パチンコ中毒(4)−日本人のパチンコ中毒の理由とその解決策パチンコ依存症と霊的空白の関係
田辺精神科医は、ギャンブル依存者の体験談を分析した結果、ギャンブル依存者は欲求不満や自尊心に問題を抱え、自分の仕事に疑問を抱いています。また、空虚さや軽い抑うつ感を抱き、熱中する何かを求めている傾向にあると指摘しています。ギャンブル中毒者は、「自分とは何か」「これからどう生きていくのか」「どんな職業についたらよいのか」「社会の中で自分なりに生きるにはどうしたらよいのか」という点で自分なりの答えを持っていません。
人間は、何か依存するもの、心のよりどころとなるものを必要としていると思います。世界の日本以外の他の国を見ると多くの国が自国のしっかりとした宗教を持っています。それは、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、儒教その他の土着の宗教であったりします。
しかし、日本は、今日宗教に対する敬意がほとんど失われて世俗的になっています。ウィキペディアの「日本の宗教」には、「現在の日本社会では・・・個々人も自らの信仰を殊更に意識することが少ない。」とコメントされています。また、日本でキリスト教は、「文化庁の宗教年鑑では、信者数の割合で約1%となっている」ということです。日本では、諸外国のように創造説を信じる人の割合が少なく、その多くが進化論を信奉しています。
日本の宗教は、日本人に真に心のよりどころとなるものを提供しておらず、諸外国と比べて日本では、一神教に対する信者の比率がたいへん低いのです。その霊的な空白を埋めるために、日本人は、ギャンブルに中毒に陥りやすい傾向を持っていると思います。大勢の日本人がパチンコの中毒に陥っているのは、頼るべき神を持たず明確な人生の目的を持っていないからではないかと思います。
Pachinko by justindoub 日本人は宗教的空白をパチンコで埋めている 聖書は、依り頼むべき神が存在することを教えています。聖書は、神が人の「避難所である」と述べ、「民よ、いつでも[神]に依り頼め。そのみ前にあなた方の心を注ぎ出せ。」と勧めています。(詩編26:8)
Prayer is vital at SMBC by SMBCollege 聖書は神に依存するように勧めている
また、聖書は、人間がもともと持つべき人生の目的は、創造者なる神のご意志を行なうことであると述べています。(伝道の書 12:13)イエスはこう言われました。「あなたの神エホバをあなたは崇拝しなければならず,この方だけに神聖な奉仕をささげなければならない」(マタイ4:10)
また、聖書は、私たちに人間に与えられている第一の務めは、「あなたは心をこめ,魂をこめ,思いをこめ,力をこめてあなたの神エホバを愛さねばならない」ということを実行することであると述べています。(マルコ12:30)
さらに、パチンコ中毒者は、パチンコの大当たりによる脳内麻薬の酩酊状態の中毒です。ですから、パチンコ中毒は、快楽を神の代わりにしています。聖書は、「神を愛するより快楽を愛する」ことを戒めています。(テモテ第二3:4)私たちは神を崇拝するべきです。(マタイ4:10) ストレス発散の方法のレパートリーを増やす
田辺精神科医は、レジャーのレパートリーが狭いことが依存症を招くとして、レジャーやストレス発散の方法のレパートリーを増やすことを勧めています。
ワンデーポートでは、治療のひとつとして、ボランティア活動を勧める事もあるようです。パチンコに無駄に使われているお金をボランティア活動や寄付に回せば、非常に大きな善を行なえるでしょう。また、ボランティア活動は本人に喜びをもたらすこともあるでしょう。(使徒20:35)
その他、外国語、パソコンの技術、事務、介護、医療の分野などの資格の取得に取り組むこともできます。園芸、ガーデニングなどの趣味を持つこともできます。電子工作などの趣味はアルバイトに結びつくかもしれません。実用的な趣味を見つけるならば、仕事を見つけたり、職場での生産性の向上に役立つでしょう。
Upper Intermediate Class by Shane Global LanguageCentres 外国語の学習を趣味にするのはどうでしょうか 音楽を聴いたり歌を歌うこと、楽器の演奏、テニス、バトミントン、卓球などの運動、旅行などの趣味を持つようにしたらどうでしょうか。運動は、気分転換になるだけでなく、健康を向上させます。公民館、公共の施設などに行くと、無料もしくは安価で、交わることのできるサークルも数多くあります。是非、パチンコに代わる趣味を見つけてください。
