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「子供たちや友人に読ませたくて書いた自費出版の小説が空前のベストセラーに!」 と書かれていた『神の小屋』を読みました。 幼い娘が連続児童誘拐殺人犯に殺されたマックは、なぜ何も悪いこともしていない娘が殺されなくてはならなかったのか、神を呪う毎日を過ごします。 そんな悲しみの底で暮らしているマックに神からの手紙が届くのです。 「あの小屋で会おう パパより」 「パパ」とはマックの奥さんが神様のことを呼ぶ時に使う言葉でした。 神から手紙がくるなんてありえないと、半信半疑ながら家族に内緒で殺人現場だった小屋にマックは出向きます。 こんな悲惨な事件をマックと神はどう語り合うのか? 小説ながらも神様の答えを私も知りたいと思いました。 結局読み終えて、この本に描かれている神様は私は大好きです。 ・・・・物語の最後のほうでの友人とマックの会話・・・ 一体何があったのか友人・ウィリーはマックに聞きます。 「それじゃ、彼はいたんだね?神さまのことだけどさ」 「ウィリー、いたともさ!そうだよ、彼はいたんだ!そのうち、話してやるから待っててくれ。きっと信じられないだろうな。そうだよ、わたしだって信じられない気がするんだから。」 マックは思い出に気をとられてふと口をつぐんだ。 「そうそう、きみに伝えてくれと言われていたことがあったけ」 「なんだって?ほくに?」 マックはウィリーの顔がたちまち不安げな疑わしげな表情に変わるのを見ていた。 「それで彼はなんと言ったんだい?」 「彼はね『ウィリーにあんたがとくに好きだと言ってくれ』と言ったんだよ」 マックは口をつぐみ、友人の顔とあごがこわばって、目に涙があふれてくるのを見つめた。 「とくに好きだ」というセリフは神さまならではの表現なんだけど、とにかくこの言葉を神さまから貰ったと想像してみよう・・・・ 涙が出るにきまってる。 全てを許されたような気持ちになるだろうし、重い荷物が一瞬にして無くなり体が軽くなるだろうな。 この本は全米で300万部のベストセラーだそうだ。 今の時代、神を求めている人は沢山いるって事だなー。
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癒しの本
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未来世療法という本を読みました。「前世療法」シリーズ本の最新作です。 そんなのオカルトじゃねーの?という批判が聞こえてきそうですけど、読んでいると気持ちがいいので気に入ってます。 輪廻転生、何故、何度も何度も生まれ変わるか。 それは課題を克服する為。 ブライアンワイス博士は催眠療法で患者の問題を探り治療していました。 そんな中、偶然に5000年前の過去生の記憶を話し出した患者がいて、その記憶が患者の深い精神的な傷を治してしまいました。 ワイス博士は近代医学しか信用していなかった為に、この現象を受け入れるまでかなり悩んだそうです。 何人もの患者で試した結果、前世が存在する事と、前世を覗き見ることで、生きる意味をそれぞれが見つける事を確信するに至ったようです。 しかし、それを公表するまでに何年も掛かりました。 公表することによって、医者の地位を失う可能性があったからです。 いろんな症例が書かれているのですけど、みんな感動的です。 ひとつ紹介します。 SFが大好きだった少年ゲイリーは父親からそんなものばかり読んでいると大人になれないと言われ、大好きなSFを封印して成長します。 しかし、彼はSFを取り上げられると何も残らない少年でした。 自分自身でいることを奪われたゲイリーは「自分で無いもののふり」をし続けて成長しました。 これは辛い。ぜったい辛い。その辛さが解る。 お父さんは古いタイプの人間でした。 大学で美術を専攻したいと言った時、お父さんは「何てこった、お前は大した奴には絶対なれないぞ」と怒り、意気地なし、インテリバカとあざけりました。 ゲイリーは自分は生きる価値のない人間だと思いながら生活をし、やがて、彼は精神的に病気になってしまいました。 その後、お父さんは病気で亡くなりますが、彼の人格は殺されたままです。 もう自殺しか考えられなくなります。 ここまで読んで私は、かわいそうでかわいそうで仕方がなくなりました。 彼はワイス博士の所で治療をうけます。 治療では何故彼はSFに興味をもっているのかなどの秘密がわかります。 「自分自身」を取り戻す治療の中身はとても面白いです。 重荷から開放されたゲイリーの顔を想像するだけで、こちらまで祝福の拍手をしたい気分になりました。 何年か後、彼からワイズ博士へ電話が入ります。 彼の息子の一人が大学を辞めてロックミュージシャンになることに決めたというニュースでした。 その時の会話の内容が私のお気に入りです。 「あなたはどう思っているのですか?」とワイス博士は尋ねました。 「嫌ですね」 「でも、息子さんにはどう言いましたか?」 「『そうか、何をしたとしても、お前はきっと大物になるよ』と言いました。」 すばらしい!
