悪魔サタンと悪霊

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(9)悪魔サタンと心霊術

(9)悪魔サタンと心霊術

聖書は、この世界に邪悪な性質を持つ霊者である悪魔サタンと悪霊たちが存在することを示しています。私たちは、エホバ神に敵対し私たちを神から引き離し滅ぼそうとしている悪魔サタンと悪霊たちに「立ち向かう」必要があります。(ヤコブ47)


神は、この宇宙に物質で作られた人間を初めとした生き物以外に、霊者を創造されました。(詩編1044) それらのみ使いたちは、天で神に仕えるために創造されました。み使いたちは、人間と同じように自由意志を持っています。


悪魔サタンはこのようにして存在するようになりました。神は、エデンの園にアダムとエバを創造されました。ところが、エデンの園で勤めを果たしていた有能なケルブのひとりは、自分の自由意志で神に対する忠実の道から離れました。そのケルブは、それまで神に従っていたのですが、自分の知恵に誇り高ぶるようになり、人間男女の崇拝を自分が受けるために行動しました。(エゼキエル281215)それで、そのみ使いは、蛇を用いてエバにうそを言って、エバか神に背くように仕向けました。エバはアダムに勧めて神に背かせました。(創世記346)それで、その神に背いたケルブは、悪魔サタンとなりました。


それで、悪魔サタンは、宇宙で初めて偽りを語った者、初めて殺人をした者となりました。(ヨハネ844)悪魔サタンは、地上にいたイエス・キリストに自分に対する崇拝を求めました。(マタイ489) また、悪魔サタンの主要な標的は、地上で生活している天的希望を持つ者たちです。(啓示412)悪魔は、言わばむさぼり食うライオンのように、人間の神に対する忠誠を打ち砕こうとしています。(ペテロ第一58)聖書は悪魔サタンがその点である程度成功して、天的希望を持つ者たちを表す星の三分の一を天から引きずりおろすと述べています。(啓示417)


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                   Also it is written by DigitalSextant(satan)
       サタンはイエスに崇拝を要求した−サタンは崇拝を渇望している
 

 
また、聖書によるとみ使いたちは神に直接創造されたので、天で神に奉仕しながら生き続けるのがみ使いの定めになっていました。結婚して性関係を持つことは許されていませんでした。ところが、一部のみ使いたちは、大昔ノアの大洪水の前に、地上の女たちが美しいのに気づき、地上の女たちと結婚したいという間違った欲望を持つようになりました。彼らは神から与えられた自分の立場を離れ、物質の体をつけて地上に降りて、自分の選んだ女たちと結婚しました。(創世記62。ルカ203536)み使いたちと人間の女との間に生まれた子供は、ネフィリムと言われる大変暴力的な巨人となりました。(創世記64)彼らのため、地上は暴虐が満ちるようになったと聖書は記録しています。(創世記6511)それで、エホバはその当時の世を世界的な洪水によって滅ぼすことにされました。

 
神が大洪水をもたらされた時、地上で生活していたみ使いたちは、物質の体を解いて天に帰ろうとしました。しかし、彼らは天のみ使いの組織の正式な成員としては迎え入れられませんでした。神からの啓発を受けることはできなくなったみ使いたちは、サタンの配下の悪霊になりました。(ペテロ第二24)


ギリシャ神話は、聖書の真理の片鱗を示しています。ギリシャ神話では、太古の昔に暴力的な巨人がいました。また、神ゼウスは、人間の娘と交わって酒の神ディオニューソスやヘラクレスをもうけたとされています。また有名な神アポローンは多くの人間の娘との間に子をもうけたとされています。

 
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                    Heracles by steffenz(heracles2)
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスはゼウス神と女の子とされ聖書と調和している
 

また、ギリシャ神話の中では、デウカリオーンは助言に従って「方舟」を作り、大洪水で少数をのぞいて世界が滅び、船はオトリュス山にたどり着きました。ですから、ギリシャ神話は、昔、み使いが娘たちと結婚したことや世界的な大洪水があったという聖書の真実の歴史をゆがめて伝えています。
 

