高知白バイ事故=冤罪事件確定中

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没原稿シリーズ

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その7 完結

司会 高裁判決後は今年1月に最高裁へ上告して。8月に上告棄却となっていますがこのあたりのお話をお願いします。

支援者 最高裁では事実審理は行わないことは知っていましたし、上告をしても判決差し戻しが決定されるのは。わずか3%ということも承知していましたが、それでも上告をせずにはいられなかったですね。

司会 その理由は?

支援者 片岡さんはまともな裁判を一度も受けないまま、無実の罪で犯罪者とされた。きちんとした裁判をうけたいし。受けさせてやりたい。こんな裁判がまかり通る日本ではないと信じていましたね。

司会 裁判のやり直しを求めた署名活動も行われたときいていいますが、

支援者 これが署名の趣意書です。

司会 一部を少し読んでみます。
 
 控訴審は、この不自然で不合理な「ブレーキ痕」を最重要な証拠として有罪とした原判決を支持しました。また、弁護人が新たに申請した証拠・証人の審理を全く行わず全て却下し、控訴棄却を言い渡しました。この控訴審判決は「疑わしきは被告人の利益に」といった刑事裁判の大原則を無視したものです。このまま原判決が確定することは著しく正義に反します。私達は最高裁にて公平な審理を行い、原判決の破棄差戻しを要望いたします

 支援者 最高裁は事実審理を原則行わないのですが、原判決が著しく社会正義に反する場合は例外としているところがあります。そこにわずかな望みをかけました。

司会 これまでの判決が著しく社会正義に反すると主張したのですね。署名の方はどうでした。

支援者 署名はインターネットと街頭での署名と二つの方法でおこなったのです。最初はインターネットで広がりを見せたのです。50日ほどで2万人を超えました。最終的には4万8128名の署名を最高裁に提出いたしました。

司会 世論は後押しをしてくれたのですね。

支援者 ありがたいことです。片岡さんや私達支援者ももかなり勇気つけられました。マスコミで盛んに取り上げられた薬害肝炎の署名が4万人だと聞いていますが、それを超えたわけですから大きな関心をもってくれたと感じました。また、ある代議士が国会でも警察の捜査の信用性に関連して高知の白バイ事故を例に取り上げてくれました。

司会 それは知りませんでしたが、この事件がかなり広く知られるようになったわけですね。それでも上告は棄却されたのですね。どういう理由ですか

支援者 「上告理由にあたらない」。俗に言われる『三行半』の判決です。最高裁は一連の裁判を正当なものと判断したわけです。

司会 その時の片岡さんや皆さんのはどういう思いでした。

支援者 それは裁判に対する不信の一言ですよ。最高裁に直接署名を手渡しに言った時、要請書を手渡したのですが。その時、最高裁判所の事務官が正式に話しを聞いてくれる機会があったのです。その場で片岡さんが「きちんとした裁判を受けさせて欲しい。その上で実刑となれば、事故の相手は亡くなられているので、納得して刑に服することができる。しかし、このままでは何のために刑に服さなくてはならないのか。納得できない」と言ったのが記憶に残っています。

司会 しかし、その思いは無視された。

支援者 その通りですね。支援者の一人が「地裁の判決が出たときは高知は日本かと言われた。高松の高裁判決のときは四国は日本かともいわれた。今。最高裁の判断に多くの人が注目をしています。日本の司法が問われているのだからきちんと審理してください。」

司会 日本の司法が問われている・・ですか

支援者 もはや 警察の違法な捜査や証拠捏造よりも裁判そのものの問題ですよ。警察関係者の不法行為を裁判所が指摘しなければだれができるのですか?