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感情の問題
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パチンコ中毒(3)−パチンコ中毒の治療法パチンコ中毒を克服する際の禁断症状
ギャンブル中毒治療開始直後、ギャンブル依存者は離脱症状に見舞われます。それはイライラ、不眠、過敏、落ち着きのなさ、手の震え、発汗などの症状です。さらに、ギャンブルへの欲求が高まります。この禁断症状は、2、3か月間というデータもあれば、期間は1週間ほどだという専門家もいます。GAIA by OiMax どのようにパチンコ中毒を治療できますか 禁断症状を乗り越えるのは、容易ではありません。離脱期を脱しないうちにギャンブルを再開した場合、離脱症状は一時的に治まりますが、ギャンブル依存症は治りません。それで、ギャンブル依存症を治すために、ある人々は、病院に入院することを勧めます。離脱症状を抑える薬もないため、入院治療が効果的な対処法となると考えられています。以下は、私が調べたギャンブル依存治療の施設ですが、他にもあるかもしれません。しかし、入院しても、ギャンブルに戻る人も多くおり、専門家の多くは、GAなどのグループミーティングに参加し続けるよう勧めているようです。また、病院によっては、債務整理の援助まで行うところもあるようです。(1) 菊陽病院
熊本県菊池郡菊陽町原水下中野5587
菊陽病院では、ギャンブルの再発を防ぐ三本柱として 1.不必要なお金を持ち歩かない 2.ギャンブルを思い出すようなものは避ける(パチンコ店の前は通らない、パチンコ店のチラシは見ないで捨てる、テレビCMや雑誌などは見ない、勝った話は聞かない) 3.少なくとも週に1回はGAに出席する。 以上の3つを実践するよう勧めています。 (2)ワンデーポート 横浜市瀬谷区相沢4-10-1 TEL045-303-2621 北九州市八幡西区里中3-12-12 入院期間は原則3カ月間。依存症に関する学習や運動、菜園での軽作業などのメニューがある。治療の中心は患者同士が語り合うミーティング。借金問題解決のために、自己破産など複数の方策があることを説明し、行政や司法書士会などの相談先も示して本人に選択させている。
東京都豊島区西池袋1-2-5
TEL 03-3982-5321 FAX 03-3982-5090
神奈川県横浜市中区弥生町4-41大石第一ビル
TEL 045-262-0014
アルコール依存症、ギャンブル依存症 薬物依存症、SEX(性)依存症等の専門クリニック。 自分の意志の力だけではギャンブルを克服できない
あるGAのメンバーは、ネットで次のように語っています。「私たち(もちろん自分も含めて)はギャンブルをしたいがために、多額の借金、横領、詐欺、家族への嘘を重ね、時によっては強盗や殺人も犯します。家族との固い約束や本人の強い意思なんて、ギャンブルをしたいという強烈な欲求の前には、何の役にも立ちません。」
それで、強迫的ギャンブラーは自分の意志の力だけではギャンブルをやめることができません。しかし、GAは、次のようにも語っています。「スピリチュアル(霊的)な原理を求めることで、私たちの問題は解決するように思われる。私たちのほとんどは、私たちより偉大な力に対する信頼がギャンブルをやめたいという願望を持ち続けるために必要だと感じている。」
Intercessao by S. Reachers 神に祈って頼ることによってギャンブルの誘惑と戦ってください それで、神の大きな力に頼ることは、ギャンブルを克服し続ける上で助けになります。(ペテロ第一4:11。詩編62:8)神の助けは、意志の力の弱さを補って助けます。
ギャンブル依存症の治療は数年かかる
ギャンブル依存症を治療するには集団精神療法を週に1、2回、少なくとも2年間継続する必要があるとも考えられています。
ギャンブル依存症には長期間ギャンブルを絶った後でもギャンブルをするとたちまち症状が再発するという特徴があります。例えば、ギャンブルから離れて何年もたつGAのメンバーも、夜中にパチンコ台の夢を見、パチンコ店の新聞の折込み広告を見ると何とも言えない気持ちになると言っています。
そのため、ギャンブル依存者は、「適度にギャンブルを楽しめるようになる」という状態にはならないと経験者は語っています。この事実を指して「ギャンブル依存症は治らない」といわれることがあります。
