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外国にいると、日本の流行に敏感になれないばかりでなく、流行からかけ離れたものにハマる、究極の『マイ・ブーム』に陥ることがしばしある。まさに文字通り「マイ」であり、たったひとりで入れ込むものの、周囲にその件に関して話題を共有してくれる仲間などは存在しないので、孤独極まる、そして傍から見るとコワいものである。
で、私は現在『必殺仕事人』にハマっている。陰惨で暗いだけの初期ものではなく、簪職人の秀と三味線屋の勇次がメンバーで高視聴率を取ったものとはいえ、35歳未満の若い(?)人にはついてこれないマニア話である。
1980〜83年頃に放送されたこの復讐請負時代劇、当時私は中学生だった。水戸黄門や暴れん坊将軍と同様の勧善懲悪モノなんだが、善人は死ぬか不幸になり、ヒーローが金にあざとかったりするあたりが一味違う。中学生の私が好きだったのは、もちろんキラキラ光る銀の簪で悪者の首をグサッと一突きの秀さんなんであるが、同じ三田村演じる『太陽にほえろ』のジーパン刑事には全くなびかなかった。当時高校生だった姉は「あんなケロヨンの何がええの?」と言ったが、金に頓着しない腕のいい職人で、身のこなしが軽くやんちゃな若者ってのがよかったんだろう。が、今40過ぎてこの時代劇をみた時に、私が「かっこえ〜♪」と桃色吐息なのは、三味線屋の勇次なんである。芸と職があり情はあるが熱くはならず、何よりお洒落で粋で花町の姐さん方にも一目置かれ、ホレボレする男ぶり。そうか、このドラマは三田村邦彦で若い女性視聴者を、中条きよしでオバサン視聴者を、藤田まことでサラリーマン視聴者をゲットするという筋書きだったのか。ゲ、私も名実ともにオバサンだってことっ?!ちょい愕然。演歌などを「ケッ、ばばくせー」とこき下ろしている私も、もしかするとあと10年もしたら氷川きよしのオッカケとかになっているかもしれない。歳を重ねると趣味は変わることを、まざまざと実感した次第である。とはいえ、小中学生の頃から時代劇好きというあたりは、私の老人性趣味の基本は変わっていないとも言えるが。
が、私がたかが江戸の色男のために15万もDVDに払ったわけではない。私が浮かれるもう一つの理由は、光による演出の巧みさである。江戸の格子や縦縞の木戸が多さが素晴らしく生きている。その直線的な背景は西欧のクネクネした飾りやアーチ型にはない粋があり、天井が低いから縦横に木枠で画面に窓が切られる。仕事人たちが暗殺に及ぶのは夜で、ことさらそのカットは黒い格子や木枠に彩られ、まるで切画の連写。障子に映る影とかふすまの隙間から斜めに覗く三味線の糸などに、私は恍惚とするんである。
しかしながら秀さん、若い女狙いのヒーローに月代を入れろとはいわんが、せめて総髪に結ってくれ。江戸の布団が上方風でも、大名の江戸屋敷に表札が掛かってても、そこまで時代考証を連ドラごときで徹底しろとはいわんが、それにしたって秀さんのヘアスタイルと暗殺仕事着とひかる一平だけは許しがたい。
20代の前半に欲しくて欲しくて買ったウェッジウッドのティーカップ。40になって手に入れた備前のカップ。お気に入りのリビングで並べて使えば、新旧の恋人と一緒にお茶するような、ちょっとよい気分。歳とともに嗜好は移るが、それもまた一興。
それにしても、このマニアックな楽しみを分かち合う人がいないので、姉のりんりんをSkype越しにエジキにして無理やり話を聞かせる、どこか物哀しいマイブームである。
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>歳を重ねると趣味は変わる
わたしは変わらないかなー…。
実は大きな声では言えませんが…
20代の頃から片岡孝夫が好きで今では仁左さま〜なんですよ。
一般的には福山雅治が一番好きって言っているんですが…(笑)。
ついでながら三田村邦彦は夫の幼・高の先輩で、お兄さんのほうがもっと素敵なんです。
この備前のカップは火入れにしても良いかも…!
2009/11/25(水) 午後 4:42
66さん、火襷の発色が土で変わるとは知りませんでした。トラバいただいたのは、本当に鮮やかですね!
