|
支援者 弁護側の証人の証言を不採用とした理由なのですが、白バイの後ろから白バイの高速運転を目撃した、全くの第三者の証言を柴田裁判官は「第三者だからといって信用できるわけではない」として採用せず、検察側証人の同じ白バイの先輩隊員の証言を「身内だからといって信用できないわけではない」と証拠採用したのです。 司会 すごい理由ですね。それは普通、逆なのですよね。 支援者 そうでしょう。いまでも信じられないですよ。もし利害関係のない第三者の証言を否定するのであればきちんとした理由を裁判官は述べるべきだとおもいます。また、利害関係にある人の証言を採用するなら『信用できる』理由をきちんと説明しなくてはならないとおもいます。 でもここでもまた、できるわけではないと可能性を論じて証言の採否を行っています。屁理屈といってもいいんじゃないでしょうか。 裁判官は被告に不利な証言を採用する際は、きちんと審理した上でその理由を断定するべきです。即日結審で片岡さんから反論する場を奪いながら、弁護の機会を与えないままに、裁判官一人の考えで有罪判決を補強するとはどう考えてもおかしい。これをされたらどんな人でも有罪にされます。 また。1年4ヶ月の量刑に付いては次のように柴田裁判官は述べています。被告人は不合理な弁解をして責任を免れようとしており,真摯な反省の情に欠けている。私は停止していた。だからスリップ痕ができるはずはないと事実を訴えてただけなんですが、それが反省の色がないと判断されているのです。この辺りから片岡さんや私達支援者の怒りの対象は裁判所に向かっていきました。 司会 不合理な弁解というのは『スリップ痕捏造』を主張したということですか? 支援者 そういう意味だと思います。それ以外に考えられません。片岡さんにとってはそれは事実なのですから、事実を訴えて『反省の色が無い』と言われて反省できる人はいないでしょう。 司会 新たな証拠や証言を審理されないまま2審は即日結審。そして判決。片岡さんや支援者にとってここまでの裁判の流れはどう映りましたか。 支援者 裁判ってこんなものか。この一言です。高知白バイ事故において高知地裁、つまり一審は3つの証拠をもとに事実認定をおこない。それを基に判決を下しているといえるのですが、白バイ隊員の目撃証言。物証としてのブレーキ痕、科学的、物理的検証としての科捜研の算定書。 この3つですね。判決理由文を読んでみてその事実認定は恣意的で矛盾があると考えて、二審に向けて誤った事実認定に反証を準備することが普通だと思います。逆に言うと、だからこそ裁判の公平性が保たれている。私はそう考えていました。 地裁判決を踏まえて、それぞれ充分な証拠を備えて控訴審に備えていたのですが、審理無しで即日結審をされて、反証の機会を奪われてしまいました。それだけでも不公平なのにさらに判決理由文では一審の判決を補強しているのです。 司会 どういう意味ですか? 支援者 例えばブレーキ痕関しては、地裁ではスリップ痕は急ブレーキによってできたものと検察は主張して、片岡さん側の「バスは止まっていた」と言う証言に反証してきました。その時、検察は時速10kmからの急ブレーキだからたいしたことは無いと主張しました。そして、そこから地裁の裁判官はブレーキ痕の存在を採用した。つまり急ブレーキを採用したわけです。 そこで、私達は二審の高松高裁では同じスクールバスを使ってバスの走行実験をおこない時速10km時の急ブレーキの衝撃を再現したのです。衝撃は大変大きなもので、乗客が気がつかないはずがない事を証明して見せました。急ブレーキは運転手以外には不意の衝撃ですから、もし急ブレーキがあったのなら生徒達には確実に衝撃の記憶が残ります。 その記憶が22名の生徒の誰にもないから、急ブレーキはなかった。つまりブレーキ痕がつくことはないと言う主張をするつもりでしたが、即日結審となり意見を主張をする機会が奪われたのです。 ところが高松高裁のシバタ裁判官は判決理由文の中で スリップ痕に関して「人に感じる程度の衝撃が生じなかったからといって,スリップ痕が形成されないとはいえない。」とか「スリップ痕あるからと言って急制動があったとは限らない」とか言っているわけです。 急ブレーキの衝撃がなかったことを主張する生徒の証言やバスの走行実験の結果を審理も開かずに否定し、一方で判決文の中で「スリップ痕は急ブレーキによってできたものではない」とまるで検察のようなことを述べています。 司会 検察の様な、ですか? 支援者 そうです。検察がその様に主張するのは理解できます。そごで弁護側と意見を戦わす。その上で裁判官が判断を下すのがほんとの裁判ではないですか。もし公判での審理のなかで検察がこのようなことを言ってくれたのなら乗客になんら衝撃を与えずに1mのスリップ痕を形成することが可能というなら、その方法とかの説明をもとめるなど、反論の機会があるわけですから何とかなるのですが、即日結審で双方の主張の審理もなく判決理由文の中で検察側の主張のみを採用する。