あるGAのメンバーは、ミーティングに、大体年間100名来るとすれば、1年後も同じ会場に足を運び続けているのは、数人だと述べています。来なくなった人は、ギャンブルに戻ったとも考えられます。しかし、そのGAに集う数人は、借金もすることなく、家族に嘘をつくことなく、ギャンブルから遠ざかって、当たり前の普通の生活が送れるようになっているということです。
中毒克服のための家族の協力の必要性
ギャンブル依存者の周囲の人間がギャンブル依存者を支え、ギャンブル依存者が引き起こした問題のフォローをすることが多いのです。しかしギャンブル依存症の患者を診てきた通谷(とおりたに)メンタルクリニック(福岡県中間市)帚木さんは「やってはいけないのは、借金の肩代わりです。」と述べています。
一時的に借金は解消されても、依存症である限り、当事者はあらゆる手段でカネを手に入れ、ギャンブルを続け、再び借金を抱えることになるからです。菊陽病院の赤木医師も、「家族が借金を丸抱えしては本人のためにならない。突き放す勇気も必要」と、訴えています。
しかし、機関によっては、ギャンブル中毒者が仕事を見つける支援をしています。家族もその点では協力できるかもしれません。
多くの施設で、本人が治療につながる前から、家族に対するカウンセリング、教育などが行なわれています。その中に、ギャンブル依存症者の家族・友人のための自助グループGAM-ANONギャマノンがあります。同じような家族を持って悩んでいる方と話しをすることで気持ちが楽になったり、効果的な対処法を知ることができるかもしれません。
家庭聖書研究
また、聖書の研究は、パチンコ中毒に対処するのに助けになると思います。エホバの証人に自宅に来てもらって、基本的な聖書の知識を学ばれるのはいかがでしょうか。家庭での聖書のレッスンも集会や大会の出席も無料です。
Our new Kingdom Hall by msprague エホバの証人の王国会館の集会の出席は無料 私は、エホバの証人の聖書の解釈すべてに同意してはいませんが、エホバの証人との聖書の研究により、神と聖書に対する信仰を培い、聖書の基本的な教理について学び、神の律法や原則に対する敬意を学ぶことができると思います。エホバに証人に頼んで、ギャンブルについて聖書がなんと述べているか教えてもらうこともできます。
ギャンブル依存対策本
ギャンブル対策本を読むことが、ギャンブル克服の助けになるという人もいます。多くの精神科医がギャンブル対策本を出しています。ネットで検索して読んでみられるのはいかがでしょうか。
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パチンコ中毒(2)−パチンコ中毒者の抱える問題と克服する助けパチンコ中毒者のメンタルヘルス問題
ギャンブル中毒は、他の精神障害との合併が多く見られます。感情障害、ADHD(注意欠陥/多動性障害)などの頻度が高いことが報告されています。赤城高原ホスピタルの病的賭博というサイトによると、ギャンブル中毒者の気分障害合併率は、32-76%という高率です。ですから、パチンコ中毒者にうつ病の人の割合が高いと考えられます。ストレス関連心身症(高血圧、消化性潰瘍、片頭痛など)を合併することがあります。 Pachinko Pros by neekoh.fi パチンコ中毒者はうつ病などの感情障害精神障害を合併していることが多い ギャンブル中毒克服支援組織GAの考え方
GA(ギャンブラーズ・ アノニマス)に参加した人に特定の宗教を信仰するよう勧めたり、どこかの団体に所属してもらうといったことはないと、GAのサイトにあります。 ギャンブル中毒になりやすい性格的要因
GAは、ギャンブル中毒になりやすい性格があると考えていますが、その中に感情的な不安定があります。
GAのあるメンバーはギャンブルをしていない間は、いらいらしていて、怒りっ ぽく、欲求不満で、優柔不断で、人間関係は絶えずうまくいかないという状態だと述べています。
このためギャンブル中毒者は「やっている」ときだけしか感情的に快適だと感じられません。GAメンバーが次のように言うのを聞くのははめずらしいことではありません。「本当に自分の居場所にいるのだと実感できるのはギャンブルをしているときだけだった。そこにいれば、安心で、心地よかった。できそうもないことをやれと言われることもなかった。」
GAは、身につけるべき理想的な特質を目標にかかげています。そして、GAのミーティングの定期的な出席によって、性格を少しづつ変えていき、やめていくように努力を払っています。
ギャンブル中毒者を援助するエホバの証人
聖書は、ギャンブルを非としています。エホバの証人と聖書を研究してギャンブルをやめた人も数多くいます。