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「英国式スピリチュアルな暮らし方」って本を読みました。 ちょっと前に暗い部屋が落ち着くって記事をかいたけど、スピリチュアルな考え方で説明がつくんだそうです。 闇にはちゃんと役割があるんだって。 「家の中に闇を体験することによって人間の感受性が豊になる。薄暗い屋根裏やカーテンの閉まった部屋には、闇が作り出す幻想の世界があるのだ。」 うんうん、子供の頃、部屋の隅とか廊下の向こうとか、夜になると薄気味悪くていろんな想像したなー。 妖怪とかが本当にいるかもしれないって思ってたもん。 「それから、人には暗がりの力が必要な時がある。悲しい時、考え事をしたい時、神に祈りたい時、暗さはなくてなならないやすらぎとなる。」 イギリスの家庭は間接照明で灯される夜を暮らす人が多いらしいのだけど、我が日本は蛍光灯の普及率が世界一なんだって。 隅から隅まで明るい部屋ってさ、疲れがとれないのかもね。 知らず知らずストレスの原因になっているのかもしれないね。 闇はやすらぎだったんだなぁ。 夜はもっと暗く過ごした方がいいかもしれないね。想像しただけでほんわりしてきた☆ ろうそくの灯りをじっと眺めたいなんて思いませんか? それから、自由についてある牧師さんの言葉が印象に残りました。 「神を捨てて神から開放された人類は自由を得た。けれども人間の考える自由は一面だけの自由だった。 その自由と言うのは『する自由』だけで、『しない自由』に気づかなかったのだ。」 戦争をしない自由、利益をあげない自由、早くしない自由、効率をあげない自由・・・いいよね。 光と闇、する自由としない自由、どちらか一方というのはバランスが悪いんだと思う。 バランスが崩れると生き難い。
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「精神分析を受けに来た神の話」 題名からして面白そうでしょ? 完全であるはずの神様に精神分析は必要あるはずないじゃないですかー。 どーしたの?神様?と思い読んでみました。 精神科医であるリチャードの所へ神と名乗るゲーブという男がやってきた。 「私は神です。神として私はここに憂鬱を晴らしに来ました」 リチャードは偏執狂的統合失調症患者と診断しセッションを開始する。 しかし、ゲーブは頭脳明晰、暖かく親しみのある風貌、そして社会や政治、宗教、経済についての意見は拍手喝采をしたいくらいの意見を述べる。 神だと名乗る以外には何の病的な所はみつからないが、神だと断言するって事が病気。 ゲーブは世界中の人々の祈りや悲しみ、争いの声が聞こえていて、全部の人生に関わっていてとても消耗しているんだって。 リチャードはなんとかしてゲーブを治してあげたいと思う。 ゲーブはとても魅力的で、リチャードは彼のことを考える時間が多くなり、対話を楽しみにするようになってくる話でした。 神として語られる言葉はとても興味深いです。 「人間の精神の進歩は到達すべき地点よりはるか手前で止まっているんだ。精神の進歩を『資源』と考えるならば、資源の供給は需要に全く追いついていない。石油資源の不足がこれからの問題なのではなく、言葉の真の意味での思いやりの不足がこれからの問題なのだ。」 これがただ単に有識者が語ったのであれば、なかなかいいこと言うじゃないって感じだけど、「神」が語ったとなるとものすごく重みがあるなぁと思います。 本の中で神様はこんな風に人々にヒントを与えるんだなぁ、と教えてくれる箇所があります。 それをキャッチ出来れば、それはとても幸せな事、私も注意深く感じ取りたいと思いました。 例えば、人との出会いなんかもそうでした。 ゲーブは私の想像する神に大変近かったです。とても興味深い本でした。
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「神様はいますか」 田口 ランディ |