悪霊たちは、死者のふりをします。聖書は、昔神に背いたサウルが女霊媒のところを尋ねて、死んだサムエルを呼び出したと述べています。
(サムエル第一287811)サムエルは、サウルに音信を伝えました。しかし、聖書は死んだ人は、意識はないし、話すこともできないと述べています。(伝道の書95)ですから、サウルに現れたサムエルは、死んで霊になったサムエルではなく、サムエルのふりをしていた悪霊でした。悪霊たちは、時々死者の霊のふりをして出てきて、死んでも霊魂が存続するというような真理ではないことを人々に信じさせようとしています。聖書は霊媒に頼ったり、死者に相談することを禁じています。(申命記181011)それは、そうすることが神に敵対している悪霊たちに頼ることになり、彼らに誤導されるからです。

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             Family group with two spirits byNational Media Museum(spiritphoto4)
悪霊は死者の霊魂のふりをして出て来て死者が生きているという偽りを信じさせようとします
 
 
悪霊たちは、サタンのように自分が崇拝されたいと願っていますし、人間が聖書を信じないようにあらゆる手段に訴えています。悪霊がそうする手段のひとつは、悪霊の霊感を受けた預言を伝えたり、悪霊の霊感を受けた宗教や書物を作ることです。


聖書は他の惑星上に物質の体を持つ宇宙人はいないことを示しています。ですから、UFOは、悪霊に由来するものもあるでしょう。UFOは、死者を呼び出す交霊会と関係することがあります。


聖書は人間の占いをする能力は、その人間についた悪霊によると述べています。(使徒1616)それで、超能力や、将来を奇跡的に預言する能力は、悪霊に由来するものです。それら、霊媒や占いをすることや、霊媒や占い者に頼ることは、心霊術と言います。聖書は心霊術を禁じています。(啓示218)心霊術をすることによって人は悪魔サタンや悪霊たちと連絡を取ることになります。また、悪魔や悪霊は人間を支配下において自分たちの滅びの道連れにしようとしています。



心霊術をする人は、今の事物の体制をイエス・キリスト配下のみ使いたちが神の律法に違反する者たちを滅ぼす時に、共に滅ぼされてしまいます。心霊術をする人は、神の王国に入ることも、神の王国の支配下の地上の楽園に入ることもできません。(ガラテア51921)

それで、私たちは、占星術、手相、魔術、魔法、オカルト、交霊術などとの関わりを避けるように努めるべきです。また、聖書以外の悪霊の霊感を受けた書物を避ける必要があります。



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                             Planet And Zodiac Signs by wonkerzodiac)
        占星術は非科学的で悪霊に由来するものです


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             手相占い by typester(palmreading3)
     占いは悪霊の力によって行われるものなので忌避しましょう


 私たちは、真理の清い言葉に対してさらにいっそう精通するようにして、神の目に正しいことと間違っていることを見分けて、悪魔サタンと悪霊たちに立ち向かうようにしましょう。

 
[関連する記事]
私は悪霊に支配されていました
創世記6章・悪魔サタンと悪霊の起源
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ヨブ4章・悪霊から音信を受けたヨブの友エリパズ

 
 
「ひとつの霊が、わたしの顔の上を通り過ぎて行った。わたしの身の毛はよだちはじめた。」(ヨブ4:15
 
 
ヨブが悪魔サタンの攻撃を受けて災いを経験した時、テマン人エリパズはヨブを慰めに来ました。(ヨブ2:11)その時、エリパズは霊から音信を受けた経験を言いました。(ヨブ4:15)
 
 
エリパズはその霊はまことの神から遣わされたとみなしたことでしょう。しかし、エリパズが接触した霊は悪霊であり、エリパズの言葉は、ヨブにとって慰めになりませんでした。では、なぜエリパズが接触した霊が悪霊であることが分かるのでしょうか。
 
 
エリパズはある夜の経験を述べています。「深い眠りが人々を襲うとき」、エリパズに「ひとつの言葉がひそかにもたらされ」ました。エリパズは、その時、「怖れがわたしを襲い、おののきも襲った。おびただしいわたしの骨を、それは怖れで満たした。」「ひとつの霊が、わたしの顔の上を通り過ぎて行った。わたしの身の毛はよだちはじめた。」と語っています。(ヨブ4:1215
 
