このブログは高知で起きた白バイとスクールバスの事故に関連しています。
警察の主張する衝突地点です。×印は白バイが衝突した箇所。
車道端からバスが6,2m進行した地点Bで衝突したとしている。
車道の幅は右折車線を含め10m。
この衝突地点Bから中央車線まで10-6.2=3.8m
検察は論告の部分で下記のように白バイの動きを述べている。
B 白バイの動きについて
1 白バイはブレーキに頼らずにハンドル操作で衝突を回避しようとしていた。
2 白バイの速度は60kmとすると
3 5秒前には衝突地点より98m手前(見通し距離内)にいた。
白バイ隊員の運転技術は映像(緊急連絡内の)を見てもらえればわかると思います。
亡くなられた隊員は新聞記事にもあったように、全国大会レベルの技術を持っていました。
仮に白バイが98m手前より時速60kmで進行してきて、
「白バイはブレーキに頼らずにハンドル操作で衝突を回避しようとしていた。」のならば
(検察はこの推測の根拠を路面にバイクのブレーキ痕が無いことを上げている。しかし白バイVFR800PはABS装着車と同僚隊員が法廷で証言しているのに・・・)
最高クラスの運転技術+ABSを以ってしても
バスの前には3.8mの空間があるのに
衝突を避けられなったのか?
検察は「全長9mのバスが道路を塞いでいて 白バイは回避できなかった」と主張している。
しかし、バスが道路を塞いだ状態になったのは、衝突後白バイを3,5m引き摺って停車した後である(引き摺ったと主張しているのは検察)
かなり矛盾している。
2 「白バイの速度は60kmとすると」について
白バイの速度については同僚の白バイ隊員Aが「衝突地点55m手前でおよそ60km/hと証言している。(詳しくはhttp://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/652080.html)
同僚の証言であり 速度はあくまでも目測。そこは目をつぶってもいいが 55m手前の速度を98m手前の速度に適用している。
また、白バイの速度については弁護側証人が「およそ時速100km/hで走行し、目の前から見えなくなった」と証言している。(http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/1340823.html)
この白バイ速度は自分の車の速度と白バイの速度を比較して推定したもの。
これに対して検察は
「この証人は自分が目撃した白バイが事故を起こした白バイと同一であるかどう曖昧である。」
として 証人の証言を否定の上 上記の白バイの速度を適用している。
そして 「5秒前には衝突地点より98m手前(見通し距離内)にいた。」
として 安全確認が不十分としている。
弁護側証人の速度で白バイが進行していたなら、バスが車道に進入したとき白バイは衝突地点の139m手前となる。(27,8m/s×5秒=139m)
バス運転手の見通し距離の外になる。
また今回の運転手の容疑は「横断等禁止の違反」であり安全運転義務違反ではない。
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国道の第2車線を走行してバスの前を通過しようとした白バイには絶対的な通行優先権があります。路外車としてのスクールバスに対しては。
それに対してスクールバスは第2車線に侵入するまえに右方を確認する絶対的な義務があります。
「絶対に邪魔するな」が法律上路外車に求められているからです。
逆にいえば、白バイは当然、自分が走行する第2車線にスクールバスが安全確認なしに侵入してくるような、ほとんどあり得ない状況を想定して停止する義務はありません。
2016/12/11(日) 午後 4:15 [ アルミ鍋 ]