エホバの証人の王国会館 エホバの証人はギャンブル中毒者を聖書を用いて援助している 聖書は、私たちに神に依り頼むよう勧めています。聖書は思い煩うことなく、いつも神に祈りによって願いを述べるようにと勧め、そうすれば、神の平和が私たちの心を保護してくれると述べています。(フィリピ4:6,7)
誰もが、自分で対処しきれない問題に直面するのは人生の現実です。日本は、一般的に宗教のもたらす益を認めませんが、感情的に不安定な場合に、心の平安を求めて神に頼るのは、賢明な方法だと思います。また、同時に聖書は私たち人間が見につけるべき望ましい性格を示しています。(ガラテア5:22,23)聖書は大いにパチンコ中毒克服の助けになります。
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パチンコ中毒(1)−日本の現状と中毒者を助ける組織日本は、ギャンブル大国になっています。日本のレジャー関連の代表的統計『レジャー2010』によれば、パチンコの参加人口は1720万人で、2009年の市場規模は21兆650億円に上りました。あるデータによると日本人は過去20年で540兆円をパチンコに費やしました。その金額は、2011年度の国家予算(92兆円)の約6倍です。
2009年の厚生労働省による調査結果によると、日本の成人男性の9.6%、女性の1.6%、全体平均で5.6%がギャンブル依存症です。これはアメリカの0.6%、マカオの1.78%などと比較して極めて高い数値です。この年の国勢調査推計からすると、男性は483万人、女性は76万人、合わせて559万人がギャンブル依存症と計算されています。あるギャンブル依存症のカウンセラーは、パチンコでの借金による自殺者が年間3000人から多くて10000人ではないかと考えています。
多くの日本人がパチンコ中毒になって大金を散財している 台湾や韓国ではパチンコ禁止
1994年台湾の台北ではパチンコ店が法律で禁止になりました。韓国では、2006年に韓国版パチンコメダルチギを全廃にしたそうです。その後、韓国では消費が伸びているようです。
パチンコ中毒に陥っている階層
日本では、病的賭博の問題に陥っている人の約半数がパチンコ中毒であり、近年は女性や年金受給者でパチンコ中毒に陥る人が増えていると言われています。また、東日本大震災の被災地でパチンコ店が繁盛しているという事実があるようです。
パチンコ依存のもたらす社会問題
パチンコ中毒でさまざまな社会問題が生じています。パチンコを続けるために、借金を抱え、多重債務、破産に陥ることがあります。(箴言22:7)また、パチンコ中毒者が仕事や家庭をないがしろにして失業や家庭崩壊に陥ったり、また自殺する人もいます。また、パチンコ資金を得るために犯罪に走る場合もあります。
パチンコ中毒は、子供にも深刻な影響を及ぼします。パチンコ中毒によって、主婦であるなら、家事をなおざりにする場合が多いです。(箴言31:27)また、夫であれば、パチンコ店に入り浸って家族と時間を過ごさなくなる人が少なくありません。そのため、パチンコ中毒者と配偶者との関係が冷え込むことになります。子供はそうした関係を目の当たりにして育ちます。両親はそれぞれパチンコをすることやパチンコ依存者が引き起こす問題に対処することで頭が一杯で、子供に目が向かなかったり、子供に八つ当たりすることがあります。(コロサイ3:21)このような境遇に置かれた子供は成人後、対人関係障害、抑うつ、親としての機能障害、依存症などの問題を抱えることがあります。
また、学校に行かずパチンコ店に入り浸る学生も少なくありません。パチンコ中毒者は、はじめに自分の収入や財産を注ぎ込みますが、それが底をつくと親や配偶者の収入や財産に手をつけるようになります。さらに、消費者金融などに借金を作って取り立てにあい、配偶者に経済的精神的な負担がかかり、配偶者がうつ病などの精神疾患を抱えることがあります。
パチンコ中毒は麻薬に例えられる
パチンコ中毒者は、一定のリズムで電子音と共にコインが溢れ出てくる時に、最高の恍惚感や充実感を得ます。研究によると、大当たりした時、中毒者の脳でモルヒネに似た作用をする脳内麻薬様物質β(ベータ)─エンドルフィンの分泌量が増加します。ある意味では麻薬中毒の状態です。
多くの人は大当たりの際の興奮と恍惚感の中毒になっている ゲームセンターでの若者のパチンコ中毒