 
 霊がエリパズと接触し、エリパズにことばがもたらされた時、エリパズは極度の怖れにとらわれました。ところが、これはエホバの言葉が臨んだ時の状況とは違います。
 
 
昔エホバの僕にみ使いが遣わされた時、確かにエホバの僕は恐れました、しかし、エホバのみ使いはたびたび、「恐れなくてよい。」と言ってその恐れを和らげられました。たとえば、裁き人ギデオン、バプテスマのヨハネの父となった祭司ゼカリヤ、処女マリアにみ使いが遣わされた時も、み使いは彼らの恐れを和らげました。(裁き人6:23。ルカ1:13;1:30
 
 
それで、神の僕たちが極度の恐れを感じることのないように、エホバは取り計らわれました。ですから、エリパズの場合は、エホバからの音信を受ける場合の特徴と異なっていました。それで、エリパズに接触した霊は、悪霊であったと言えます。
 
 
また、エリパズが悪霊から音信を受けたことは、エリパズに語られた言葉が神の霊感を受けて書かれた他の部分に調和していないことからも分かります。
 
 
 例えば、エリパズは、「見よ、ご自分の僕たちをさえ神は信じておらず、その使者たちの過失をとがめられる。」という言葉を聞きました。(ヨブ4:18)しかし、その言葉は正しくありませんでした。
 
 
エホバはご自分の僕たちに務めを与えて信頼を表されます。たとえば、昔、エホバはみ使いにご自分のご意志を行なうための方法を尋ねました。み使いがその方法を説明した時、エホバは、そのみ使いが首尾よく務めを果たすことを信頼され、実際そのみ使いはそうできました。(列王第一22:22
 
 
エホバは、また、ご自分のみ子イエス・キリストやその仲間の144000人を信頼されて、王国政府の王として支配する務めを委ねられます。(啓示5:10)ですから、聖書はエホバがご自分の僕たちを信頼されることを示しています。それで、エリパズの聞いた霊の言葉は、聖書の他の部分に調和しませんから、その音信の源が悪霊であったことが分かります。
 
 
今日でも、神からの言葉を受けたという人がいます。その人は、その言葉を受けるにあたって過度の病的な恐れを抱かされてはいないでしょうか。また、その言葉は、聖書の他の部分と一致していないということはないでしょうか。そうすると、その人は、神から音信を受けたのではなく、悪霊から音信を受けていると言えるでしょう。
 
 
実際、聖書は、神からの直接のお告げなどによって奇跡的な知識を得ることは、一時的なものであり、さまざまな奇跡が廃されることを予告していました。(コリント第一13:810)それで、今日神からの音信を奇跡的に受けていると主張する人は、悪霊からその音信を受け取っています。
 
 
今日神からの音信を奇跡的に受け取っていると主張している人は、それが本当に神からの音信だと言えるか、悪霊を源とする音信ではないか、慎重に聖書を吟味すべきです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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私は悪霊に支配されていました

