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政「・・・裁判は終わっちまいましたが」
鉄「ああ、終わった。まっ、いいじゃねえか・・・」 政「兄貴、いいじゃねぇかって、そうじゃ・・」 政の言葉を遮って鉄が言う 鉄 「いいんだよ。片岡の叔父貴は普段の生活に戻ってるんだぜ。これ以上は叔父貴にどうしろって言うんだ、政」 政 「いえ、そうじゃありやせん」 重ねて政が言った。 鉄「何がそうじゃねぇんだい。叔父貴が終わったと言えばそれまでじゃねえのかい」 政は一息、間をとった。 政 「あっしが言ってるのは【裁判】が終わっちまったことですぜ」 鉄 「・・・・」 鉄が政を睨んだ。 政も目を逸らさない。 政「裁判抜きでやりやせんか。いいえ、叔父貴抜きでもいいじゃねぇすか」 鉄「旦那もいないんだぜ。誰が、何をできるてぇんだ」 政 「兄貴がやるしかないでしよ」 鉄「俺が?かい」 政「当たり前じゃねえですかい。旦那の代わりは兄貴しかいません」 政はそう言うと、懐より[うーえすびーめもりぃ]を取り出した。 政「上告棄却の翌日に旦那から預かりやした。裁判資料から画像、動画、旦那がやりとりした「めいる」まで事件の全てがはいってやす」 鉄 「旦那から・・かい」 「へい。土俵を変えようじゃありませんか。冤罪は確定しちまったんですぜ。兄貴」 鉄は何も言わずに[うーえすびーめもりぃ]を受け取った。 「鉄と政」 「完」 |
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