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5月最後の日曜日、朝起きたら鼻声になっていました。寝冷えでもしたようです。
それからこの鼻風邪が治らなくて治らなくて‥、先週末は映画を観に行きたかったのですが、諦めて家でおとなしくしていたましたが、風邪は治らず‥。
ようやく落ち着いたので、観たかった映画「ウルフマン」を昨日・金曜日の夜に観に行こうと会社でお昼休みに調べてみたら、とっくに終わってしまっていました。
絶対映画館の大きなスクリーンで観ようと決めていたのに(蛇足:一人でですよ←笑)
今後DVDで観る機会はあっても、映画館のスクリーンで観ることはできません、うう、残念です〜(T.T)
昨年「ターミネーター4」と「ハリーポッターと謎のプリンス」を一人で観てから私の中でプチ・映画ブームになり、そういえば今年に入って「ラブリーボーン」も観たな〜と思い、せっかくなので今さらですが感想を書きます(^^ゞ
まず、この映画のCMを見て「少女の起こす奇跡」から悲しいながらもどこかほのぼのとしたハートフルなファンタジーを連想した人は、間違いなく肩透かしをくらったことと思います(笑)
私はそんな感じではないことを期待して見たのでその点では良かったのですが、ただ、ラスト近くまでこの映画の伝えたかったことが明確には伝わってきませんでした。
残された家族と殺された少女、悲劇の残した心のわだかまりが消えていく様をその両側から描き、生者も死者も最後はお互いに対する執着が消えて心安らぐといった感じの映画なのですが、残念なことにその大筋の中にたくさんの要素を詰め込み過ぎて、散漫な印象になってしまっています。
それぞれの要素、少女の初恋と神聖なまでの想いに溢れたファーストキスへの憧れといった青春映画的な部分、ミッシングチルドレンの犯罪ドキュメンタリーを見るような手法を取り入れた犯人の行動を丁寧に描くサスペンスの部分、死者の気配が残る家と精神的に追い詰められていく家族を描いた部分、残された家族を現実に引き戻してくれる訳知りの祖母の存在を描いた部分、死者の姿が見えるクラスメイトのオカルト的な部分、主人公のスージーの魂がしばらく留まる生者と天国との境の世界を描いたファンタジックな部分、それらは単体としては上手く描かれているのですが、残念なことにうまく1つにまとまってはおらず、各々が浮いてしまっています。全ての面を描かず、1つか2つに絞った方が観る者の心に素直に訴えたと思います。
また、スージーの魂が留まる世界の描写は、私はけっこうすんなり観ることができましたが、この映画の脚本家・監督の感性と視聴者の感性が一致しないとしらけたままになる可能性が大きいような気がしました。
そんなこんなで、それぞれのエピソードは良いのですが全体のストーリー的にはう〜んという感じが否めませんでしたが、主人公スージーを演じているシアーシャ・ローナンにはそれでも許せてしまうような不思議な魅力がありました。
また、もし魂があるのなら、死んだあとでもこんな風に自分の生への思いを吹っ切って心穏やかになっていけたならいいなぁと思わせるような素敵な映画でもありました。
最後に、どうしても書かず(語らず)にはいられない細かいツッコミです(笑)
スージーの死体が見つからないままになるのは意外ですが、ラスト的にそれもありだと思える展開になるのでそれはそれで良いと思うことができます。しかし、スージーの死体が隠された金庫が穴に落とされる前にルースの中にスージーの魂が入るシーンでは、流れ的にそれを止めるのかと思いました。ところがオカルトサスペンスの山場からいきなり少女の神聖な恋の話に移行されて激しい違和感を覚えました。スージーの一番の心残りが昇華されるのは分かりますが、「そこでソレですか〜」と、観ていてちょっと呆然としました(笑)
ツララはてっきり犯人の頭に突き刺さるのかと思いました(笑)
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