|
白川郷と一緒にユネスコ世界文化遺産の指定を受けた合掌造りの集落五箇山の集落の一つである菅沼集落をゆっくりと一回りしました。 白川郷の造りと少しだけ違うような感じ、こちらの方がさらに豪雪地帯のためか屋根の勾配が少し急なように感じました。 集落の中心部には民族館のような建物がありその前庭には世界遺産登録記念碑も造られていました。 近くには大きな家が点在し、観光客の姿も多く見られました。 各家々の脇にはヤマからの冷たい水が引かれ、観光客の喉を潤してくれていました。 井戸のそばには池があり大きな鯉がすいすいと泳いでいます。 昔母親の実家に行ったとき、やはり家の前に大きな池があり、山から流れてくる冷たい水がおいしくてしょっちゅう池の周りで遊んでいたことを思い出しました。夏に行くことが多かったので、スイカをはじめ採りたてのきゅうりやナス、トマトも池の中のかごに入れられて冷やされ、夜には叔父さんが池から網で上げてきた鯉の料理をいただいた懐かしい思い出がよみがえりました。今は叔父もなくなり訪れることも少なくなりました。 狭い集落の道沿いには小さなお土産屋さんや食堂があり、店先には、昔懐かしい蓑やケラ、そして藁草履などが飾られていました。 建物の裏に回ると、やはり萱屋根の建物を維持していくのはかなり難しいのか、下の方にはトタン屋根があったり、少し屋根が傾いたりしているのが見られました。 稲が実り、間もなく稲刈りが始まるであろう、合掌造り集落の素晴らしい光景を頭に描きながら、村の細い道をさらに回って行きました。
大きなお家の縁側が解放されていて、そこには所狭しと細かな手作りの小物がいっぱい並べられています。ダイコン・かぼちゃなどみんな布で造られたもので装飾用のお土産です。お店番をしていた方に伺いました。「みんなここで造られているんですか?」と、そうしたら、「今は造っているゆとりがないので仕入れてきて並べています。」とのこと、お家の管理、畑や田んぼの仕事をしたほかに、観光客の相手をしていたのではゆっくり手仕事をしている暇などありませんよね。お家は合掌造りで、昔からの物でも、家庭生活は近代化していないと大変でしょう。この辺にも世界遺産の維持管理の大変さがうかがえます。
縁側いっぱいに広げられたお土産物、結構売れているようです。 村の中を一周し、駐車場へ戻ろうとしたとき、通りかかった集落のはずれの田んぼの脇に小さな小屋が2つ、ここの屋根も萱ぶき屋根でした。稲を精米する小屋なのか、あるいは農機具を入れている小屋なのかはわかりませんが、このような小さな小屋も世界遺産の一つなのでしょう。本当に集落の維持管理の難しさを知らされた、菅沼集落の探訪でした。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用