以下の記事は、目ざめよ!1986822日号の経験「私は悪霊に支配されていました」からの抜粋です。
 
私はかつては霊媒でした。呪術を行なう者であり,魔術に携わる者でした。占いにも頼っていました。吉凶の兆しを求めていましたし,まじないで他の人を縛り,黒魔術とブードゥー教の呪術も行なっていました。ですから,聖書の申命記 18章10節から12節で非とされている心霊術のほとんどすべてに携わっていたことになります。
使徒パウロの旅行仲間であったルカは,「霊,つまり占いの悪霊につかれたある下女がわたしたちと出会った。彼女は予言を業として,自分の主人たちに多くの利益を得させていた」と書いています。(使徒 16:16)その女の場合と同様,普通の方法では知ることのできない事柄に関する知識を,一人の悪霊が私に与えてくれていました。
例えば,私には祖母が死ぬ前からその死の迫っていることが分かっていましたし,親戚の人が妊娠したときにも,ほかの人たちが知る以前にその事実を知りました。それは,虫の知らせというようなものではないのです。その種の事柄に関する私の知識は,ほぼ間違いなくいつも正確でした。私が仲間の学生や教師,それに親戚などが病気になるように願い求めると,必ず病気になりました。
一度,祖母のことで気が動転したときに,祖母が怪我をすることを願いました。私は自分についている悪霊たちを呼び,祖母が刃物で自分の体を傷つけるようにして欲しいと具体的に頼みました。その日の午後,祖母はナイフで自分の体を傷つけました。
ブードゥー教の呪術を行なうときには,衣料品数点を用い,自分の兄の像を造り上げました。私としては兄に煩わされたくなかったのです。その後,兄は私のいる所から半径10フィート(3㍍)以内の場所に来ると,必ず胸に痛みが走り,呼吸困難に陥りました。それで,兄は私から離れていることを学びました。
それから,一人の友人が,悪霊たちを呼び出す私の能力をあざ笑ったことがありました。私はその人が麻薬をやっていることを知っていたので,君は逮捕されてから釈放される,と言いました。悪霊たちは私の望み通りに事を運んでくれました。2か月もしないうちにその男は逮捕され,後に告訴が取り下げられて釈放されました。男はそれっきり私の力を疑うことはありませんでした。
オカルトに足を踏み入れる
私の家族は,媚薬の類が使われている米国オザーク山地の宗教儀式と異教的な信仰に傾倒していました。私は両親がサンフランシスコに引っ越してから生まれたのですが,両親は本当を言えば子供が欲しかったわけではありませんでした。子供は気ままな生き方の妨げになったのです。勢い私は無視され,愛も示されず,感情的に打ちたたかれました。私は一匹狼になり,人々を憎むようになりました。
オカルトには幼いころから引き付けられました。オカルトに関する映画やテレビ番組は漏らさず見て,6歳になるころにはいつもウィジャ盤を使っていました。私は霊界との交信を行ないやすい状態にありましたし,事実,その交信を切望してもいました。悪霊が存在することを知っていましたし,悪霊と話す時はとても爽快な気分を味わいました。何よりも悪霊たちは,特別な力と知識を与えてくれていたのです。
オカルトに関する本で手に入るものは,公共の図書館,とりわけ書店から多く手に入れて読みあさるようになりました。霊媒によって経営されていたある店などは,特に呪術つまり黒魔術を行なう人々の必要を満たしていました。オカルトに関する古書を読んで,過去の時代,心霊術を行なっていた人々と接触を持った悪霊たちの名前を知りました。
それから悪霊たちと交信する際には,名前を使って悪霊たちに話しかけるようにしたのですが,特定の悪霊と接してみると,その悪霊の性格や物の行ない方が,自分が呼び出す別の悪霊とは必ず異なっているように感じられました。こうして私は大勢の悪霊を名前で知るようになりました。
オカルトに関する本を読んで分かったのは,悪霊とは神の恵みを失ったみ使いであって,死んだ人々の霊や魂ではないということです。私はそれらのみ使いたちに同情しましたし,とりわけサタンがふびんでなりませんでした。私はサタンの崇拝者になり,矛盾しているようですが,同時に神にも祈っていました。祈りが聞き届けられた時には,神が聞き届けてくれたのだと思いました。サタンは私を完全に欺いていたのです。―コリント第二 11:14。
悪霊たちは特別な力を与えてはくれても,良い人間になるようには助けてくれず,逆に私の考えをねじ曲げて,人を愛するより憎むように仕向けていました。そのうちに私は,淫行の者,盗む者,大酒飲み,麻薬乱用者,同性愛者になりました。
1974年1月には祖母が亡くなり,私は深い悲しみを味わいました。私が愛していたのは,祖母ただ一人だったからです。私が幼いころ,祖母は聖書を読み,復活について話してくれました。私は復活についてもっと多くのことを知りたくなりました。子供のころから永久に生きることを願い続けていました。悪霊たちは,そうなると約束してくれましたが,どのようにそれが実現されるのかははっきりしていませんでした。
重要な出合い
祖母の葬式の直後,一緒に働いているグエンという名の娘さんに,世の終わりが近づいているというのにだれもそれを信じてはいない,と話す機会がありました。グエンは,自分もそれを信じていると言い,私がそのことを知っているので驚きの色を見せました。私はこれを悪霊たちから教わったのですが,グエンはそれを聖書から示してくれました。
グエンは機会あるごとにエホバと,エホバがこの体制に終わりをもたらす方であることを話してくれました。私が,そのエホバという名前の響きは気にくわないから使わないでほしいと頼むと,グエンは憮然として,自分が一番愛している方の名前を使えないのなら,あなたには話したくない,エホバは神のお名前だから,と言いました。
私はびっくりしてしまいました。それでその晩に家に帰ると亡くなった祖母の聖書であるジェームズ王欽定訳を取り出し,ページをめくってエホバという名前を探しました。もしこの聖書の中からそのエホバという名前が見つかれば,グエンの言ったことは正しく,神の名前はエホバであることになります。でも私は,そんな名前は見つかるはずがないと思い込んでいました。ですから,「わたしは,全能の神という名でアブラハム,イサク,ヤコブに現われた。しかし,わたしの名エホバによっては彼らに知られていなかった」という出エジプト記 6章3節を読んだ時にはショックを受けました。
私は,まさしくエホバが神であり,エホバに比べればサタンの力は無に等しいことをすぐに悟りました。自分の気にくわなかった名前が聖書のその箇所にあるのを見て,また,復活の希望について聞いて,私はエホバの証人と研究を始めることにしました。
悪霊の支配を断ち切る
 