巷談舎さんという、作家モノの酒器を扱っているお店があって、そこで一度、川端さんの自然練り込みの手法を写真いりで紹介なさっていたことがあり、ひとからげに備前といっても、いろいろなものがあるな〜と思いました。・・・といっても、その入門編ぐらいしか分かってませんが(^^;)ということで、今後とも色々ご指導おねがいします!
2009/11/25(水) 午後 8:34
母屋さん、そうきましたか。さすがですね〜♪
私も『宮本武蔵』は映画のほうは見てます。でも、ちょっと私には暑すぎるかんじ(^ ^)。それを突き抜けてしまった『子連れ狼』のほうが、コメディ的にツボにはまります(^ ^)
2009/11/25(水) 午後 10:10
小中学生の頃でしたかねえ、「水滸伝」やってた。
でもコレ時代劇っていえるのかなあ???
林沖が中村敦夫で、高求が確か佐藤慶…主題歌と共に妙に印象に残ってますなあ。
元単は両器の間で何気に主張してる…
シンガポールで味わう「茶請けのせんべい?」が気になった〜〜あ!
2009/11/25(水) 午後 10:44
イクエンジェルさん、バックストリートボーイズに心浮かれつつ、江戸の妄想をするっていうのは、かなり難易度の高い技ですね!(爆)
私はジャニーズ系にハマったことはないんですが、大昔、渡辺徹のファンだったことがあり、それは過去の汚点です(^^;)
2009/11/26(木) 午前 11:31
リーマンパッカーさん、自立ですか〜。むむ難問ですね。
しかし、基本的に男の人は変わらないですからね。女性のほうが一般的には自己を変革して他者に擦り寄ることには長けてます。宮台さんが、自分が周囲との折り合いに問題があった際の一般的な対処をあらわして「男は世界を変えたがり、女は自身を変えたがる」というようなことを書いてました。
しかし、『不毛地帯』は・・・恋愛ドラマではなく経済ドラマだったんですねー!(爆笑)
2009/11/26(木) 午前 11:34
宗恵さん、お、初志貫徹!(・・・ちょっと違う?(^^;)
片岡孝夫さんは素敵ですよね。福山雅治もさわやか過ぎてフェロモンが出てないきがしますが、カッコよいことは事実でしょう。
しかし、三田村邦彦にいたっては、ズレた合いの手をうったり、ご自身はちーともイケてませんよね。私はあくまで「飾り職人の秀」さんが好きだった(←過去形)ので、三田村さん自身はパス!どちらかというと、その「ずっとかっこいい」お兄様のほーに関心があります♪(^ ^)
2009/11/26(木) 午前 11:38
元単さん、『水滸伝』・・・し、しりませんorz・・・←敗北感(・・・って勝負してどうする)
私の知っているゴダイゴがらみは、夏目雅子様の『西遊記』が最初の記憶です。そうか〜、中村敦夫ってば、さすが元参議院議員。
ところで、おせんべいですが、何を隠そう!オニザキの胡麻せんべいですっ!もーゴマといえばオニザキ。すり胡麻もゴマ油ももー香りがすばらしー。自然美食家の元単さんの肥えたお口にも多分ついてゆけると思います。是非お試しあれ♪
2009/11/26(木) 午前 11:48
報告いたします!!!
やはり、人生はドラマです。
この「不毛地帯」の台本に、ト書と台詞が書いてありました。
女・・・背を向けて、黙々と縄を編む男に向かって
女・セリフ:「亭主元気で、留守が良い!!!」
男、呆然とする。
男は編んでいた縄を「愛の絆」と呼んでいた。
これって、やはり、恋愛ドラマでなく、経済ドラマです。
「不毛地帯」・・・・・名前を変え、「火宅の人」とするか???