風適法という法律によってパチンコ店には18歳未満の立ち入りが禁止されています。しかし、ゲームセンターには時間帯の規制はありますが、18歳未満の立ち入りは禁止されていません。多くの若者はゲームセンターでパチンコに夢中になります。 1989年、東京で、GA(ギャンブラーズ・ アノニマスGamblers Anonymous)が誕生しました。「アノニマス」には、「匿名の」という意味があります。GAは無名の強迫的ギャンブラーとして、それぞれの人が参加する自助グループです。GAの目的は、ギャンブルをやめることであり、ほかの強迫的ギャンブラーもギャンブルをやめることを手助けすることです。現在、45都道府県で136のGAグループがあり、活動を行っています。家族や友人も出席できるミーティングもあります。
多くの人が、GAのミーティングがパチンコ中毒の克服に有効だとして、その会合に行くことを勧めています。GAは、最初はアメリカのクリスチャンによって始まりました。それで、GAは基本的にキリスト教がその考え方の基礎にあります。GAは、神に頼ることにより、また仲間との支え合いによって、ギャンブル中毒を克服し続けようとしています。GAは、ギャンブル中毒が精神的霊的な病気だという認識を持っています。GAはギャンブルをやめるため、あらゆる種類のギャンブルを一切やめる必要があると考えています。非営利団体で、100円か150円の低額で冊子を発行しています。
GAの宗教的信条とわたしが聖書について信じていることは、すべて一致しているわけではないと思いますが、パチンコ中毒を神に頼ることと相互の励ましあいで克服しようとしていることは、基本的にいいことだと思います。また、GAは神との関係がギャンブルの克服に助けになることを示しています。
別の援助組織
認定NPO法人ワンデーポートは、一年もしくは二年入所することによって、ギャンブル中毒者を助ける回復支援施設です。このグループは、GAとは違った問題の取り組み方をしています。例えばグループミーティングで益を得られない人もいると考えています。ギャンブルについてGAとは違い病気だとは考えていません。ワンデーポートは、グループセラピー、個別相談を通じ、中毒者を助けています。また、ギャンブルに問題を抱える人に個別に対応し、就職支援をしています。
エホバの証人 エホバの証人は、大会や集会、家庭聖書研究、出版物を通して聖書が賭け事を非としていることを人々に教えています。
次回も、パチンコ中毒について取り上げたいと思います。
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うつ病(18)−親としてうつ病の子供を助けるどうしたら力になれますか「うつ病の子どもは助けを必要としていても,自分から助けを求めることはできない。大人の側が問題に気づき,それを真剣に受け止める必要がある。それが難しい点だ」。―マーク・S・ゴールド博士。
医療上の助けを求める 大人のようには若者に抗うつ剤が効かないことを示す研究もあるとは言え、十代の若者に関する別の研究は、抗うつ剤とカウンセンリングの両方で対処すると多くの若者が、うつ状態からかなり回復することを示しています。いずれにしても、大切なのは問題があることを認めて親子で問題に取り組むことです。
イエスは病気の人に医師が必要だと言われました。(マタイ 9:12)専門家はその問題に専門的に取り組んでいるのですから、その専門的知識から助けが得られることもあります。医師によっては親子関係や家庭環境まで改善するように助けようとする医師もいるということです。そうした客観的な助けも、役立つかもしれません。
しかし、不勉強の医師もいるかもしれません。親は、ネットや本で情報を集め、薬剤の副作用についても情報を取り入れるようにし、抗うつ剤や抗不安薬を盲信しないことも必要でしょう。また、医師のセカンドオピニオンを求めることもできます。
子供に対する接し方 聖書は親の接し方で、子供が「気落ち」することがあることを示しています。(コロサイ3:21)また、私たちの言葉がそれを聞く人の感情を傷つけたり、憤慨させたりすることがあることを聖書は示しています。(箴言12:18;15:1)親が子供に対して批判的でいつも子供の欠点だけに注目していると、子供はうつ病になるかもしれません。子供に対して感情にまかせて自制心の欠けた言葉を投げかける習慣に陥っていないでしょうか。聖書は人間すべてが口で罪を犯すことがあることを述べています。(ヤコブ3:8-10)エホバ神に見習って子供に対する愛を言葉と行動で表現するようにしましょう。(ルカ 3:21,22)
子供の感情的安定に貢献する夫婦の関係 さまざまな研究は、子供は親が争いあうところを見て育つと、うつ病になりやすいことを示しています。子供は親が争いあうのを見ると、自分の世界が壊れたように感じるでしょう。夫婦は自分たちの率直な話し合いをさほど気にしていなくても、子供にとっては大きな不安の原因になるかもしれません。それで、夫婦は、自分たちのためだけでなく、子供の健全な成長のためにも、子供の前で感情的になって争い合うことのないよう、気をつけることができます。夫婦は自分たちだけで話し合って、子供の前では、できるだけ意見が違っているところを見せないようにする努力が必要かもしれません。(エフェソス4:26)