その後まもなく,グエンに連れられてエホバの証人の集会に出かけてゆきましたが,その時の話は啓示の書にある,666という数字を持つ野獣に関するものでした。この点に関する歪曲された情報を悪霊たちからかなり知らされていたので,こうした事柄が聖書に書かれているとは,本当に大きな驚きでした。私は興味を持ち,翌週には証人たちとの定期的な聖書研究が始まりました。
悪霊たちが私の研究を望んでいなかったことは言うまでもありません。しかし,自分の学んでいることが真理であることは分かっていましたし,悪霊どもがやめさせようとしても,自分としてはやめるつもりはありませんでした。悪霊どもは眠っている私をよく襲い,一度などは頭をひどく打たれて,痛みがおさまるまでに何時間もかかるほどでした。私がエホバに助けを祈り求めると,エホバは悪霊どもが部屋から出て再び入れないようにしてくださいました。
それでも,向こうはあきらめませんでした。寝室の外から窓をガタガタさせるのです。わずか二,三時間しか眠れないように,一晩中そのような物音を立て続けました。悪霊どもは私を疲れ果てさせようとしていましたが,私はエホバに祈ることと,エホバの証人の集会すべてに出ることを欠かしませんでした。エホバは私を助けてくださいました。
悪霊たちが大きな力を持っていることは事実です。ヨブの10人の子供たちを殺したように,人を殺すこともできます。(ヨブ 1:18,19)しかも私は特別な力を与えられていた僕であったにもかかわらず,悪霊を捨て,その敵にあたるエホバ神に仕えたのですから,悪霊どもは私を殺したいと考えているに違いないと思いました。そういうわけで,私を保護してくださるエホバの力は,人間が悪霊たちを恐れる必要のないことを証明しています。
1974年の夏には,オークランド・アラメーダ郡スタジアムで開かれたエホバの証人の地域大会に出席し,次の地域大会でバプテスマを受けることを決意しました。そして,1975年7月18日にその同じスタジアムでバプテスマを受け,その年の10月に仲間のエホバの証人と結婚しました。
マリと結婚したあとも,悪霊たちは私たちを攻撃し,妻をおびえさせることが幾度かありました。マリは私が集会に出始めたその会衆の成員でしたから,結婚前の私の背景はすべて知りつくしていました。私が初めて王国会館に入ってきたとき,マリは,この人は魔術を行なう人ではないかと思ったとさえ言いました。私は本当に気味の悪い人間でした。黒ずくめの服に身を包み,だれにも話そうとせず,集会にやって来てはただそこに座っていたのです。
悪霊とサタンが底知れぬ深みに投げ込まれるまで,私たちは悪霊の攻撃から解放されないのではないか,と考えたこともありました。(啓示 20:1‐3)しかし,祈りのうちにエホバに近づき,エホバが組織を通して設けてくださるあらゆる霊的な備えを活用したので,悪霊の最初の攻撃があった時から現在まで,すでに無事に幾年かが経過しています。
私たちは愛らしい3人の娘に恵まれましたし,マリはこれまで4年間,正規開拓者として宣教奉仕を行なっています。サタンと配下の悪霊たちが永久にいなくなる時を,私たちは心から待ち望んでいます。それまでは,もはや悪霊からの直接的な攻撃は経験しないとしても,彼らとの戦いがあることを決して忘れません。パウロが書いた通りです。「わたしたちのする格闘は,血肉に対するものではなく,……この闇の世の支配者たちと,天の場所にある邪悪な霊の勢力に対するもの」なのです。(エフェソス 6:12)―ラルフ・アンダーソンの語った経験。
 
