さらなる強敵を迎え撃つため敵だった相手と手を組む⇒いつのまにか仲間になる、みたいないわゆる「ジャンプシステム」が少年漫画の大きな見どころだったりすると思うのですが、そういった「結託」の部分と隣り合わせに、仲間同士の「決別」シーンもまた、少年漫画のアツい見ドコロとして欠かせない要素なのかなあって思います。
それは、「死別」による「決別」ではなく、互いにどうしても譲れない信念みたいなものが衝突し、結果、袂を別ってしまうというものです。
今回は、そんな切なくもアツイ展開に高揚感が高まる少年ジャンプの「決別シーン」にスポットをあて、語ってみたいと思います★☆
【譲れない思いを賭けた決別】ウソップ×ルフィ海賊団
『ワンピース』より
もはや修復不能となったメリーとの別れを決断したルフィに対し、思い入れが強く、ずっとともに冒険を続けてきたメリー号を切り捨てることがどうしてもできないと考えるウソップと意見が衝突。ルフィとの決闘へ。
そして、敗北したウソップはそのままいったん、ルフィたちのもとから離脱してしまいます。
リーダーとして、ときには非情でつらい決断をしなければいけなかったルフィと、これまでずっと一緒にやってきた「大切な仲間」を切り捨てることがどうしてもできないと、保身を顧みずリーダーの決断に楯突くウソップ。
結果として、ルフィの決断はキャプテンとしては間違っていなかったわけですがこのウソップの反逆行動があってこそ、メリー号の魂は救われたのだと思うし、つまりウソップの決別劇はメリー号にとって供養の儀式として、ルフィ海賊団の中でも大きな意味を持ったんじゃないのかなっていう気がします。
【避けがたい決別】黄飛虎×聞仲
『封神演義』より
妲己の策略により、大切な家族を失い、朝歌を見限った武成王・黄飛虎。
そして、妲己を悪と認めつつも殷王家を守るべく飛虎との対立を決意した聞仲。
飛虎への友情を感じつつも、優先すべきは殷王家の存続。
それを阻むのであればたとえ旧知の友人であれども容赦はしない。
こうして聞仲、仙界大戦では善戦し、太公望側に苦戦を強いる強敵となって再登場します。
yukuは子供だったので、はじめて封神演義を読んだときは、聞仲vs飛虎の対立の構図がいまいち釈然としませんでした。
しかし、どうしても譲れないものがあってそのためにはたとえ、唯一信頼のおけたかつての友人に刃を向けねばならなかったとしても孤独な戦いに身を置かなければいけないこともある。
戦いのさなか、聞仲が放った「私はだれも信じない」という台詞が重く響きます。
【守るべきものの分岐点】フーゴ×ブチャラティ一味
『ジョジョの奇妙な冒険 第5部』より
トリッシュを守るため、ボスからの離脱を決断したブチャラティ。
ブチャラティの志に付き従うもの、トリッシュの身の上に自分を重ね、ブチャラティ側につくもの、そして、フーゴのように保身をとる者。
切ないですが、これはなるべくしてなった決別であり、ブチャラティとしても全員を連れて行く気は毛頭なかったはずなので、フーゴの離脱も覚悟の上だったのでしょう。
これは仕方ないですよね…
【恩人との決別】宗次郎×志々雄
『るろうに剣心』より
あの雨の日、殺されかけた宗次郎を救ってくれたのは、志々雄のくれた一振の脇差と、「所詮この世は弱肉強食」という言葉。
しかし、「一度や二度の戦いで答えがわかるのであればだれも苦労はしない、本当の答えは自分自身で見出すもの」といった言葉を剣心から与えられ宗次郎は決意します。自分の足で真実の答えを見つけに行こうと…
そして、決別の証として、今までずっと大事に仕舞っていた志々雄からもらった脇差を返すことにします。
で、それを由美から手渡された志々雄の放った台詞がめちゃ痺れます!
「所詮誰一人としてこの俺の強さについてはこれないという訳だ!!」
……ccoさん、かっこよすぎでした。
しんみりするとか一切ないし。
十本刀の戦力が削がれたとかそういった未練も微塵もなく…
宗次郎との絆であった脇差を躊躇いなく握り砕きます。
切ない決別でしたが、一方でめちゃめちゃ高揚感のあるシーンでした。
【進む道は違っても・・・】アレン×黒の教団
『D.gray-man』より
自分の中のネアと白黒を付けるべく、教団との決別を決意するアレン。
後を追ってきたリナリーに「行ったら私たち戦わなくちゃならなくなるんだよ」と止められますが、「エクソシストであることは変わらないし、みんなのいる教団は大好きだよ。進む道は違っても、それは変わらないから」とをリナリーに告げ、方舟のゲートをくぐり去ります。
アレンと言えば、これまで教団に身を置きながらもノアやAKUMAとどっちつかずな態度だったのですが、そしてそれにより孤立しがちな要素もあり、仲間たちからも心配されていましたが、果たして自分の中のノアときちんと白黒をつけて再びリナリーたちのもとへ帰ることは叶うのでしょうか。
必死でアレンに行かせまいと縋るリナリーの姿は涙を誘います。
とりあえずこんなかんじです!
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新居はいかがですか?今日はー(*^_^*)
yukuさんの取り上げられるテーマはいつも鋭くて、お話にも説得力がありますね。
Dグレ以外の漫画についても勉強になります。
「別れ」ほど辛いものはないけど、それを通過するからこそ 次へ進めるんですよね。
少年漫画は「成長」こそが醍醐味ですv
2011/10/17(月) 午後 4:48
キャンピーさんんん!!!
コンバンワ☆
ま・・まさかyukuの新居のことまで
お気にかけていただいていたとは・・・!
光栄の極みです!
なかなか段ボールが片付かずです。。。
近隣の偵察は自転車でおもに行っております。
キャンピーさんに記事をほめてもらえるとは
うれしいです♪♪
Dグレもキャンピーさんほどではないですが
ちょっと語ってみました^^
「成長」こそが醍醐味ですか!
そうですね、別れはつらいですが
おっしゃるとおりだと思います(;O;)
2011/10/17(月) 午後 10:28
こんばんは(゚∀^)ノ
こんな素敵なラインナップ〜〜〜
名シーン思い出して、楽しませてもらいました
yukuさん記憶力いいですね❤
ウソップとルフィの一騎打ちと、メリー号との永遠の別れは号泣ですね
「封神演義」も好きでした
聞仲を改心させて、黄飛虎が封神されるんですよね
2011/10/27(木) 午後 9:51
リリィさんコンバンワ♪♪
楽しんでいただけて何よりです★☆
yukuもラインアップしていて楽しかったでした。
漫画に関しては記憶力任せてください^^
yukuの半分は漫画でできております。
といいつつ忘れてる漫画も結構あったりしますが。。。
ワンピは号泣の宝庫です(涙)
「封神演義」はアツい漫画でした。
聞仲は結局たくさんのものを失い
あれほど固執していた殷も守れず
悲劇の人でした。。。
2011/10/27(木) 午後 11:06