父親の役割 日本では、とりわけ子育ては、母親の仕事になりがちです。家庭が父親不在で母親だけが、子供と会話をしているという状況が少なくありません。しかし、多くの研究は、子供の健全な社会性の発達のために、父親が大きな役割を果たすことを示しています。つまり、子供が父親と良い関係を持っていることは、子供が精神的感情的な安定を保ち、社会性のある人となるのに助けになるということです。
Father and Child by mrhayata 子供の感情的な安定のために果たす父親の役割は大きい 聖書も父親と母親の両方が子供に諭しを与えるべきことを述べています。(箴言1:8;6:20)ですから、子供の健全な成長のために、父親は子育てを母親任せにするべきではありません。父親も子供の教育にかかわることが必要です。それで、父親は、仕事に時間をとられるに任せるのではなく、子供と会話をするために時間をとるように心がけることが必要です。
父親との離婚を考えている母親は、子供の感情的な安定のために父親の役割が大きいことを銘記する必要があるかもしれません。子供のために離婚を避けることができないかどうか考慮することができるでしょう。子供の情緒的安定のためにも聖書的根拠のない離婚をできるだけ避けましょう。(マタイ5:32)
どうしても離婚になる場合は、可能であれば、子供が父親と接する時間をできるだけ取るようにすることができます。父親と母親のどちらも子供と接する権利がありますし、また子供の健全な精神的成長のために、多くの場合、そうすることが必要です。
食生活を見直す 子供は、自分で食生活を直すことはできません。なぜなら、子供の食生活を決定しているのは、多くの場合、親だからです。多くの研究は、たんぱく質を含め栄養豊かな食事が欠ける場合、うつ病になりやすいことを示しています。
聖書は母親が家の者に食事を準備するために主な役割を果たすことを述べています。(箴言31:14,15)母親は栄養豊かな食事を提供することによって家族の身体的精神的健康にまで心を配ることができます。
子供の精神的健康のために時間をとって栄養のある食事を準備しましょう 短時間で調理を済ますことのできる栄養価のないレトルト食品、冷凍食品、ファーストフード食品などに頼って、結果として栄養価のない食事になっていないでしょうか。とりわけ、最近の野菜は昔の野菜と比べてビタミン、ミネラルなどの栄養価が何分の一にも減ってしまっているようです。それで、できるだけ栄養価が高く安全な有機無農薬の野菜を食生活に取り入れるようにしましょう。野菜を食生活に取り入れることは、少しの余分の手間を意味しますが、子供の健康に寄与します。
また、男の子の場合は特に、魚油がうつ病を緩和することを示す研究もあります。それで魚を食事に取り入れましょう。
子供の支えになる
子供がうつ病の場合、エホバに依り頼みつつ、最善を尽くして子供を支えましょう。聖書はクリスチャンに,「憂いに沈んだ魂に慰めのことばをかけ(る)」ようにと諭しています。(テサロニケ第一 5:14)抑うつ状態の若者が,自分には価値がないといった感情にとらわれているなら,「思いやり」を示して,感情移入をしましょう。(ペテロ第一3:8)パウロは,「泣く人たちと共に泣きなさい」とクリスチャンに勧めています。(ローマ 12:15)子供の話を耳を傾けて聞くことが子供にとって大きな助けになるかもしれません。子供にとって親のあなたは大きな助けになることでしょう。
最善を尽くした後はエホバにゆだねる
うつ病はある場合、身体的な病気のひとつです。アダムから受け継いだ不完全さのために誰でも病気になり得ます。また、聖書は多くの敬虔な親の子供が神に信仰を持たず、不敬虔であったことを示しています。子供に教える点で良心的に行なっても、子供は神への信仰を持たない時もあります。その子供に受け継がれた遺伝的な特質や周囲の不敬虔な社会の影響のために子供が聖書に信仰を持たず、反抗的になって、結果としてうつ病になることも考えられます。親ができるだけのことを行なっても、子供がうつ病になるということはあるでしょう。親が祈りつつ子育てに最善を尽くしたならば、それ以上はエホバは求めておられません。エホバの憐みに委ねましょう。
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