「[イエス]は答えて言われた,『人は,パンだけによらず,エホバの口から出るすべてのことばによって生きなければならない』と書いてあります。』」(マタイ4:4)

イエスはバプテスマを受けられた後、荒野で悪魔の誘惑を受けられました。(マタイ4:1)悪魔は、イエスに間違った判断をさせようとして三度イエスを誘惑しました。イエスはどのようにサタンの誘惑を退けられたでしょうか。

最初にサタンは、イエスに「あなたが神の子であるなら、これらの石に、パンになるように命じなさい。」と誘惑しました。(マタイ4:3)イエスは冒頭の聖句のように答えられました。その時、イエスは旧約聖書の申命記8章3節を引用して答えられました。その聖句を、イエスはご自分の言葉にして答えておられます。

イエスは、人はエホバの口から出るすべての言葉によって生きるのが重要なことであって、パンには限られた価値しかないこと、限られた価値しかないパンのためだけに、神の子として与えられている奇跡の力を用いるのは、間違っていると言いたかったのでしょう。イエスは、ご自分の知っている聖書の言葉から、サタンの誘惑を退けられました。

次に、悪魔は、イエスが神の子であるなら、神殿の胸壁の上から、身を投じなさい、神は、使いたちに命じて、イエスを運んで石に足を打ち付けないようにすると書いてありますから、と誘惑しました。ここで、悪魔は、詩篇91編11,12節を引用しました。引用聖句は間違っていませんでしたが、悪魔は、イエスが自分の特権的な立場を自分の虚栄心を満足させるような仕方で誤用するように誘惑しました。悪魔は、聖句を用いて、聖句を間違って適用するように仕向けて、誘惑することもあることが分かります。

イエスは今度も、「『あなたの神エホバを試みてはならない。』と書いてあります。」と言われて、旧約聖書の申命記6章16節を引用して答えられました。(マタイ4:7)それで、悪魔は、聖書の言葉を用いてイエスを誤導しようとしましたけれども、イエスは、聖書の言葉の原則から、悪魔の誘惑に乗らないように守られたことが分かります。

次に悪魔は、イエスに世のすべての王国とその栄光とを見せて、自分に対してひれ伏して崇拝の行為をするならば、これらのすべてをイエスに提供すると申し出ました。(マタイ4:8,9)その時、イエスは「サタンよ、離れ去れ!」と言われ、申命記6章13節の聖句の原則をご自分の言葉で言い換えられて答えられました。(マタイ4:10)つまり、ただエホバだけを崇拝しなければならないと言われ、悪魔の誘惑を退けられました。その時、悪魔はイエスを離れました。(マタイ4:11)

このようにイエスは悪魔の誘惑を受けた時、三度とも聖書の言葉の原則に従って悪魔の誘惑に乗らないように守られたことが分かります。私たちも悪魔や悪魔に用いられた人間によって正しい道から逸れるように、誘惑を受けることがあるかもしれません。悪魔の誘惑に乗せられるとエホバの是認を失い、自分にとって有害な結果をもたらす決定を下してしまうかもしれません。

それで、私たちも悪魔の誘惑に乗らないようにするためには、悪魔の巧妙な誘惑に対処できるように、聖書の言葉の原則を心に良く銘記する必要があるということが分かります。悪魔の誘惑を退けるために、いろいろな場面に対処するための聖書の言葉の原則に精通するようにしなければならないということが分かります。そのために、聖句を覚えるのはいい方法です。いつも、聖句の示す原則に従って決定を下せるようでありたいものです。

