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ヒゲドライバー、sugurukaというピコピコミュージシャンが好きです。

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NEUTRIK NC3FXX-B & NC3MXX-B製作方法(検索用ワード:XLR ケーブル 自作)

NC3FXX-B & NC3MXX-BはITT CANNON社のXLRコネクタと互換性のある、いわゆるノイトリック製の「キャノン」です。型番の後ろに-Bが付くとブラックモデルとなります。

製作するにあたり、ケーブルはカナレのL-4E6Sを使用します。
ケーブルのストリップ方法はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153/727546.html


イメージ 1
ノイトリック製のコネクタは写真のような袋に入っています。


イメージ 2
袋には、新製品!オリジナルホログラム入り、と書かれています。※海賊版対策でしょうね
これはノイトリックの困ったクセといいますか、マイナーモデルチェンジをわりと多めにやっているのでこのような記載がされているのです。詳細は以下に…
http://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153/666176.html


イメージ 3
NEUTRIK NC3FXX-B(ITT CANNON社のXLR-3-11Cに相当)
通称、キャノンのメスですが、大まかに4つのパーツで構成されています。
左から、ブッシング、チャック、インサート、ハウジングと呼びます。


イメージ 4
NEUTRIK NC3MXX-B(ITT CANNON社のXLR-3-12Cに相当)
こちらがキャノンのオスです。メスと同じパーツ構成で、ブッシングとチャックはメスと共有でき、チャックに至ってはハンダ付けした後でもはめ込める素晴らしい設計です。

用意するものは、ハンダゴテとハンダ、万力、です。

シャーシグランドの取り方


イメージ 8
NC3FXX-B(メス)

イメージ 9
NC3MXX-B(オス)

ノイトリックのキャノンはシャーシグランドを取りやすく設計されています。
FXXシリーズはFXシリーズより、メスのシャーシグランドがさらに取りやすくなりました。
(1番ピンに金具がより近くなった)
写真は参考例です。使用している線は、Φ1.25mmのヨリ線をばらして、一本の線を巻きつけています。
※以下も参考にしてみてください。
キャノンコネクタのシャーシグランド
http://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153/674942.html


製作方法

イメージ 5
1.おなじみですが、ブッシングをケーブルに通すことを忘れないで下さい。


イメージ 6

2.写真のような寸法にケーブルを切り出します。
チャックがきちんとケーブルを保持できるなら、規定寸法は一応ありますが、あまり気にしなくても良いです。


イメージ 7

3.バラけ防止のハンダを付け、余分な部分を切断します。


イメージ 10
NC3FXX-B(メス)

イメージ 11
NC3MXX-B(オス)
4.ハンダ付けを行います。
※現物に一度あわせた方が良い結果が得られます。

さて、ケーブルの、どの色をHOTにつなぐのか?ですが、音響業界では「有色ホット」という決まりがあります。しかし、どうでしょう?昔のキャノンケーブルを分解してみると、ほとんどが3番ピンに青がつながっています。(最近のケーブルはほとんど青が2番ピン)理由はわかりませんが、混在していた時期があったようです。
ところで、スピーカ線で「赤」と「黒」があったら、どちらを+につなぎますか?
ずいぶん昔のJBL(オーディオメーカです)は「黒」が「+」でしたが、現在のオーディオ業界では「赤」=「+」です。
これを電気工事士に質問すると、99%の確率で「赤と黒なら、黒が+だよ」といいます。

青と白、どっちがホットか?ネットワーク屋ならどうですか?電話屋ならどうですか?統一されていなかった理由は、施工した業者が何屋を軸にしているのかで変わってしまったのだろうと自分は考えています。


イメージ 16
参考までに、ハンダ付けの理想を模式図で書きました。
言葉でまとめると、「心線はピンに接触したまま、ピン奥までハンダが流し込まれている状態」が理想です。


イメージ 12
NC3FXX-B(メス)

イメージ 13
NC3MXX-B(オス)
5.チャックをケーブルにはめ込み、ブッシングを締め込んだら完成です。
※昔は、皮手袋で締め込んだのですが、最近のノイトリックキャノンはリングサイズの変更からか、素手でも締めこめるようになりました。


イメージ 14
ブッシングに、ハンダ付けした後でもはめ込める便利なカラーリングです。
写真の色のほかに灰色と透明があります。


不良だよ!のコーナ

イメージ 15
信じられませんが、こんなキャノンは見つけ次第すぐに手直しするか、廃棄しましょう。
※写真のものは、ケーブルを引っ張ると線がすっぽ抜けてしまいました…。

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閉じる コメント(7)

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いや〜(^^;)この画像!正しく僕が持っていたキャノンとそっくりです!
ついこの間、接触不良が、1本ありましたので、直すと同時に全てのキャノンを点検しました(^o^)
ハンダののせ方、とても参考になります♪

2008/1/17(木) 午後 5:44 [ 310 ] 返信する

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ノイトリックも種類が多いですね。
カラーはカラーコードと同じで分かりやすいですね。

2008/1/17(木) 午後 6:43 オーディオ夢工房 返信する

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>regedit6336さん
誰が作ったかわからないキャノンはまず分解してみるべきですね。
いろんな設備のキャノン見ましたが、ひどいものは本当にひどいです。

>オーディオ夢工房さん
カラーコード覚えるととても便利ですね!
といっても、メンテナンス屋にしか理解されず、オペレータさんには通じませんが…。

ピュアオーディオから遠ざかって久しいですが、(中古オーディオ販売のアルバイトしていました)ノイトリックの音質重視系のキャノンがどんなものなのか確かめてみたいです。

2008/1/17(木) 午後 10:01 linear_pcm0153 返信する

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はじめまして。
この度、初めてケーブルを自作するにあたり、大変参考になりました。
写真も説明も素晴らしく全く迷うことがありませんでした。
表彰したいくらいです。ありがとうございました!

2008/10/22(水) 午前 10:25 [ mat**_on ] 返信する

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>matsu_onさん
ありがとうございます。
この記事、だれか一人のためになりましたね。うれしいです。

2008/10/22(水) 午後 2:01 linear_pcm0153 返信する

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電気工事士さんは商売柄交流を扱うことが多いので、黒はホットです。しかし弱電の直流の場合は赤が+です。たしかに紛らわしいですよね

2014/8/4(月) 午後 3:08 [ らい ] 返信する

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>らいさん
おはようございます、linear_pcm0153です。

これを書いた後に、施工業に転職して、今で5年ほど経ちますが、まぁ弱電規格は統一されていませんね。困ったものですよ、ほんと(笑)

2014/8/5(火) 午前 7:46 linear_pcm0153 返信する

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