 何のために裁判官は身分を保証されているのでしょうか。判決に間違いがあってもその責任は問われないとか法的にもかなり優遇されている。それは中立公平な裁判を行うためだとおもいます。違うのでしょうか。

 この白バイ事故の裁判を通して一番感じたことは裁判官がまるで公平中立な立場でものを考えているとは思えないということです。まるで、警察に都合の悪い判決はかけない。書けば「自分の保身と出世」に影響すると自分のことしか考えていない。

司会 裁判官の官僚化ということですか。

支援者 まさにその通りですよ。裁判官は役人ではあってはならないでしょう。裁判官や司法関係者が一番守らなくてはならないものは「司法の信頼」ではないでしょうか。司法への信頼なくして法治国家はなりたちません。
 この裁判で片岡さんを支援していく中で、今の裁判の現実を良く知ることができました。素人なりに裁判が進行していく中で勉強していったんですが、もっと知識があればと後悔することが多かったですね。

司会 素人といえば、今、法改正がおこなわれて裁判員制度が導入されることが決定していますが、どう考えていますか。

支援者 最初は賛成だったんですが、実際に裁判に関わってみると反対ですね。

司会 それはどういうことですか

支援者 まず、司法の世界には独特のルールがあります。法曹界というんでしょうか、裁判官。弁護士。検察や警察、すごく閉鎖的な気がしますよ。俺達の世界に素人が口を出すなと言う雰囲気をかなり感じました。

司会 わかりやすくいうと・・・

支援者 裁判前の事前準備においてほとんど事実認定が出来上がってくるというのが気にかかりますね。
 例えば一人の裁判員が証拠の認定に違和感を感じたとして「それはおかしい。」と異議を唱えても、「いや、法的にはこういうことになっています」と裁判官が説明したら、あとは裁判員は何もいえないでしょう。法的な知識がないと彼らとは渡り合えないということです。

 良心的な裁判官がいて、そういった裁判員の「異議や疑問」に関心をもっても話し合う時間もないのでしょう?裁判員も仕事をおいてきているわけですから嫌がるのではないですか?

 審理をリードする裁判官は言いたいだけ言わして「確かにそうですね。でも法的にこういう判断が妥当です。」で終わりだと思います。裁判官が恣意的に裁判の進行をすることが可能です。

 それを裁判員がおかしいと考えても、守秘義務ということで誰にもいえない。あの裁判はおかしいといえば処罰される。これでは密室裁判と同じようなものです

 裁判に国民を参加させるということは、判決の責任も国民に負担してもらうことになると思います。この責任は非常に重いものでしょう。判決をだすという重圧にたえるために裁判官はいろいろと経済的な面から法的な面において優遇されている。いわばプロなのです。

 審理中は法的知識と経験と権威で進行を左右させて判決に導く。しかし、国民の代表の裁判員に重大判決の責任を負担してもらう。こうなれば裁判官は楽でしょう。

 そうでないなら、どうして裁判員制度は死刑が関係するような重大な事件から導入するのですか。もっと小さな・・交通事故の事件などから裁判員制度を導入して、裁判官の負担を軽減して、法律のプロとして重大な裁判に力を注いでもらう。こういった形で裁判員制度を導入するならまだ理解できるのですが・・・

司会 裁判員制度は裁判官の責任を軽減するためにあるということですか

支援者 いえ 国民への責任転嫁だと思います。

司会 責任転嫁ですか?

支援者 そうです。先ほど裁判官の官僚化と言うお話が少し出ましたが、この辺りがもろに官僚化を表しています。「出世と保身」のためには「責任」を取らないことが一番ですよ。無難が一番ということです。プロとしての責任を放棄して国民に転化する。そのくせ「地位と名誉と権力」は離したがらない。官検交流とか言って検事と裁判官の人事交流を図っていますが。あれなんか官僚の『談合』そのものだとおもいます。

司会 官僚化した司法は信用に値しないということですか

支援者 もちろん、自分の良心にそって真面目にやっている裁判官も多くいますが、少なくても今回高知白バイ事故の裁判に関わった人たちに、司法を信用しろと言うのは無理ですよ。日本の司法がだめになっている。今回の裁判でそのことが一つ表面化してきたと思います。

司会 今後はどうされるのですか。

支援者 司法を信用しろと言うの無理といったばかりなんですが、やはり日本が法治国家であることを最後には信用するしかないので、片岡晴彦さんと再審請求にむけて動いていきます。

司会 再審請求という法的な手続きに訴えていくということですね。

支援者 そうです。このままでは終われません。

司会 本日はありがとうございました。

支援者 ありがとうございました。


                           終り


 明日 26日の放送でシリーズ最終回です。

「その5」あたりから、この没原稿と実際の放送は特に違う内容となっています。

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対向車線の白バイが、衝突直前の白バイが法定速度内で走っていたという証言をしたと書かれてあったと思います。

