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4月20日(金)に名フィルの定期演奏会へ行ってきました。
今年のテーマは
音楽で紡ぐ
世界の物語シリーズ
プログラムは
フンパーディング 歌劇『ヘンゼルとグレーテル』前奏曲
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変歩長調 作品73『皇帝』
シベリウス レイミンカイネン組曲(4つの伝説曲) 作品22
指揮:ロリー・マクドナルド
ピアノ独奏:田村 響
席は丁度オルガンの前だったので見えるものと言えば
指揮者
ロリー・マクドナルド氏は若く英国で期待されてるような存在だということで
ネット検索でもあまり情報得られず
リズム感も卓越していそう、若い指揮者らしい右手の明確な指示が印象的
そして極めて特徴的だと思ったのが
指揮棒がゴムのようにしなるのです
最初はそれが見なれなくて、ぉっと思いましたが
指揮棒の先は残したまま手だけが先に入り
その後指揮棒がしなるように下り、打点をはっきりとうつかんじ
もちろん指揮棒のしなりを使わない直線的な指示もありましたが、
棒の特性を活かした使い方なのでしょう
音の特徴をいろいろなスピードと表情で伝えているのです
指揮棒の特徴を知り尽くした神業にみえました
最初のヘンゼルとグレーテルは、ちゃんと聴いたことがなかったのですが
物語を推測しながら想像力をはたらかしてるうちに終わってしまいました
物語のイメージどおりの可愛らしい曲であったことだけは印象にのこりました
お次は皇帝
これは何度も取り組んだことがありますが、
昨日聞いたものはとにかくお洒落感がただよっていました
繊細さも存分に活きてましたし、デリケートな部分を存分に抑えたからこそ
クライマックスもより効果的に印象付けられたのではないかと思います
休憩をはさんでシベリウスです
北欧系は音の温度という観点を少し前に話に聞いたことがあったので
そのあたりを想像しつつ
寒い地方の方は持久力が長い?細かな音を疾走させて徐々にクレッシェンドさせ
それがなかな到達しませんが、長い序奏を経て爆発的な頂点をもってくるのが
特徴的です
レンミンカイネン組曲はフィンランドに古来から伝わる伝承を元にした叙事詩だそうで、
フィンランドの芸術分野にあげられることも多く、フィンランドのココロといってもいいのでしょう。
シベリウスの音楽には森のざわめきやフィヨルドの澄んだ水や空気で、奥の深い景色を想像してしまいます。
西洋音楽にありがちなキリスト教世界でないものなので、フィンランドの独自の文化を知りたくなります。
今回は曲も広がりがあり素敵でしたが、なんといってもマクドナルド氏の
指揮棒の使い方が最も印象に残り、新たな世界を見出した気がしました。
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若い指揮者でしたが、好感を持ちました。今回は初顔合わせで、しっくりきていない部分もありましたが、回数を重ねたらきっといいコンビになるでしょう。期待しています。(^^)
2012/4/22(日) 午後 7:53
>ひろさん
数年後に知名度が上がったりしてたら、この演奏会で出会ったことが
貴重な歴史になるのでしょうね。ぜひ頑張ってほしいもの。
2012/4/22(日) 午後 8:36
これはもしや次回のプログラムに入っていた曲だ!
2012/6/10(日) 午前 11:03