遠い未来近い過去

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ここは、【遺跡への誘い】
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ここは、【古代の風】の〈裏部屋〉になります
ここで、遺跡と『魏志』倭人伝の関係を自分なりに錯誤してまいりたいと思いますので、どうか宜しくお願いします♪
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戸田遺跡(郷ノ浦)

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平成12年度:土こう及び弥生時代時代中期後葉の濠の確認

平成13年度:遺跡南部及び南西丘陵部の範囲確認
       弥生時代中期前葉の濠の確認
       
出土遺物:〈土器〉
     鋤先形口縁の甕
     内湾口縁
     逆L字形の口縁の甕
     くの字形口縁の甕
     無文土器?
     跳ね上げ口縁の甕
     袋状口縁の長頸壺
     朝顔形口縁の広口壺
     逆ハの字形の広口壺
     短頸壺
     高杯の脚部
     朝鮮系土器
     楽浪土器の筒杯
     三韓系瓦質土器  

     〈石器〉
     叩き石
     磨石
     支脚
     砥石
     石鏃
     袂入方柱状片刃石斧
     石包丁

     〈金属製品〉
     鍛造鉄斧
     貸泉(戸田遺跡初例)→戸田遺跡1、原の辻遺跡9
                中国の王奔が後14年に鋳造した銅銭

今回の発掘調査として、戸田遺跡と車出遺跡は、同一な性格を持っていた
戸田遺跡から貸泉1の出土、車出遺跡から弥生後期の土器から貸泉の出土
鏡、小貸とかから見て、車出遺跡→祭祀を司る集団の遺跡と考えられる(車出遺跡を参照)
戸田遺跡は、密接に関連した遺跡である

車出遺跡(郷ノ浦町)

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時代:弥生中時代期から弥生時代後期

弥生時代の遺跡分布地図:幡鉾川下流域を中心とする原の辻遺跡を中心としたグループ
            幡鉾川上流域の車出遺跡、田ノ上遺跡(郷ノ浦)を中心としたグループ
            刈田院川上流のカラカミ遺跡を中心としたグループ
            丸尾遺跡(勝本町)を中心としたグループ
            天ヶ原遺跡(勝本町)を中心としたグループ

出土遺構:(弥生時代後期)
     濠1条、溝2条、貯蔵穴1基、土器
  
出土遺物:(弥生時代後期後葉)
     丹塗袋状口縁壺、舶載の方格規矩鏡1、小形倣製鏡1、貸泉1、銅鏃3、獣骨など

土器:逆L字形口縁の甕  (弥生時代中期末から古墳時代初頭)
   逆ハの字形口縁の小甕(古墳時代前葉)
   山陰系の複合口縁の壺 (弥生時代終末期から古墳時代初頭)

終わりに:この遺跡は、弥生時代中期に人々が作り、そして、弥生時代後期に発展を遂げ、古墳時代前葉
     には、終わりを迎えられたことが分かる
     水田の溝があること、そして濠があろことから、ここも、生活集落と考えられる
            

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出土遺物:〈鉄器〉
     鉄斧(鋳造鉄斧)
     
     やりがんな

     刀子

     鎌(完形の鉄鎌)

     鋤先

     鏃

     剣

     〈木器〉
     大溝状遺構内出土(楯の左肩部分の1部、弓矢の根挟み部分、スプーン状木器、
                                      機織り具の経巻具)
 
     1号溝状遺構内出土(杓子、台脚付容器)

     5号溝状遺構内出土(ねずみ返し、1本造りの単甲の未成品)

     〈骨角器〉(狩猟具、工具、装身具)
     銛頭(燕形銛頭)
     骨鏃(三稜鏃、柳葉式鏃)
     刺突具(ヤス状刺突具)
     紡錘車

     〈土製品〉
     投弾、土錘

     〈装飾品〉
     勾玉、管玉、小玉

特殊な土器:楽浪系の瓦質土器、朝鮮系統の無文土器等

※ここと前の記事に掲載させている出土品は、おおまかなものです。
 また、ここはの遺跡は、研究の段階ですので、不明な点も多いです。
※写真は:上が、1号溝状遺構遺物出土状況
     下が、搬入土器


ここの集落内では、出土品を見ると、漁業を中心とし、狩猟する生活を行っていた。また、衣服を作るための紡錘車やが出土しているところからみて、ここの遺跡は、生活集落であった。また、貸泉の出土から、船着場は、交易に富んでいたのかもしれない。そして、戦うための剣や柱穴群を作るところから、よほど、大きな勢力を持っていたに違いない。    

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時代背景:弥生時代前期末→生活開始
     弥生時代中期前半→環濠及び船着場
     弥生後期前葉〜古墳時代初頭→集落を形成

特徴:溝
   船着場

大溝状遺構:弥生時代前期末に形成

石敷遺構:大溝状遺構に多量に出土した木器類を埋めた盛り土の状態で構築
     盛り土の内から、弥生時代中期の遺物の出土

柱穴群:環濠内の柵列群や環濠の通路としての橋等

通路状遺構:弥生時代の土器、木器類の出土

出土遺物:《大溝出土土器》
     ・壺形土器(無形壺、刻目突帯文、袋状口縁壺)
     ・甕形土器(鋤先状口縁、山陰系の複合口縁甕)
     ・鉢形土器
     ・高杯形土器(鋤先状口縁)
              ↓
        例:三雲遺跡サキゾノ地区出土
     ・器台形土器(畿内系の小型器台、山陰系の鼓形器台)       
     ・杯形土器(山陰系の低脚付杯形)
     ・支脚形土器=沓形器土器
     ・搬入土器(瀬戸内系:壺形土器、大型の複合口縁壺の口縁部)
                    ↓
              分布地域も時期も明らかになっていない
                 施文や形態から瀬戸内系?
     

     〈石器類〉
     石鏃(凹基式磨製石鏃、有茎式磨製石鏃)
     
     石剣?
     ※完形品×
      小片○   →確実ではない
     ・鉄剣磨製石剣?
      
     石か?
     
     石包丁(外湾刃形石包丁)
 
     石鎌(局部磨製の石鎌、直線刃の石鎌、内湾刃の石鎌の先端部分)

     紡錘車
   
     石錘(棒状有孔石錘、有溝石錘)

     その他(砥石)

     〈青銅器類〉
     銅剣(鉄剣形銅剣) 

     貸泉

     銅鏃(有茎形の銅鏃、有茎形の長方形の鏃、有茎形の槇葉形の鏃、有茎形の柳葉形の鏃)
     ※出土箇所が、溝の内及びその周辺、もしくは排土内採集なので時代特定×

 (次へつづく)

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