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こんにちわ
yukuです!
実は『帝一の國』に関しては、ジャンプSQにて連載開始された当初から目をつけていた作品で、細々とではありますがファン歴が長かったりでイロイロと感慨深かったりします。
いやしかし、連載1話目から早速ホモホモしさ全開で「腐要素」的に大きなポテンシャルを感じてはいたものの、果たしてこの作品はおおっぴらにそういう楽しみ方をしてよいのかどうか、まあ若干の躊躇いはあったワケですが…このたびの実写映画化で思いのほかあからさまにそっち方面へ狙いを定めてる感じだったのが含蓄みあったりしました。
※ちなみに1巻2巻同時発売時のコミックス感想記事はコチラ
(遡ること実に5年前とか…ウッ文章が幼いorz)
というわけで本編感想行きます!限られた尺の中でかなりうまくまとまってたようには思いますが、やはり合宿編や2年生編(会長争奪戦)がカットされたことで、原作ほどの「派閥闘争萌え」感は薄まってしまっていたように思います。
というより帝一×光明推しの私としては個人的に帝一vs菊馬による光明争奪戦がカットされたのが切なかったです(アッでも批判してるワケじゃなく、作品の全体的なバランスで考えるならこの取捨選択がベストだったように思いますので、いち光明贔屓の戯言として流してください!)
そして帝一と氷室先輩の絆が深まった合宿編オールカット及び、父親同士の因縁関係を知ってからの氷室先輩葛藤シーンが大幅に削られてしまっていたことについては何というか…氷室×帝一(ヒム帝)派の方ドンマイって感じでしたねー。
映画では菊馬如きの口八丁に乗せられ、感情のまま、あそこまで忠誠を誓い氷室票の為に尽力してきた帝一をバッサリ切り捨てたあの流れはあまりにもハイテンポすぎて、まあ恐らくパパっと手っ取り早く氷室を賊軍(ヒール)に仕立てあげることにより、森園派による下剋上展開を劇的に痛快に見せる意図があったのかとも思いますが…ウーン…氷室先輩…(泣)
あと大鷹弾の反撃のくだりは個人的にめちゃんこ好きなシーンだったので、できれば原作シチュのまま再現してほしかった…!!!
ちょっとアッサリしすぎやしませんでした???
あの、大輪の花火がダイナミックにドーンドーンと打ちあがる綺麗な夜空の下、すべての理不尽と閉塞を蹴散らすが如く、決意の拳を振り上げてからの、森園先輩への固い握手…っていう最高に絵になるシーンをね…ちょっと期待してたので…
さて、映画版ヒムローランドさん小物化の件についてはこのくらいにして…
帝一×光明(帝光)推しとしては何かと優しい展開だった今回の映画版、っていうかむしろ原作よりも帝光色が強かったというかコレ映画製作サイドに絶対帝光派おるやろというくらいあからさまだった部分もあってその点では大変満足度は高いものの、個人的には光明がその…ちょっと男の娘しすぎててカマっぽかったのがね…(俳優さんファンの方すみません)
いや原作光明もあんなもんやろと言われればそうなのかもしれませんが…個人的には敢えてもう若干、凛とした聡明な男の子らしさを出してほしかったかなって思ったりもしますがコレも推しキャラに対する個人的な好みに過ぎないので聞き流してください。
帝一の執着が「光明>美美子」っていう、こう…映画ではカットされがちな小ネタ設定も思いのほか忠実に再現されてたのもまた、映画製作陣による、ただならぬ帝一×光明プッシュを感じました。
ただ小ネタに走りすぎてちょっと映画っていうよりお芝居感(しかも小劇場風)は否めず、まあそういうのが好きな人も少なからずいるのでしょうが、ちょっと個人的に鼻についたかな。
特に帝一と父譲介の海帝模試答え合わせのとことかモロに小劇場のノリで、ウーン面白かったといえば面白かったんですが、若干浮き気味だった感じはします。
そして出だし一見改悪かなとも思えた菊馬の家庭環境掘り下げは、原作では覗い知ることができなかった菊馬の悲哀を見いだせたことで、帝一と菊馬の因縁関係に奥深さが出てよかったと思います。つまり菊馬×帝一推しとしてもオイシイ展開だったのかなと…
あと前述した光明争奪戦オールカットにより光明ヒロイン要素が薄まってしまったのが光明推しとしては残念とはいうものの、逆に映画版光明の「黒幕感」がすごくよかったりしました。
帝一の「マリオネット(あやつり人形)…キミたちのことだよ」という映画版オリジナルの締めくくりによって気付かされるのが、「勝つ」ために必要なのは「金」でも「知力」でも「情報力」でも「根回し力」でもなければ、ましてや「正義」や「人望」でもない、じゃあ何か…というとそれは「最後までブレない」ということ。
怒りなどの感情に任せて自らの野心を鼓舞したり、友情によって心動かされたり、周りからのプレッシャー(重圧)によって自分を追い込んだり、そういうものを超越した「ブレなさ」…そうした帝一の本質を最後の最後まで見抜き通していたのは実は光明だけだったというのが、終盤の合唱シーンなどから覗えます。
あの用心深く帝一には猜疑的だった菊馬や、洞察力に優れた森園先輩ですら、さすがにあのクライマックス投票場での帝一×弾の握手を目の当たりにしてまで帝一の大鷹弾への友情を疑える術もなく、その瞬間にからくも帝一のマリオネットとなり下がったワケですが…光明だけがそうはならなかったというところに、光明の右腕としての黒幕感を原作以上に見出していた次第です。
というわけでまとめると今回の映画では、、、
▼美味しかったのはやはり帝一×光明
いわずもがな
菊馬×帝一
菊馬の家庭環境が明らかにされたことで、より因縁関係に深み
譲介×帝一
投獄展開で深まる父子の絆&模試答え合わせの息ぴったりコント
▼逆に割を食ったのは…氷室×帝一
ていうか氷室先輩のイメージダウンが気の毒なレベル
森園×弾
例の後夜祭(原作)握手シーンがあっさりしすぎてて…そして合宿時みんな票をかけて争ってる最中の図書館でコッソリと将棋を指すあの背徳感が共犯者的でよかったのにオールカットだったんで…つまり2人の「絵になるシーン」がまるまる削られてるんですよね…
光明総受
これはやはり光明争奪戦オールカットだったので…尺的にやむなしとはいえ無念
![]() ![]() ![]() あと余談でどーでもいいですが、校長役の人がまんま原作通りなのがワロタです。
そしてなにげに6組副ルーム長の佐々木君も再現度高かったですね。まあ彼の場合、ほとんど出番なかったですが…
こんな感じで感想は以上です!
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