Fin de siècle

ファン・ド・シエクル 繁栄と退廃

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 明けましておめでとうございます。今年はポール・フィッシャーからはじまります。どうぞよろしく!
 
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ヘレルプの家族の家でピアノを弾く画家の娘 by ポール・フィシャー(Paul Fischer)
The painter's daughter playing the piano in the family's home at Sofievej in Hellerup (Bruun Rasmussen)
 
ちょっとポール・フィシャーらしくない作品?だけれど、自宅のあるヘレルプ(ヘレラップ)の一室。
 
ポール・ギュスターヴ・フィッシャー(1860−1934)はデンマークの画家。昨年記事にしたハンマースホイ(1864−1916)やカール・ホルスーウ(1863−1935)より知っている作品が多い画家。
 
 
カール・ホルスーウ、ピーダ・イルステズ、ハンマースホイの作品記事リンクはこちら
XAI Vilhelm Hammershøi ヴィルヘルム・ハンマースホイ
 
あとで思ったのだけれど、カール・ホルスーウとポール・フィシャーの室内の作品は、とても似ているものが多い。
 
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居間にいる画家の妻ダグニー by ポール・フィシャー(Paul Fischer)
The artist's wife Dagny in the living room. (Bruun Rasmussen)
 
こちらは画家の妻。ピアノを弾いていた娘と同じ室内で描かれています。居間にあるピアノ。ハンマースホイやカール・ホルスーウの描いていた小型のチェンバロ、スピネットとは違い、僕たちの家にあるアップライトピアノと同じ形。
 
僕のイメージでのポール・ギュスターヴ・フィッシャーの作品といえば、当時のファッションを着飾った女性たちや紳士が、ストリートや市場なんかでの風俗的なスタイルを描いていた作品が思い浮かびます。
 
ハンマースホイやカール・ホルスーウ、ピーダ・イルステズが描いていない室外の人間たちの作品が多いです。
 
この19世紀のデンマークの画家たちは、それぞれに独特の様式で主張しているようで、フランスの印象派とは違った身近な生活観が見えてくるようです。
 
たとえば印象派では花屋が描かれていたとしても通りの女性が主役になるところを、ポール・フィシャーの作品では、通りの美しい女性よりも花屋の方が主役だったり。
 
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コペンハーゲンでのクリスマスの喧騒 by ポール・フィシャー(Paul Fischer)
Juletravlhed på Østergade (Strøget) i København 1886
 
1891年から5年間パリに滞在。初期の頃は都会の生活を描いていたというポール・フィシャーですが、この頃の作品は美術館所蔵のものもあって、鑑賞する機会が多いです。
 
ルノワールの作品に登場するような女性たち。パリでもコペンハーゲンでも女性の流行は変わらないようですが。
 
こういう作品ばかりを目にしていたので、画家の妻、娘が描かれている室内画は新鮮に写りました。しかし好きな作品と言われれば、こちらの室外の作品に限られます。
 

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