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そして、とうとう、チョコラの誕生日がやって来た チョコラは、儀の衣服を身に纏い、王と王妃の前にやって来た 「チョコラ」 「はい、王様」 「この晴れ晴れとした日に、お前の誕生日を祝えることを感謝する」 「チョコラ」 「はい、王妃様」 「おめでとう。これで、あなたも成人よ」 各国の王や貴族達が、祝いの宴を披露し始めた 「お前は、これから、この国の王として、立派になれるように勉強するのだ」 「あたしが、王?」 「そうだ。血縁関係が、この国を築いてきたのだ。そして、これから、いかなる時も、お前は、私の後をついて廻り、全てを吸収するのだ。そして、愛されるべき王となるのだ」 「御衣」 チョコラは、畏まった その頃、ショコラもまた、儀の衣服を着ていた その隣には、ハルの姿があった 「本当に、行くのですか?」 「はい。あなたもこの国の王女です。たとえ、いかなる理由においてもそれは、無視できないはずです。王は、どうお考えであっても・・・」 「私は・・・」 「大丈夫ですよ」 「でも、ハルは・・・」 「どこにいても、ショコラ様やチョコラ様をいつも考えています。行きましょう」 ショコラとハルは牢を出た 「あそこ見て行って良い?」 「裏庭ですか?」 「はい」 「良いですよ」 2人は、裏庭を見に行った そこには、まだ、芽吹いたばかりだった 「これが、咲く頃には、この国も変わりましょう」 「その時には、必ず、一緒に見たい。チョコラとハルで・・・」 ハルは、笑った そして、城内に入った 城内を守る兵士は、同じ顔のショコラを見て、驚いている しかし、その隣には、ハルがいた だから、何も言えなかった そして、成人の儀のある部屋へと向かった 「こちらから、お入り下さい」 ショコラは、どきどきした しかし、もう、後には引けなかった 裏側から、2人は入った そして、小さな扉を開くとショコラが初めて見る世界がそこにはあった 〜つづく〜
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♬チョコラとショコラ♬
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わ〜、ドキドキします!!扉の向こうは…??
2007/8/9(木) 午後 10:40
ayameさん:一気読み、凄いですね。感激です!!
2007/8/11(土) 午後 8:40