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ブログからすっかり遠のいていました。
久しぶりの更新です。
世の中がすっかり変わってしまい、
しばらくは何もする気にもなれなかったのですが、
何かしなくては・・・という思いばかりあって。
幸い、被災地にいた数少ない知人はみな無事でしたが、
大きな被害の映像を見るたびに心が痛みます。
そしてはっきりと被害が目に見えないのに故郷を追われることになった
福島の方々の悔しさがひしひしと伝わってきます。
今不自由な生活を強いられている被災地の方々に
少しでも早く平穏が訪れますようにと
願うことしかできません。
そんなとき、ふと思い出しました。
もう8年ほど前になりますが、
ナターシャ・グジーというウクライナ出身の歌手の
ドキュメンタリーを見ました。
彼女はあのチェルノブイリ原発から、
わずか3.5キロしか離れていない村に住んでいました。
事故が起きたとき
『3日間避難してください。
必要なものしか持っていかないで
3日後に帰ってきます。』
と伝えられ、
わけもわからずに故郷を後にし、
二度と故郷に帰ることはできませんでした。
その後キエフの音楽学校に学び、来日。
民族楽器バンドゥーラを手に音楽活動を続けています。
あのドキュメンタリーを見て心を打たれ、
当時、絵の練習で彼女を描きました。
それから長い年月が過ぎて
まさか日本で同じ危機があるとは想像もしなかった。
ドキュメンタリーを見たとき、事故の恐ろしさや悲しみをひしひしと感じたけれど、
どこか人事・・遠い世界の話と信じていたのかもしれません。
今回ある作品展に出品するために、
ふたたび彼女を描いてみようと思いました。
以前は哀愁を帯びた感じで描いたのですが、
今回は美しい故郷に戻って心から楽しく歌う彼女を・・・。
彼女の故郷は二度とよみがえることはない。
けれど、せめて絵の中だけでも彼女に故郷に帰ってほしい。
二度と彼女たちのような悲しい思いをする人が現れないように。
福島は状態が落ち着いて、彼女の故郷と同じようにはなりませんように。
そして
時が経っても、その悲惨さを忘れてしまわないように。
そんな想いを込めて描きました。
注)TV出演したときの映像です。
直接画像が出ませんが、YOU TUBEで見るというところをクリックすると画像が見られます。
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