「さて,人が地の表に増え始め,彼らに娘たちが生まれると,そのとき[まことの]神の子らは人の娘たちを見,その器量の良いことに気づくようになった。そして彼らは自分たちのために妻を,すべて自分の選ぶところの者をめとっていった。」(創世記6:1,2)


邪悪な霊はいつ、どのようにして存在するようになったのでしょうか。それらは、エホバ神が創造されたわけではありません。聖書の説明によると、神は宇宙を創造される前にご自分に似た霊者を非常にたくさん創造されました。それらの霊は、聖書の中で「使い」や「み使い」と呼ばれています。また、「神の子たち」とも、呼ばれています。(ヨブ38:4,7。詩篇104:4。ヘブライ1:7,13,14)神はそれらの霊者をみな廉直な者に創造されました。そのうちのだれひとり、最初から悪魔サタンだったわけではありません。悪魔には、「中傷する者」、サタンには、「反抗する者」という意味があります。

しかし、神はそれらの霊者に自由意志を与えておられました。ひとりの地位の高いケルブが、自分の美しさと知恵に思い上がり、その自由意志を誤用して、自分が崇拝されたいという欲望を育みました。(エゼキエル28:13〜15。マタイ4:10)そして、望んでいた重要な地位を得るために、エデンの園でエバにうそを言ってエホバ神に反逆させました。(創世記3:1〜5)そのようにして、自分で悪魔サタンとなるような行動をしました。

では、他の悪霊はどのようにして存在するようになったのでしょうか。悪魔サタンは、他のみ使いたちに影響を及ぼして、自分の配下に置きました。聖書は悪魔サタンの使い、つまり手下がいることを示しています。(啓示12:7)では、他の霊者たちは、どのように神に背いたのでしょうか。冒頭の聖句にあるように、アダムとエバの子孫が、エデンの園の外で、増えていった時、神の子たちが肉体を着け、地上に来て、美しい女たちをめとって性関係を持ちました。

しかし、み使いたちにとってそのような恋愛は間違ったことでした。それは、み使いたちにとって神に不従順な行為でした。ユダ書に霊者なるみ使いたちが、「自分本来の立場を保たず、そのあるべき居所を捨てた」と述べられています。(ユダ6)それで、み使いたちは本来いるべき所は、天であって、そこで行なうよう割り当てられた業を行なうのが、本来の立場でした。しかし、一部のみ使いたちは人間の女たちに対する間違った欲望を培って、天での立派な立場を捨ててしまいました。

その使いたちと妻たちに子供が生まれました。その子供は巨人になって、ネフィリムと言われました。その結果、人の悪が地にあふれました。(創世記6:4,5)そこで、エホバは大洪水を起こされました。ネフィリムや邪悪な人々はみなでき死しました。しかし、地に来ていた使いたちは、肉体を捨てて、霊者として天へ戻りました。

しかし、彼らは、聖なるみ使いたちでなる神の組織に戻ることは許されませんでした。彼らは、神の組織の霊的な啓発からは断たれてしまいました。そして、彼らの前途にあるのは、永遠の滅びだけです。(ペテロ第二2:4。ユダ6)

このようにして、悪霊が存在するようになりました。ギリシャ神話などの神が人間の女と結婚したこと、巨人がいたことなどの話は、ノアの洪水の前の実際の状況を反映しています。しかし、ノアの大洪水後に、悪霊は以前のように人間の体を身に着けることは許されていないようです。

悪霊も、人に個性があるように個性があります。また、悪霊崇拝に、性の不道徳が関係することが多いのは、人間の体を身に着けることはできなくなっても、悪霊たちが今でも、女性と不道徳な関係を持って快楽を味わいたいと願っていることを表わしているでしょう。

悪霊は危険です。私たちは、悪霊から害を受けないために、エホバに依り頼み、心霊術や悪霊崇拝、偽りの神の崇拝に関わらないようにすべきです。(啓示21:8。箴言18:10)

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