格闘技
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昨年突如として現れて、その恵まれた体格から圧倒的な強さで「K−1王者」の称号を手にしたシュルト。。今年のグランプリでは追われる立場となり、K−1を創設期から支えた強豪と立て続けに対決したが、それをはね除け、見事に2連覇を達成した!▲K−1の誇る名ファイターを連破、見事に2連覇を達成した新時代の王者、セーム・シュルト(中央)は準優勝の ピーター・アーツらから祝福を受けた。 一方、最多の4回の優勝を誇る「ミスターパーフェクト」こと「アーネスト・ホースト」がこの大会を最後に完全に現役を引退。しかも、最後の試合が新時代の王者・シュルト戦だったことも何かの因縁だろうか。。▲最多記録の4度の優勝など、大型ファイターと比べると「きゃしゃ」な体で輝かしい成績を残したアーネスト・ ホースト(右)は、この大会を最後に現役を退く。共に創世期からK−1を引っ張ってきたピーター・アーツ(左)、 ジェロム・レ・バンナ(後方)らから花束を贈られるなど、功績を労われた。右端はホーストの愛娘。 グランプリ決勝ラウンドの1回戦(準々決勝)でいきなり、 一部では「事実上の決勝戦」とも言われるカードが実現した! 私が個人的に大好きな ・ 破壊力は以前の記事でも紹介した通りであり、 ・ 毎年「優勝候補」と言われながらも、 ・ 「相手を破壊する」ために前へ前へ突進するがために、相手のパンチをまともに喰い撃沈するなど、 ・ これまでタイトルを奪うことができず、 ・ 「無冠の帝王」「K−1の番長」などと呼ばれている ジェロム・レ・バンナが 昨年圧倒的な強さでグランプリチャンピオンとなったセーム・シュルトと対戦したのである! 「身長差22センチ」が示すとおり、体格差は歴然。 バンナとしては、リスクを犯してでも「前へ出て戦う」しかなかった。 シュルトに巧く距離を取られ、思うようにバンナのパンチがヒットしない。。 逆に、シュルトの「鉄の拳」や「恐怖の膝」がバンナを苦しめる。。 明らかにバンナは劣勢だった。 しかし、「一発でもまともにパンチが入れば、シュルトとて立ってはいられない!」という気持ちにさせてくれるのが、この男の最大の魅力である!! ▲誰が見ても、リーチ(体格)の差は歴然。バンナとしてはリスクを犯しても飛び込むしかない。 ▲巧く距離を取られ、バンナのパンチは届かない… ▲劣勢にも、気迫で相手を倒しにいくバンナ。 ▲度々、飛び込むことに成功するも、クリーンヒットには至らず… ▲破壊王・バンナと新世代の最強王者・シュルトの打ち合いは、ホントに迫力があった!! 結局、クリーンヒットの数で優ったシュルトが、ダウン1回を奪って、判定で勝利した! しかも、結果的に最後の試合となったシュルト戦では、圧倒的な体格差にも、「ミスターパーフェクト」の異名を持つ男の、持ち前の技術で応戦し、第1ラウンドでは「ひょっとするかも?」という気持ちにすらさせてくれた! ありがとう、ホースト!そして、お疲れ様!!!▲ホーストは決して大きくない体で、その技術でK−1を4度制してきた!この試合でも、パワーのシュルトに 技術で応戦したのだが…41歳という年齢もあり、終盤はシュルトの勢いに押されることとなる。。 ▲こういうシーンを見ると「戦うことが無謀」とさえ思える体格差。。 K−1に詳しい方はご存じだろうが、1993年の第1回グランプリから昨年まで、すべて「グランプリ決勝ラウンド」に進出し、過去3度の優勝を誇るアーツも、今年はついに「病欠」によってグランプリ開幕戦を欠場、リザーブマッチに回るという屈辱を味わっていた。。 リザーブマッチで日本の武蔵を圧倒した姿は、かつて「無敵の王者」として君臨した時代を思わせるものだっただけに、「決勝ラウンドに参加していないこと」が残念で仕方がなかった! しかも、今年からルールが改正され、準決勝若しくは決勝進出者がケガ等でドクターストップになった場合でも、敗者が戦うことが可能であれば、リザーブの選手には出番は回ってこなかったのだ! しかし、「奇跡」が起こった! 準々決勝で、ステファン・レコを破った、2年前と3年前の王者、レミー・ボンヤスキーが2度も急所を蹴られるアクシデントから準決勝はドクターストップ。しかも、敗者のレコも、ダウンを奪われた際のダメージが強く、こちらもドクターストップとなり、リザーブマッチで勝利したアーツに準決勝進出権が回ってきたのだ!! こうなると、実績があり、好調なアーツは強い! 準決勝で、昨年の準優勝者で優勝候補の一角、グラウベ・フェイトーザをKO、決勝でシュルトと対戦することとなった! 初めて、「大きな岩・シュルト」が相手の気迫こもったパンチに肉体的・精神的にダメージを感じて後退する姿を見た!それだけ「かつての強さを取り戻した」感のあるアーツは強かった!「あわや」というシーンも度々訪れた!!本当に熱くなる試合だった!!▲見よ!この気迫!!そして創世期からK−1を引っ張ってきた男の意地を!!! ▲アーツの気迫のこもったキック!さすがに「伝家の宝刀」ハイキックは届くことはなかったが、王者・シュルト をとことん苦しめ、K−1ファンの心を熱くさせてくれた!! ▲そんなアーツの気迫も、シュルトの圧倒的パワーの前に屈する形となってしまった。あの勿体ないダウン シーンが悔やまれる。。 そんなこんなで、早々とバンナが敗退し、ホーストが引退、新時代の王者の強さが光った大会となったため、やや「暗い」イメージのタイトルをつけたが、それでも「バンナやアーツら、創世期のファイターの意地」に来年以降も期待したいと思わせてくれた大会でもあった!今年はここ最近では盛り上がった大会だったのではないか?これからも、熱い戦いを見せてくれ!!!あ〜、見てると戦いたくなるんだよなぁ。。
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最近はヨーロッパ各地やラスベガス、ソウルなどでも開催されているK−1。 カード的にも、 ・ 対戦相手はともかく、昨年のグランプリ王者、セーム・シュルト(オランダ)が登場、 ・ 03、04年とグランプリで連覇したレミー・ボンヤスキー(オランダ)が、 「バトルサイボーグ」「無冠の帝王」「K−1の番長」などの異名を持つジェロム・レ・バンナと初対決 ・ オランダ出身の名ファイター対決、4度優勝のアーネスト・ホーストvs3度優勝のピーター・アーツ と、好カードが続出であった! しかし、アーツは今年、「無敗の王者、セーム・シュルト」を判定で下し、初黒星をつけている。 しかし、2002年に「黄金の左腕」を骨折する前のド迫力が陰をひそめている感は否めない。 時は2000年4月…(笑) 当時、「一撃必殺」のキャッチフレーズで「極真初の外国人世界王者」の名に恥じない強さを見せていたフランシスコ・フィリオを一撃で失神KOした試合だ! ▲まばたきする間も惜しいくらい、当時の両者のマッチアップには注目が集まった ▲バンナの「黄金の左」がまともに炸裂! ▲前のめりに崩れ落ちるフィリオがのど付近をロープに強打 ▲完全失神。痙攣を起こすフィリオ ▲「勝者」のコールに誇らしげにガッツポーズするバンナ ▲検討を称え合う両者 |
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