職業もいいかもしれないですね!
2005/10/29(土) 午前 1:22
我がヒーロー・ダニングです(*ノェノ)。プラムさんのブログにも確か『死の蔵書』がアップされていた気がしたのですが見つかりませんでした。本にまつわるミステリも良いですよね。
2005/10/29(土) 午後 1:42
クリフ・ジェーンウェイ、豆猫さんの好みの美男子って感じではないですが、タフガイで知的でかっこよいですよV(=^‥^=)v「豆猫婦人警官事件簿」なんだか想像が・・・(・・*)。。oO(想像中)
2005/10/29(土) 午後 1:45
本日アップしました〜。。TBさせて頂きます〜^^
2005/11/8(火) 午後 4:35 [ - ]
リラさん、こんにちは。「死の蔵書」すごく面白かったです。レビューUPしたので、TBさせてください!!
2005/11/16(水) 午前 10:28
ひだまりさん、TBありがとうございます。この古書店クリフシリーズ私大好きのようです^^
2005/11/19(土) 午後 2:12