対向車線に、白バイを走らせて、白バイのスピードを替えて、どの程度、判別できるのか検証してはどうでしょう。

スピードは40km、60km、80km、100kmと替えてみて
何キロと感じたのかをあててもらいましょう。

私の経験では、高速道路で100km/hで運転していた後に、一般道で60km/hで走ると、40km/h以下に感じます。

反対車線を走りながら、対向車両のスピードを測るというのは、レーダーでもなければ、測れないと思っています。

2008/10/25(土) 午後 10:41 [ 十五島 ]

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確かに60km/hで走っていたと証言していますが、それ以前に 『見えない』のです。

http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954/12148162.html

↑再現映像です

2008/10/25(土) 午後 11:06 [ littlemonky737 ]

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私は、あの事故のあった国道を走行するのですが、体感速度は時速60kmでも、メーターを見たら時速80kmになることは、よくあります。時速60kmならノロノロ運転のような感じです。
ちなみに、これは時速60kmの映像です。
http://jp.youtube.com/watch?v=oej7yoB35Rc

2008/10/25(土) 午後 11:42 [ jbh*2*4* ]

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裁判員制度に関するコメント、なるほどと思いました。

そもそもこの制度の導入自体、法曹界の既得権を気前良く譲り渡しているようなのに、多くの反対意見も押し切って、やたら熱心に進めているのが不可解でした。
国民への責任転嫁、ですか…。暗澹たる気持ちになりますね。

この事件も裁判員制度になっていたらこんなことにはならなかったのでは、と思っていましたが、確かに裁判長から「おっしゃることは分かりますが、法的には違うんですよ…」とか言われてしまったら、普通は反論しづらいですよね。誘導されそうだ。
ここでも、片岡さんの行為を「法的に有罪」と繰り返すだけで納得できる説明を一切しない論客に、結構共感している人もいたようですし。

自分が裁判員に選ばれた際には、「それが法なら、法がおかしい!」くらい言えるように頑張ろうと思います。誘導された挙句、他人の責任を負わされるんじゃたまらない。

2008/10/26(日) 午前 0:00 [ pin**000a* ]

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「それが法なら、法がおかしい!」

う〜〜ん いい台詞ですね。

どこかで使わせていただきます。

2008/10/26(日) 午前 0:30 [ littlemonky737 ]

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私は、裁判所主催で1,500円の有料の裁判員制度の講習を受けた者ですが、その時は、裁判員4名、裁判官3名で裁判を行うということでした。過半数(但し裁判官1名に票は必要)で決定ということでした。
最後の日、私は疑問の質問をしました。
「被告人、原告と関係ない者が、裁判員になるということでしたが、裁判員は傍聴人に見られます。もし、傍聴人に知人が、いる場合はどうなりますか?。」
最後の日でしたので、裁判官が3名いましたが、その回答はありませんでした。
その後、若干制度の見直しがあったようですが、罪状まで決めるというのは、初期導入としては、問題かせあると思います。
一審が重くなるということは、裁判官も同様な意見でしたが、今回の片岡さんのような、裁判(棄却等で二審以降は実質裁判をしない)が起こるのではないでしょうか。
その責任は裁判員にも負わされ、国民としてのお墨付きを付けるのは問題です。
裁判員のほとんどの方は、裁判官のように、住所を変えることは出来ません。
原告、被告に対し、同じ所で、一生その責を負い、生きなければ、なりません。

2008/10/26(日) 午前 6:51 [ jbh*2*4* ]

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これラジオに出演してしゃべっていたのは大野耕さんですよね
大野耕氏は弁の立つ人で他人に台本つくってもらわないとしゃべれない人じゃない
「何を反省したらいいのか」会見にlittlemonky737氏も同席したとのことですが
その動画を確認すると、座っているのは大野耕さんです
刷毛コーラスリップ痕描画実演のときも実演していたのは大野耕さん
監修者は自分だとlittlemonky737氏は言っていた

littlemonky737氏と大野耕氏とは同一人物ですよね

2016/8/23(火) 午後 5:41 [ レアアース ]

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リトルモンキーさんの文才、構成力にはいつも舌を巻きます

2016/12/9(金) 午後 6:09 [ バナナ ]


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