現在、検討中。
脚本・演出・主演・・・・・●×です(汗)
[ がらくた・おやじ ]
2009/11/26(木) 午後 3:12
リーマンパッカーさん、やっぱり経済ドラマだったんですね(^^;)
是非『火宅の人』方面への展開もお試しください。んで、そのうち沢木コータローさんに『リーマンパッカー』という暴露(?)本を出されたりする展開も、またまたドラマティックかとおもいます。
2009/11/27(金) 午後 2:15
ム〜なんとか、菊池寛の「父帰る!!」に原作並びに脚色を切り替えたい!!と思っております。
それとも、永遠の旅人:山田洋次の「フーテンの寅さん」
フーテンの寅さんは、独身者でした。(爆)
[ がらくた・おやじ ]
2009/11/28(土) 午前 5:18
そうだね。
僕の懐かしい時代劇といえば・・・
大川橋蔵の銭形平次。
映画なら、片岡知恵蔵の遠山のきんさん。
美空ひばりの時代劇シリーズ、中でもすきなのは、御存知弁天小僧。
ひばりチエミのやじきた道中。
むかしは、テレビでも松竹あたりの映画を放映したんですが、
最近は、みられないので、残念。。
カップ両方とも、素敵ですね♪
2009/11/28(土) 午後 4:00
リーマンパッカーさん、寅さんですか・・・。『男はつらいよ』DVD-BOX12万円、を買うか否かで悩み続けはや5年。しかし・・・そんなに悩んでいるのに、なぜ必殺ごときに何も考えぬまま15万・・・(^^;)
そのあたりが寅さんの押しの弱さなんでしょーか。ま、寅さんがあるのもおいちゃんやさくらといった身内の支援あってのもんですから。リーマンパッカーさんも、裏に隠された暖かいご家族の支援を模索ください♪
2009/11/29(日) 午前 1:56
みやまつりさん、遠山の金さんなんて、私は高橋秀樹バージョンが一番目なのかと思っておりました〜(^^;)まだまだ修行がたりませぬ。
テレビはですね、見たいなーと思うものを放映しないっていうことになってるんですね、きっと(T_T)
2009/11/29(日) 午前 1:59
「勧善懲悪もの」って、ストレス解消用です。
すっきり、気分転換するなら、勧善懲悪もの。
なんとなく、じわっと考えさせられるもの・・・これは経済もの。
決して決して、恋愛ものではありません。
ただし、フウテンの寅さんは純愛ドラマかもしれませんが・・・(笑い)・・・これって、配役のキャラクター設定です。
名優って、非現実を現実化するようです。
[ がらくた・おやじ ]
2009/11/29(日) 午前 8:27
必殺シリーズ観なかったです。小さなとき京都千本映画街によく見に行った私、母は洋物が好きで、父は時代劇ファン、化け猫映画を見に行って、帰ったらしばらく我が家の猫に触れなかったトラウマか?時代劇は観なくなりました。
2009/12/8(火) 午後 8:21
私も必殺シリーズは見ていましたね。最近では時代劇も下火になったようで、面白い番組も減りました。でも池波正太郎の『鬼平犯科帳』だけは再放送でも見ております。
最近は私も趣味の世界はちょっとご無沙汰です。やはり子育てが今一番のマイブーム。早く大きくなって手が離れて、映画を思いっきりみたいです。でもそうなったときには親の言うことは聞かず、勝手にどっか行ってしまうんでしょうねぇ。
2009/12/11(金) 午前 10:11
リーマンパッカーさん、勧善懲悪はストレス解消・・・になりますよね!私は小学生の頃、水戸黄門と松平長七郎と暴れん坊将軍と3匹が切るの3人と影の軍団の柘植新八が全部登場して悪を叩きのめす年末特番時代劇をどうしてTV局が作らないのか、すごく不思議でした。絶対楽しいのに。
その頃は「局」が違うと相容れないとか、時代が微妙にずれてるとか、そういうことに気がつかなかったんです(^^;)
でも楽しそうだと思いません?
フウテンの寅さん、DVD53巻BOX、明日届くんですよ〜♪年末はこれで決まり(爆)
2009/12/14(月) 午後 9:35
京うさぎさん、千本映画街♪あ、青年期に行かれたのは別の映画館でしたよね(^ ^)Y。
化け猫映画・・・(^^;)いったいなんだろう。ちょっと関心あります(^ ^)。
2009/12/14(月) 午後 9:37
スウィングさん、確かにたまに日本に帰っても、面白い!っておもえる番組は減ったきがしました。以前はずーっとTVつけっぱなしでも、チャンネルを変えれば何か面白いものはあったと思ったんですが。私が老けたのかしら・・・(^^;)
子育てがマイブーム♪そういうふうにはっきり言ってくれる男性はあまりいないですよ。素敵です〜!そうそう、永遠には続きませんよ〜女の子は成長早いですから〜。今の時期を堪能くださいね!
2009/12/14(月) 午後 9:53