そんな裁判が公平だといえるわけがありません。 高裁の判決理由は「〜〜だとはいえない」とか「〜〜とは限らない」とかばかりです。スリップ痕ができるかできないかは物理現象なんですが、1mのスリップ痕ができると断定して初めて有罪判決を下せるのではないしょうか。 地裁では急制動の証としてブレーキ痕を採用し、高裁ではその論理が危なくなれば公判を開かないまま、つまり、審理をしないまま「急制動がなくてもスリップ痕はできる」と私達の物理的な主張をいきなり裁判官が判決文で否定する。それもこじつけたような理由で否定される。これが裁判と言うなら日本の司法は信じるに値しません。 司会 公平な裁判ではなかったと 支援者 もちろんです。片岡さんも私も最初から結論ありきの裁判であったと考えています。そうでなければ、こんなに一方的な終わり方はしなかったでしょう。 相手が白バイでなければこの事故はどうなっていたかを考えればよくわかります。スリップ痕が捏造されることもなく,衝突地点や、バスが動いていたか停まっていたかすらも争点にならなかったと思います。 司会 相手が悪かったと言うことですか? 支援者 いえ、そうではありません。相手が誰であろうが裁判官が予断を持って裁判をしてはだめでしょう。 警察は嘘をつかないとか、白バイが普段から交通法規を守っているとか、特に今回の事故は捜査機関の関係者が当事者の交通事故です。その捜査自体にかなりの疑わしさがもたれているわけですから、司法の信頼を守るためには、なおのこと裁判官は毅然とした態度で審理をしないといけなかったと思います。 このような裁判が続けば司法は信頼できないですよ。高裁判決後に高知白バイ事故はテレビ報道やインターネットのおかげで広く知られるようになったと思います。そのきっかけは警察の疑惑よりは地裁・高裁とつづいた不公平な裁判に対する国民の批判だと。私は考えています。 づづく
|
没原稿シリーズ
[ リスト ]





罪なき無きところに、罪を押し付けられ、収監を強要されること?何だ?・・・
ケーサツの表看板を引っさげて
罪意識を勝手に薄めながら表の顔・昼の顔で・・公務職を標榜しながら・・
弱い一市民を堀の内側へ追い込んで行くことは恐ろしく信じがたいことで、凄惨だ。
大手を振って法律の認知を受けたかのごとく、悪行がまかり通る事になる。
ことさら警察・検察・裁判所・一色たのごちゃ混ぜでつるんでいるであろう?場合は?・・
対処のしようがない・・
ひとたび一市民が不幸にも巻き込まれてしまうと、
金はなし、力はなし、孤立無援の過酷な環境に追い立てられる・・
かたや組織人に属するケーサツ・検察・判事は>誤審だろうが身分が保障され、
庶民と組織人の落差がひど過ぎる。
市民は寒い冬の季節のなか、平穏の生活が破壊され皮まではがされる。
2008/10/26(日) 午前 3:29 [ africahotdog ]
今まで国が存在する為、この国に住めるものだと言う意識も希薄でしたが・・
国の司法に守られて安心して住めるものと思っていました。が・・
法の執行者に公正と正義の信頼を失ったとき
どうしようかと絶望と憤怒を体験し・・考え込んでしまう。 高知が嫌いになってしまう。
ケーサツは、国は、誰のためにあるのでしょうか?
長いこと気になっていたが高知・行政のトップ、諸々のトップの知的階層の皆様、
白バイ事件・この顛末に無関心なのだろうか?
不況時のこの頃、野放図にできないほど・・県のダメージを考えると・・
高知の悪評をこれ以上知らぬ存ぜぬで野放しできないと思うのだが・・・
長いつるみの腐れ物に・・同属もたれあいの組織構造に鮮血と改革を再注入する為に
政治も好きではないが民主がベストとは言えなくとも
アンチ自民が賢い選択のような気がする。変化の風通しのため・・
来る国政選挙では怨念を込めて一票をぶつけてやろうと決めました。・・・・・・
2008/10/26(日) 午前 3:30 [ africahotdog ]
>急ブレーキの衝撃がなかったことを主張する生徒の証言
検証実験で、ブレーキ踏んだ瞬間にABSが作動開始するような究極の急ブレーキを体験させられた生徒達が「こういう感じでなかったのは確か」と言っていました。
「白バイ衝突時にバスは停止していたのだから急ブレーキを感じるはずがない」とは言ってませんでした。
そりゃそうでしょう。
「白バイ衝突時にバスは動いていた」「バスが発進してすぐのところで白バイと衝突した」旨証言する生徒達もいるんですから。
バスのスリップ痕が例え警察による捏造だった証明されても「白バイ衝突時にバスは動いていた」という事実は消せない、というのが導きだされる結論です。
どうせするなら、「白バイ衝突時にバスが動いていたけどそれでも片岡さんは無罪」、という主張をするべきなのです。
もっと論理的に思考してください。
2016/8/23(火) 午後 6:16 [ レアアース ]